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渋柿について
 

渋柿には、種が入ってもゴマが入らない渋柿と種が入るとゴマが入り部分的に渋が抜けたりする不完全渋柿があります。
ここでは、両者を区別しないで、渋柿としてご紹介しています。

分類 説明
@完全甘柿 種が入らなくても、実が硬い早い時点で渋が抜ける品種。
A不完全甘柿 種が入る事により比較的早めに渋が抜ける品種 
B不完全渋柿 種が入っても渋が抜けにくい品種
C渋柿 種が入っても渋が抜けない品種


種類

現在以下の種類を育てています。 完全甘柿、不完全甘柿、渋柿、鑑賞用等をそれぞれの専用ページに分けて説明しており、クリックする事により各ページに移動できます。
   完全甘柿       不完全甘柿      渋柿      観鑑賞用等

品種名 特性等
愛宕柿(あたごかき) 熟期11月中旬〜12月中旬の晩生完全渋柿。2010年接木。愛媛県を中心に生産され西日本のお正月用果物の代表。休止中
衣紋 渋柿。2007年接木。(Y)
金津錦 渋柿との事ですが、詳細は不明。2014年接木(前橋Y)
祇園坊 熟期10月中旬〜下旬。
甲州 渋柿。2008年接木。(T)
幸陽 渋柿。蜂屋の大形系(350g〜500g位。商品登録、TM(トレードマーク)の登録がある。
西条 熟期10月下旬頃の中生種。西条、大実西条、溝無西条を育てています。
しだれ柿 筆柿をずんぐりとした形です。実は比較的小型。
太天 渋柿。2014年接木(前橋Y)
立石 11月下旬ごろ熟す渋柿。2011年接木。(Y)
大麿盤柿(たもぱんがき) 中国原産の渋柿。2014年接木(前橋Y)
鶴の子柿 渋柿。2014年に接木。(Y)
葉隠(はがくし) 熟期11月下旬〜12月初旬の晩生完全渋柿。2012年接木(Y)。 福岡県原産で、名は葉が隠れるほど実がなる事に由来。
蜂屋柿 渋柿。通常の蜂屋柿の他に大蜂屋という大形版の蜂屋柿も育てています。
百匁 甲州百目とも呼ばれる様です。渋柿(又は不完全甘柿かも知れません)
平核無 渋柿。2014年に接木。(Y)
富士柿 蜂屋柿の枝変りとも言われている大形の実で渋柿。2014年に接木。(Y)
妙丹 岩手県や青森県(南部藩の地域)で昔から栽培されている小型の長宝珠形の小型の渋柿です。果重120g程度。
横野 11月中旬〜下旬熟期の晩生種。2006年接木。
四つ溝 10月上旬ごろが塾期のハート型、小型渋柿です。 2015年接木。
早生寺社 大正期に新潟で盛んに生産された渋柿の様です。詳細は不明です。2015年接木。休止中

実の状況

愛宕- 2015年10月11日撮影
渋柿の愛宕です。

金津錦- 2016年11月13日撮影
I良い色になりました。渋柿です。
金津錦- 2019年10月30日撮影
I干し柿に丁度良い熟れ具合になりました。

甲州- 2011年11月19日撮影
渋柿です。比較的小型の実です。(これは通常の甲州とは違うかも知れない。) 完熟状態です。

幸陽- 2211年11月14日撮影
渋柿です。比較的小型の実です。国華園や天香園の説明にある「蜂屋の大型形」との説明と異なるので、品種違いの可能性が高そうです。ただ、小型ながら、熟期が遅くて干し柿には向いてそうなので、今後調査しながら育てていきたいと思っています。

西条 2018年10月28日撮影
西条です。丁度良い食べごろの様です。
西条 2018年10月7日撮影
生理落果も少なく豊産性の品種です。

溝無西条 2018年10月23日撮影
溝無西条です。丁度良い食べごろの様です。

しだれ柿- 2016年11月13日撮影
I柿としては珍しい枝垂性の枝の品種です。実は比較的小粒です。

立石- 2014年11月2日撮影
Iそろそろ食べごろです。渋柿ですので、渋抜きまたは干し柿にする必要があります。

葉隠- 2015年10月11日撮影
葉隠です。もう少しで食べられそうです。
葉隠- 2018年10月7日撮影
葉が隠れる程には実を付けていませんが、これは摘果していますので、念のため。

蜂屋柿- 2006年10月8日撮影
蜂屋は渋柿ですが、熟期が早いので埼玉では干し柿には出来ません。焼酎などで渋抜きして食べる事になりますが、現在は実の形と色を楽しんでいます。
横野と蜂屋柿- 2008年10月19日撮影
蜂屋はほぼ完熟に近い様です。

百目- 2019年10月30日撮影
大きな実の百目です。

平核無- 2019年10月30日撮影
形の整った柿です。渋抜き又は干し柿にすると美味しそうです。

富士柿- 2019年10月30日撮影
大きな実の富士柿です。

妙丹- 2022年10月22日撮影
果重120g程度の比較的中・小型の実です。大きすぎず小さすぎずで、干し柿には丁度良いサイズかも知れません。形は少し俵型気味です。まだ少し収穫には早めです。
妙丹- 2022年11月13日撮影
硬さが抜けて来たので、収穫してみました。干し柿にするには、もう2,3日早めの収穫が最適の様でした。皮を剥いて吊るし柿にして置きました。

横野- 2018年10月23日撮影
色艶、形、大きさとも見事な柿です。
横野- 2022年10月20日撮影
今年は実が着き過ぎた為か少し小さめになりました。大きな実にするためには適度の摘果が必要な様です。

2022年10月26日更新: 妙丹等の画像追加
2020年1月8日: 新規作成

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