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 葡萄の接木 葡萄の接木2021年 2008年成長記録  

葡萄について


葡萄は実は良くなるのですが、雨が多い日本では品質の良いものを作るのは難しいと言われます。植えて数年は病気があまり出なくても、何年かすると果実が黒く変色し腐る晩腐病や黒い斑点の出る黒とう病が発生するようになる事が多いようです。一度この病気になると毎年続け発生するので、食べられる状態の実を収穫出来なくなることはもちろん、若葉に黒い斑点が出る黒とう病が発生し、木が生長しないで植えたままの状態になってしまう事もあります。
これらの病気は雨により活発に増えますので、雨があたらないようにするか、病原菌がいない状態になるようせっせと消毒する必要があります。雨があたる環境では、このような病気に強い品種を選択し、石灰硫黄合剤やボルドー液で消毒するのが最低限必要な作業と思われます。
宮菜園では、消毒は行わず又袋かけも不要になる様、雨があたらない様にする方法を目指しています。 

種類

品種名 特性等
イタリア 緑色の20g程度の実がなる様。現状詳細は不明。 品種登録無し。
ウルバナ 紅色 3〜5gの小粒の実。熟期は9月中旬で、果肉がしまり貯蔵性が良い。 品種登録無し。
ウインク 薄紫色の実。熟期9月中旬ごろ。皮ごと食べられる品種。 品種登録NO 6149 ,品種登録日 1998/03/09、消滅日 2003/03/11
オリエンタルスター 黒色の 10g程度の大粒の実。熟期は9月中旬ころ。 品種登録NO 14914 ,品種登録日 2007/03/02、消滅日 30
甲斐路 薄紅色 8〜16gの実。熟期は9月中旬〜10月初旬で、品質極上。 品種登録無し。
甲斐ノワール 紫黒色の1.4g〜2.4g程度の小粒の実。熟期10月上旬頃ブラック・クイーン種にカベルネ・ソーヴィニヨン種を交配し、山梨県が開発した赤ワイン用品種。 品種登録 NO 3118 ,品種登録日 1992/06/16、消滅日 2010/06/17
キャンベルアーリー 黒色の 6〜7gの中粒の実。熟期は8月中旬で耐病性最高クラス。台木として利用。 品種登録無し。休止中
巨峰 黒色の 11〜12gの大粒の実。熟期は8月中旬〜9月中旬。花振るいをし易い。 品種登録無し。
クインニーナ 赤色の17g位の実。 熟期は8月下旬〜9月上旬。種無し可。 品種登録無し。
甲州 薄紫の 3〜6gの小粒の実。熟期は9月下旬〜10月中旬で輸送に強く保存性良。 品種登録無し。
ゴールドフィンガー 細長い緑色の実が。熟期は8月末ころで皮ごと食べられる品種。品種登録NO 3406 ,品種登録日 1993/03/10、消滅日 2011/03/11
シナノスマイル 薄紅色の 15〜18gの大粒の実。熟期は9月中旬〜9月末の甘みが強く日持ちの良い品種。 品種登録NO  4598 ,品種登録日 1995/08/17、消滅日 2005/08/18
下村早生巨峰 黒色の 11〜12gの大粒の実。熟期は7月中旬の極早生品種。実止まり着色が良く栽培容易な品種。 品種登録無し。
シャインマスカット 緑色の11g〜12gの大粒の実。塾期8月末程度。耐病性があり、甘くマスカット臭がある優良品種。 品種登録NO 13891 ,品種登録日 2006/03/09、消滅日30 
スチューベン 黒色の 3〜5gの小粒の実。熟期は8月下旬で甘みが強く保存性の良い品種。 品種登録無し。 
セイベル9110 緑色の小粒の実がなる。熟期は8月初旬。 品種登録無し。
セトジャイアント 黄緑色の15g〜20g位の実。塾期9月上旬頃〜。 品種登録NO  1859 ,品種登録日 1989/03/27、消滅日 2007/03/28 ※期間満了
大玉露(ターユイル) 黄緑色のやや洋梨型の実M中国生まれの大果黄緑色の品種。完熟にて粒が離れるので、市場にはほとんど出回らない。熟期8月中旬ころ。 品種登録無し。
高墨 黒色のキョホウと同様の実。熟期は巨峰より早い。 品種登録無し。
タノレッド 赤色の10g程度の実。熟期は8月位。 品種登録無し。
玉しずく[大玉スチューベン) 日持ちが悪い、粒が離れる等で、市場にはほとんど出回らない。甘味は強く美味しい赤黒い品種。熟期9月中旬ころ。品種登録NO 2891 ,品種登録日 1991/11/19、消滅日 2000/11/21
デラウェア 紅色の 1.5〜2gの極小粒の実。熟期は7月初旬〜7月下旬の極早生品種。 品種登録無し。
天山 緑色の25g〜30gの巨大果。種無し処理により40gにもなる。熟期は9月初旬。 品種登録無し。
ナイアガラ 黄緑の 4〜6gの小粒の実。熟期は8月下旬で完熟すると独特の美味しさがある品種。 品種登録無し。
ネオマスカット 黄緑の 7〜10gの中粒の実。熟期は9月初旬で大衆的なマスカット種。 品種登録無し。
ネヘレスコール 緑色の中粒の実。巨大な房が有名。 品種登録無し。
ハイベリー 黒色の20g程度の粒の実。熟期9月中旬。 品種登録無し。
バッファロー 黒色の 3〜5gの小粒の実。熟期は7月下旬〜8月初旬の極早生品種。別名アーリー・スチューベン。 品種登録無し。
ハニーシードレス 黒色の5g程度の小粒の実。熟期8月下旬ころ。種無し。 品種登録NO  3459 ,品種登録日 1993/03/17、消滅日 2011/03/18 ※期間満了
ハニーブラック 黒色の10g程度の実。熟期8月下旬頃。 品種登録NO  3944 ,品種登録日 1994/03/14、消滅日 2012/03/15 ※期間満了休止中
BKシードレス 10g程度の中粒の実。熟期は8月初旬頃。 品種登録NO  20373 ,品種登録日 2011/02/15、消滅日 30
ピオーネ 黒色の約15g〜18gの大粒の実。キョホウより品質が良いというので人気が上昇中。 品種登録無し。
ビッテロビアンコ 黄緑の 6〜7gの中粒の実。熟期は9月下旬〜10月中旬の皮ごと食べられる品種。別名レディスフィンガー。 品種登録無し。
ヒムロットシードレス 緑色小粒の種無し早生種。とても病気に強い。 品種登録無し。
フジミノリ 黒色の約18gの大粒の実。熟期は8月中旬〜8月下旬。花振るいは少ないので、摘果必須。 品種登録 NO 919 ,品種登録日 1985/07/18、消滅日 2003/07/19 ※期間満了
ブラック三尺 黒色の約8g〜10gの中粒の実。熟期は10月初旬の最晩生品種。房が大きく豊産性。 品種登録NO 1983 ,品種登録日 1989/09/14、消滅日 2001/09/15
フレドニア 黒色系の甘みが強くラブラスカ臭のある実。 品種登録無し。
紅富士 紅色の大きな実。熟期は8月下旬頃。 品種登録無し。
紅伊豆 赤色の10〜18g程度の実。熟期9月ころ。 品種登録無し。
ベリーA 黒色系糖度が高く濃厚な味の実。9月中旬の晩生種。 品種登録無し。
峯寿(ホウジュ) 黒色の大粒の品種の様です。実が出来てのお楽しみ。 品種登録NO 61 ,品種登録日 1980/08/13、消滅日 1986/08/14
ポットレッドワン 黒色の小さな実。熟期は8月中旬頃。酸味の少ないヤマブドウ。 品種登録無し。
マニキュアフィンガー 細長いうす紫の実がなる。熟期は8月末頃で皮ごと食べられる品種。 品種登録無し。
ユニコーン 黒色の約13gの大粒の実。熟期は9月中旬。細長く皮ごと食べられる。 品種登録無し。
リザマート 鮮紅色の大粒の実。皮ごと食べられる高級品種。 品種登録無し。
リライアンス ピンクの小粒の種無しの美味しい品種。熟期8月下旬ころ。 品種登録無し。
ロザリアビアンコ 黄緑の 8〜14gの大粒の実。熟期は9月初旬〜9月中旬。品質が良い。 品種登録NO 1405 ,品種登録日 1987/08/07、消滅日 2005/08/08 ※期間満了
品種不明品、実生品、その他 岩倉さんちの黒色小型葡萄(2008年接木)、宮菜園実生、台木用品種テレキ5BB(品種登録無し)、無毛テレキ(品種登録無し)等を育てています。

接木、樹形
呼び接ぎ、緑枝接ぎ、休眠枝接ぎにより、以下の様な樹形で育てています。


植場所 台木 枝番号
駐車場 テレキ5BB テレキ5BB、無毛テレキ
植場所 台木 枝番号
駐車場 テレキ5BB シャインマスカット、峯寿
駐車場 テレキ5BB テレキ5BB、無毛テレキ
駐車場 自根   甲斐路
駐車場 自根   峯寿
駐車場 自根   ベリーA
駐車場 自根   ネヘレスコール
植場所 台木 枝番号
駐車場 テレキ5BB レディスフィンガー
駐車場 テレキ5BB   (ロザリオビアンコ)、紅富士、ハイベリー
駐車場 テレキ5BB (マニキュアフィンガー)、ゴールドフィンガー
駐車場 テレキ5BB   高墨
駐車場 テレキ5BB   ゴールドフィンガー
駐車場 テレキ5BB   (マスカットオブアレキサンドリア)
植場所 台木 枝番号
鉢植え 自根 紅伊豆
鉢植え 自根   ハニーブラック
鉢植え 自根   ハイベリー
鉢植え 自根 天山
鉢植え 自根   ブラックビート
鉢植え 自根   クインニーナ
鉢植え 自根   BKシードレス
鉢植え テレキ5BB   シナノスマイル
鉢植え 自根 イタリア



剪定の方法
葡萄の剪定は実を成らせるだけならそれほど難しくありませんが、枝を込みすぎないように間引くほか以下のような注意が必要です。

剪定の時期
晩秋か正月明けなるべく早めに選定を行わないと、3月頃になり切り口から樹液が流れ出します。遅くとも2月末位までに完了するのが望ましいです。ただ、剪定が遅れ一部の枝から樹液が出ても概ね致命的な結果にはなりませんので、それほど神経質に考える事もありません。

残す枝の長さ
葡萄は前年に伸長した枝から出る新芽に実がなるわけですが、葡萄の種類により前年伸長した枝を2芽程度残す短梢剪定、5芽程度残す中梢剪定、10芽程度残す長梢剪定があります。 これは木の勢力の違いにより、剪定後の枝の生長や実成を最適にする為です。 キャンベルアーリーは短梢剪定、ナイアガラは中梢剪定、キョホウやフジミノリは長梢剪定となります。種類により剪定方法が判らない場合、新梢の枝の伸び具合を見て決定します。太い枝が勢い良く伸びる場合長梢選定、弱々しい延び方の場合短梢剪定とします。 長梢剪定にすると一度に沢山の芽が出るので、生長が抑え気味になり、丁度良い樹勢になるというわけです。以上は一般論ですが、樹勢の違いにより実付きが悪くなったり、土地の状態により樹勢も変わってきますので、生長の様子を見ながら最適な選定を行う事になります。どんな切り方をしても実が成る品種もありますが、キョホウの様に新鞘の勢力が強すぎても弱すぎても、花振るいにより実が付きにくい品種もありますので、様子を見ながら調整します。新鞘が1m〜2m位で自然と止まるなら前年と同じくらいの剪定、これより長いようなら長鞘剪定、これより短い様なら短鞘剪定という目安にします。

主な季節の手入れ
葡萄は放任しておくとあまり良いものが出来ませんし、ジャングルみたいになりみっともない状態になります。また以外と害虫や病気にも強くありません。主に以下の手入れが必要です。

12月〜2月初旬の剪定/芯食い虫の駆除
葡萄の種類により、前年に伸びた枝の適度な剪定が必要です。新鞘にスカシバ類の幼虫が食い込んでいる事が多いので、黒く変色している部分があれば、皮を削ってみて駆除します。

4月ごろの芽欠
生長させる新芽を適当な数になるよう間引きます。

5月〜6月の花房の間引き/芯食い虫の駆除
一つの新梢に房がひとつ位になる様、花房を間引きます。また5月中旬ころ芯食い虫が発生し昨年以前に伸びた枝を食害します。新梢が急に枯れて来たり、枝から樹液が出ていたら芯食い虫と思ってほぼ間違いありません。食害部分には白いうじ虫のような芯食い虫がいますので取り省きます。

6月〜9月の芯食い虫の駆除
夏になると新梢にも芯食い虫が食い入り枝をからすことがあります。枝の穴から虫の糞が出てたら、その穴にスポイトで薬を注入するか枝毎切り取り虫を駆除します。

6月〜7月の腐敗の防止
雨が多いと葡萄が腐敗することがあります。露地栽培では、房に袋をかけたり、殺菌剤を散布する必要があります。一度発生すると毎年発生するようです。尚、殺菌剤として2月ごろに石灰硫黄合剤等の散布の必要です。宮菜園では雨よけ栽培の為これらの作業は行っておりません。

美味しい実を沢山成らせる為の要点
上記で剪定方法や一般的な季節の手入れ時期を説明しましたが、美味しい果実を鳴らせる為には実際に生長する木の状態を見ながら、剪定、芽の間引き、新鞘の摘心、施肥等を行う必要があります。家庭菜園は果樹農家と異なり狭い場所に植えるのが普通ですから、農家と違った注意が必要です。以下にその要点を説明します。

新鞘の伸び具合
85%位の新鞘は1m〜1.5m位(葉の数20〜25枚位)で自然に生長が止まる状態が果実糖度が最も高く着色も良くなると言われています。ところが家庭菜園では棚が狭いことが多いので、短鞘剪定にしがちで全く肥料をやらなくても新鞘が2mとか3mとか伸び過ぎる事が多い様です。窒素肥料は全く与えない事は当然として、なるべく長鞘剪定とし新鞘の伸びを制限してもこのような状態になる場合、最適な新鞘の伸び以内に収まる様,新鞘の先端や副鞘は都度剪定して生長を抑える必要があります。剪定が頻繁になり煩わしいような場合、環状剥皮などにより木全体や枝の樹勢を抑え枝が伸び過ぎない様制限しないと着色や糖度が上がらず、美味しい果実にはなりません。

花ぶるいの防止
キョホウ等の品種を中心に新鞘の樹勢が強過ぎても又弱すぎても花ぶるいと言って花が咲いても実が付かない事があります(実が付いても疎らの情けない房になる)。樹勢が弱過ぎる場合肥料を施したり、短鞘選定により新鞘の伸びを高める事は簡単ですので、問題は新鞘の伸びが強過ぎる場合です。既に述べた理想的な新鞘の伸びよりも樹勢が強そうなら開花直前に新鞘の先端を摘心し、さらに新鞘からでる副鞘も葉を1枚残して全て摘心すると花ぶるいの防止に効果があります。
尚、さらに非常に強い新鞘の場合、葉を7〜8枚程残して新鞘を切り詰める(後日実止まりがはっきりした時点で先端の副鞘を伸ばして最適な新鞘の伸びにする)とさらに花ぶるいしにくくなります。

栽培場所
雨よけの為駐車場の屋根をボリカにし、屋根の下で育てています。

栽培の様子

本ページの栽培の様子のご紹介は、主な内容についてのみ行っています。
栽培の観察記録詳細は以下のページで行っています。

2009年4月19日〜  葡萄挿木の状態、芽摘み
2009年4月26日〜  葡萄の蕾
2009年6月07日〜  葡萄の着果と摘果
2009年6月15日〜  葡萄の接木の状態
2009年7月04日〜  葡萄の実の成熟状態
2013年6月13日〜  観察記録(葡萄の緑枝接)

春の葡萄棚の様子 - 2009年4月26日撮影
摘房前の状態です。このままの状態で放っておくと、枝が衰弱し接ぎの年芽が出なかったりするほか、その年の実も着色不良の酸っぱい実になります。
葡萄の蕾 − 2009年4月26日撮影
キャンベルアーリーの蕾です。

初夏の葡萄棚の様子 - 2007年6月3日撮影
手前からキャンベルアーリー、フジミノリ、実生1、シナノスマイル、キョホウ、ナイアガラですが・・・・、この写真では区別は付かないですね。
接木 − 2009年6月14日撮影
5月に実施したヒムロットシードレスの接木の状態です。枝の勢いが良ければ、夏から秋にかけて2,3m成長します。

実生NO1 − 2009年7月11日撮影
実生の葡萄です。宮菜園で着色時期トップバッターです。
バッファロー − 2009年7月11日撮影
M1と着色の競争です。
 
   
ヒムロットシードレス − 2013年7月21日撮影
緑色の果実です。早生系であり、この時点で食べる事が出来ます。
   
     

下村早生巨峰 − 2009年7月26日撮影
大実種では一番の早生種です。
岩倉さんちの小型黒 − 2009年8月9日撮影
正式な品種名は不明ですが、ぶどう酒用品種の様です。収穫しないで置くと干し葡萄の様になります。

セイベル9110 − 2009年8月9日撮影
ぶどう酒用品種の様です。小粒ですが、宮菜園のなかではトップクラスの美味しさと思っています。
 
   
デラウエア(Y) − 2013年8月13日撮影
Yさんから頂いた枝を挿し木して育てたデラウエアです。食べられる時期になってますが、少し色が薄いです。
  タノレッド − 2018年8月12日撮影
挿木苗育成中のタノレッドです。赤っぽい紫の色の実です。スチューベンより少し大きめの実です。丁度食べごろです。
     

巨峰 − 2009年8月19日撮影
ご存知の大きく甘い品種です。
スチューベン − 2009年8月23日撮影
独特の甘みがあり美味しい品種です。

シナノスマイル − 2009年8月23日撮影
ピンクの色が綺麗な甘い品種です。
ネオマスカット − 2009年8月30日撮影
マスカットオブアレキサンドリアには及びませんが、身が締まり美味しい品種です。

マニキュアフィンガー − 2010年8月29日撮影
一寸着色が理想的では無いですが、さっぱりした味で実が硬く皮ごと食べられる美味しい品種と思います。
ゴールドフィンガー − 2010年8月29日撮影
さっぱりした味で実が硬く皮ごと食べられる美味しい品種と思います。

ロザリオビアンコ − 2009年9月20日撮影
最近人気が出ている高級品種です。味は申し分ありません。
レディスフィンガー − 2009年9月20日撮影
カリカリと歯ごたえが何とも言えない、上品な甘さです。

ブラック三尺 − 2012年8月12日撮影
名前から房が大きそうなので、あまり摘粒しないで、大きめの房にしてみました。色は着き始めてますが、まだ酸っぱいです。
ネヘレスコール − 2011年9月23日撮影
完熟し少し乾いた実も出てきました。この時点で収穫し家の中にぶら下げておきました。気の向いたとき粒を取って食べるとなかなかいけます。
 
   
アレキサンドリア − 2013年9月23日撮影
昨年接木したマスカットオブアレキサンドリアです。高級品種ですが、病気などに弱く、施設が無いと栽培は難しいと言われています。
   
     

ナイアガラ − 2009年9月20日撮影
過熟状態なのでしょう。実が黄色から薄いオレンジ色になって来ました。実がすぐ房から落ちてしまいますので、この状態ではスーパー等で売れないわけですが、ナイアガラの本当の美味しさはこれくらい熟したときと思っています。
甲州 − 2009年11月1日撮影
紅葉の頃が食べごろの品種です。生食よりもワイン用の用途が多くなっているようです。

ウルバナ − 2009年11月1日撮影
甲州よりも遅くまで食べられます。実が硬く日持ちのする品種です。甘みも強くとても美味しい品種です。
ウルバナ − 2012年12月2日撮影
紅葉の頃のウルバナの実です。

ハニーレッド − 2011年9月17日撮影
新たに接木したハニーレッドです。
シャインマスカット − 2011年9月17日撮影
新たに接木したシャインマスカットです。

マスカットオブアレキサンドリア − 2012年9月17日撮影
新たに接木したマスカットオブアレキサンドリアです。
ハニーシードレス − 2012年9月17日撮影
新たに接木したハニーシードレスです。

オリエンタルスター − 2012年9月17日撮影
新たに接木したオリエンタルスターです。
ウインク − 2012年9月17日撮影
新たに接木したウインクです。

お隣さんの巨峰 − 2017年6月29日撮影
お隣さんの巨峰の枝が茂り過ぎて剪定した枝が棄ててあったので、頂いて接木してみました。正式な品種名は不明ですが、頂いて食べてみたら美味しかったので、宮菜園のレパートリーに加えてみようと思っています。緑枝を2週間ほど前に割り接ぎしました。

セトジャイアント − 2012年6月2日撮影
挿し木したセトジャイアントです。
紅富士 − 2013年6月23日撮影
接木した紅富士です。

タノレッド − 2016年6月5日撮影
挿し木したタノレッドです。
紅伊豆 − 2018年5月23日撮影
川崎市のYさんから頂いた紅伊豆の挿木苗です。

BKシードレス − 2018年5月23日撮影
川崎市のYさんから頂いたBKシードレスの挿木苗です。
シャインマスカット − 2018年5月23日撮影
川崎市のYさんから頂いたシャインマスカットの挿木苗です。

スズメの被害 - 2011年7月31日
最近スズメが葡萄の味を覚えてしまい、集まって食べるようになってきました。宮菜園では一番早く熟す方の品種であるバッファローのスズメの被害の例です。少々の鳥避け網を掛けた位では平気で進入してくるようになりました。
スズメ対策 - 2011年7月31日
やむなく今年はスズメ対策として下側を裾空きとしたポリ袋でスズメ除けを行いました。幸いまだ黄緑系の品種は食べないので、赤と黒色系品種のみの対策で済んでいます。

スズメ対策 - 2017年6月25日
スズメも賢くなってきたのでしょうか、実の色に関係なく、熟すと食べられる様に成りました。その為、色に関係無く全品種袋掛けををすることとしました。

ブドウスカシクロバ- 2012年7月1日
葡萄の葉を好んで食害する蛾の幼虫の様です。葉にところどころ穴が開きだしたら要注意です。概ね1枚の葉に1,2匹居るようですので、丹念に葉の裏を見て駆除しておかないと、葉が穴ぼこだらけに鳴ってしまいます。概ね1〜2cm位です。
クルマスズメ- 2008年9月7日
クルマスズメの幼虫です。幼虫は5cm程度にもなり、食欲旺盛ですので、若木の苗や接ぎ穂の食害には要注意です。何時のまにか若木の葉が食い尽くされている事もあります。緑色の種類と茶色の種類がいるようです。

ブドウムシ- 2011年11月6日
春から秋にかけて突然枝の一部が枯れる事があります。
ブドウムシ- 2011年11月6日
枯れた部分の枝を観察すると、その部分が太くなっていたり折れたりします。

ブドウムシ- 2011年11月6日
太くなったリしているところを削ってみるとこのような幼虫がいる事が多いですので、早めに駆除し木全体に蔓延しない様にする必要があります。

幹の皮剥ぎ - 2001年5月9日
皮があると間に虫が入り枝に穴を空けられますので時々(年に1回位)古くなった表皮をはがしてやります。
レデエィス・フィンガーの実生苗 - 2007年5月20日撮影
菜園に勝手に生えてきた苗だけではものたりないので、昨年秋に食べたレディス・フィンガーの種を蒔いてみました。葡萄は発芽は良好なのですが、その後スズメ蛾の幼虫に葉を食われ丸坊主にされたり、雨で衰弱したりで、登熟が上手く行かないケースが多いようです。
因みにこの2本は次の年に芽が出ませんでした。

葡萄棚の紅葉- 2007年12月9日撮影
赤っぽい葉、黄色っぽい葉、紫の葉、それにところどころ緑が混じりとても綺麗な紅葉となりました。そうなんですが、このころ車で出かけるときは、フロント等が葉っぱまみれで走行する羽目になっています。
葡萄棚の紅葉- 2009年12月7日撮影
品種が増え、紅葉の色の変化も増しました。

葡萄棚改装後の紅葉- 2014年11月30日撮影
2月の大雪によりブドウ棚(カーポート)が潰れたので新しく作ったブドウ棚での紅葉の様子です。
枝復活 - 2018年4月30日撮影
4年前に屋根が雪でつぶれ、各種品種を根元付近まで切り戻したのですが、ようやく枝が伸び以前の枝張りの状態に戻りました。
葡萄は切り詰めても不定芽が出て、すぐ元の様な枝張りになるのが便利ですね。

2021年12月8日更新: 品種登録情報の追加。
2021年5月28日更新: 樹形図の変更。
2021年1月21日更新: 樹形図の変更。新導入品種の追加。
2018年8月19日更新

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