葡萄成長記録
 2008年
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各品種の実の成熟状態、特徴的な成長の記録を写真で表示し,内容の説明を行っています。発芽時期、開花時期、実の成熟時期などは気候により変動しますので、互いの品種との比較が有効な場合が多いと考えて、本ページを作成しました。

ウルバナ
紅色で 3〜4gの小粒の実が成る。熟期は9月中旬で、果肉がしまり貯蔵性が良い。2007年6月緑枝接ぎ。
2008年8月3日撮影
未だ実が硬いので、かなりの晩生と推測できる。
2008年9月7日撮影
甘みが出てきました。が、着色は良くない。その後もほぼこの状態の着色のままだった。実もまばらで、先行き少し不安。

甲斐路
薄紅色 8〜16gの大き目の実が成る。熟期は9月中旬〜10月初旬で、品質は極上であるが、上手く育てるのは技術を要す品種。
山田さんのご近所で育てていたものの穂木を2004年2月に送って頂きました。挿し木苗育成後2007年5月に休眠枝接ぎ実施。
2008年8月3日撮影
少し着色開始。
2008年8月14日撮影
甘みが出てきた。でも、実が柔らかい。売っている甲斐路は実が硬く皮ごとバリバリ食べる種類と思っていたのだが。

カトーバ
大粒の深紅の実がなる。香りが強く赤ワインとして米国で開発・栽培。2008年に有機自給園さんから穂木を送って頂き接木及び挿し木。

キャンベルアーリー
黒色の 6〜7gの中粒の実が成る。熟期は8月中旬で耐病性最高クラスのかっての主力品種。最近スーパー等で売るのは少なくなったような気がしますが、キョホウが普及する前は最も多く出回っていた種類と思います。8月初め頃から熟す早生種であり、キョホウの様に甘味が強すぎなくて私は好きです。他の品種はこの木に接いでいます。
2008年8月3日撮影
未だ酸っぱいが食べられないことは無い。着色はほぼ良好。
2008年8月14日撮影
ほぼ完熟

キョホウ
黒色の 11〜12gの大粒の実が成る。熟期は8月中旬〜9月中旬の現在最も生産量の多い品種。花振るいをし易い。
鈴木さんから穂木を頂き、2004年に緑枝接ぎを行い2005年初成り。
2008年8月3日撮影
着色開始。
2008年8月14日撮影
ほぼ完熟。酸味も無く美味しい。

2008年9月7日撮影
完熟
(過熟かもしれない)。食実良好。

甲州
薄紫の 3〜6gの小粒の実が成る。熟期は9月下旬〜10月中旬で輸送に強く保存性良、根強い人気のある品種。2007年6月に緑枝接ぎ実施。

ゴールドフィンガー
細長い緑色の実がなる。熟期は8月末ころで皮ごと食べられる品種。苗木の育成中。

シナノスマイル
薄紅色の 15〜18gの大粒の実が成る。熟期は9月中旬〜9月末の甘みが強く日持ちの良い品種。甲斐路に似た実がなります。2006年に呼び接ぎ実施。
2008年8月3日撮影
着色開始。
2008年8月14日撮影
ほぼ完熟
。甘みが強い品種。


下村キョホウ実生
黒色の 11〜12gの大粒の実が成る。熟期は7月中旬の極早生品種。大玉キャンベル・アーリー近い種類の様です。実止まり着色が良く栽培容易な品種。2007年6月に緑枝接ぎ実施。
2008年8月3日撮影
ほぼ完熟状態。甘みは控えめです。
今年は実の数が少ないので、一部が試食されているみっともない画像となりました。反省。

スチューベン

黒色の 3〜5gの小粒の実が成る。熟期は8月下旬で甘みが強く保存性の良い品種。苗木の育成中。

セイベル9110
緑色の小粒の実がなる。熟期は8月初旬。苗木の育成中。

デラウェア
紅色の 1.5〜2gの極小粒の実が成る。熟期は7月初旬〜7月下旬で甘みが強く極早生の品種。
山田さんに穂木を2004年2月に送って頂き、挿し木苗育成後、2007年5月に休眠枝接ぎ実施。
2008年8月3日撮影
着色開始。デラウエアは種無しにする処理を行わないと意外と晩生の様です。
2008年8月14日撮影
ほぼ完熟。甘くて美味しい。

2008年9月7日撮影
過熟(一部干し葡萄)。でも味は良い。

ナイアガラ
黄緑の 3〜5gの小粒の実が成る。熟期は8月下旬で完熟すると独特の美味しさがある品種。熟すとミドリ色から黄色っぽくなり、独特の味がありキャンベルとは違った美味しさがあります。枝の勢力も適度でどんな切り方をしても実が大変良く着きます。2001年に呼び接ぎを実施し、2002年から収穫しています。
2008年8月3日撮影
食べられる様になった。でも味わうのはここでは早すぎる。
2008年9月7日撮影
完熟(これ以上熟すと実が落ちる状態)。この頃が最高に美味しい。私は甘いキョホウよりもこちらのほうが好きです。

ネオマスカット
黄緑の 7〜10gの中粒の実が成る。熟期は9月初旬で大衆的なマスカット種。2007年6月に緑枝接ぎ実施。

バッファロー
黒色の 3〜5gの小粒の実が成る。熟期は7月下旬〜8月初旬の極早生品種。別名アーリー・スチューベン。2007年5月に休眠枝接ぎ実施。

2008年8月3日撮影
ほぼ完熟状態。酸味が少なくなかなかいけるが、実の割りに種が多い感じ。

ピオーネ
黒色の約15g〜18gの大粒の実が成る。キョホウより品質が良いというので人気が上昇中。2007年6月に緑枝接ぎ実施。

ビッテロビアンコ
黄緑の 6〜7gの中粒の実が成る。熟期は9月下旬〜10月中旬の皮ごと食べられる品種。別名レディスフィンガー。2007年6月に呼び接ぎ実施。

フジミノリ
黒色の約18gの大粒の実が成る。熟期は8月中旬〜8月下旬。上手く育てるとキョホウより大きな実になります。
花振るいはキョホウより少ないので、摘果しないと市販の果樹袋では入りきらない程大きな房になります。2001年呼び接ぎを行い2002年から収穫しています。
2008年8月3日撮影
着色はほぼ完璧だがまだ酸っぱい。
2008年8月14日撮影
ほぼ完熟。この後しなびてしまうのがキョホウに比べると早い。あまり日持ちは良くない様です。

ブラック三尺
黒色の約8g〜10gの中粒の実が成る。熟期は10月初旬の最晩生品種。房が大きく豊産性。2007年6月に緑枝接ぎ実施。

フレドニア
黒色系の甘みが強くラブラスカ臭のある実がなる。2008年に有機自給園さんから穂木を送って頂き接木及び挿し木。

ベリーA
黒色系糖度が高く酸味もある濃厚な味の実がなる。9月中旬の晩生種。2008年に有機自給園さんから穂木を送って頂き接木及び挿し木。

ポートランド
黄緑色の酸味が少ない甘い実がなる。熟期は極早生の8月上旬。2008年に有機自給園さんから穂木を送って頂き接木及び挿し木。

マニキュアフィンガー
細長いうす紫の実がなる。熟期は8月末頃で皮ごと食べられる品種。苗木の育成中。

ユニコーン
黒色の約13gの大粒の実が成る。熟期は9月中旬。細長く皮ごと食べられる。2007年6月に緑枝接ぎ実施。
2008年8月3日撮影
酸味は無いが硬くて渋みがありまだ食べられない状態。
この後、一部が紅色になりパリパリした感じの美味しい実になったが、裂果が発生した為、写真を取る前に食べてしまった。記録より食欲を優先してしまい、反省しています。

ロザリアビアンコ
黄緑の 8〜14gの大粒の実が成る。熟期は9月初旬〜9月中旬。甘く品質が良い品種として最近人気が出てきている品種。2007年6月に緑枝接ぎ実施。
2008年8月3日撮影
まだ固く渋い
2008年9月7日撮影
甘みが出て、カリカリと皮ごと食べられる状態。と言いたいところだが、売っているものに比べると少しぶよぶよ感が残る。とはいえ、今年の宮菜園の葡萄の中では一番美味しいとの評価でした。

紅葉
紅葉という品種では有りませんので念のため。
2008年12月6日撮影
まだ少し緑色の葉が残っていますが、概ね赤や黄色に着色し、自然に落葉を始めました。今年も一年ありがとうさんでした。



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