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アボカドについて
    
知人からアボカドの実生苗を頂いたのが栽培の始まりです。食べた種を蒔いたら芽が出てきて、ある程度大きくなるが毎年冬には地上部が枯れ、春になると又芽が出てくるという事でした。それを温室内に移植したのですが、なかなか成長せず、2年程で枯れてしまいました。今思うと、アボカドは移植に弱いのに、移動時に根を大きく切ってしまったことや土が粘土質で水はけが極端に悪かった事が原因の様です。アボカドの品種や特性を勉強し、再度育成を開始しているところです。
埼玉での露地栽培は限界ぎりぎりの感じで、成功するかどうか不明なところもありますが、寒さに強い品種や防寒を工夫し、何とか実のなるところまでは持って行きたいと考えています。

栽培品種

以下の品種を育てています。

  品種名 開花タイプ   特徴
ウインターメキシカン 収穫時期:11月〜12月、果重量300g程度、果皮緑色、耐寒性ー6℃。
エッテインガー 収穫時期:11月〜12月、果重量300g〜400g程度、果皮緑色、耐寒性ー4℃。
カハルー 収穫時期:12月〜1月、果重量350g〜500g程度、果皮緑色、耐寒性0℃〜ー1℃。
ズタノ 収穫時期:12月〜1月、果重量300g程度、果皮緑色、耐寒性ー4℃
スチュアート 収穫時期:10月〜12月、果重量200g〜300g程度、果皮暗紫色、耐寒性ー6℃。
場所により,Bタイプの開花特性を示す事もある様です。
デューク 収穫時期:9月〜11月、果重量200g〜300g程度、果皮緑色、耐寒性ー6℃。
耐病性があり、台木として優れた品種。
デューク7 収穫時期:9月〜11月、果重量200g〜300g程度、果皮緑色、耐寒性ー6℃。
耐病性があり、台木として優れた品種。デュークの改良版。
ハス 収穫時期:4月ころ、果重量200g〜300g程度、果皮黒色、耐寒性ー2℃。
ピンカートン 収穫時期:12月〜1月、果重量300g〜500g程度、果皮緑色、耐寒性ー2℃。
フェルテ 収穫時期:12月〜3月、果重量300g〜400g程度、果皮緑色、耐寒性ー4℃。
ベーコン 収穫時期:11月〜12月、果重量300g程度、果皮緑色、耐寒性ー4℃
メキシコーラ 収穫時期:10月ころ、果重量100g程度、果皮黒色、耐寒性ー6℃。
(メキシコーラ) グランデ 収穫時期:10月ころ、果重量170g〜200g程度、果皮黒色、耐寒性ー6℃。
メキシコーラの選別大形果実品種。
(メキシコーラ) スチュアート 収穫時期:10月ころ、果重量170g〜360g程度、果皮黒色、耐寒性ー6℃。
高品質大形果実品種。
矮性品種 詳細は不明

開花タイプの説明: Aタイプ(午前♀,午後♂)  Bタイプ(午前♂,午後♀) 
            しかしながら、開花の状況を見ていると、本や販売業者等が説明しているような開花特性にならない事が多々ある様です。
            埼玉という気候が関係した土地柄によるのか判らないのですが、開花特性は観察記録を多くして、検証する必要があると考えています。

樹形

植え場所・台木等 育成品種
地植・簡易温室・ハス実生 メキシコーラ、矮性品種
地植・簡易温室・ハス実生 フェルテ、ベーコン、ズタノ
地植・簡易温室・ハス実生 ハス、グランデ、ウィンターメキシカン
地植・簡易温室・ハス実生 フェルテ、スチュアート
地植・簡易温室・ハス実生 エッテインガー、デューク7、ズタノ、カハルー、ピンカートン
大鉢・冬温室退避・ベーコン実生 デューク7
巨大鉢・露地・ハス実生深植 デューク7
巨大鉢・露地・ハス実生深植 デューク、、デューク7、グランデ、スチュアート、メキシコーラ、エッテインガー
巨大鉢・露地・ハス実生深植 デューク7
巨大鉢・露地・ハス実生深植 メキシコーラ
畑・露地・ハス実生深植 デューク7


苗の育成状況

ウインターメキシカン − 2015年11月15日撮影
-6℃位までの耐寒性のある品種です。
ハスの実生苗に接木したものです。

エティンガー − 2013年5月19日撮影
−5℃位までの耐寒性のある品種です。
ハスの実生苗に接木したものです。

カハルー − 2016年6月5日撮影
ハスの実生苗に接木したカハルーです。

ズタノ − 2014年6月1日撮影
ハスの実生苗に接木したズタノです。
ズタノの花 − 2015年3月21日撮影
ズタノの花です。

デューク − 2013年3月17日撮影
根腐れ耐病性があり耐寒性もある為、アボカドの台木として有名な品種です。

デューク7 − 2013年3月17日撮影
デュークの台木特性をさらに向上・改善した品種です。
デューク7の花 − 2015年3月21日撮影
デューク7の花です。
 
   
ハス − 2013年5月19日撮影
日本で売っているアボカドの実は殆どがこの品種で、おなじみの品種です。ハスの実生苗に接木したものです。
  ハスの花 − 2015年3月21日撮影
ハスの花です。
 

フェルテ − 2013年5月19日撮影
ハスより耐寒性がある品種です。
ハスの実生苗に接木したものです。

ベーコン − 2014年6月1日撮影
ハスの実生苗に接木したベーコンです。
 
 
メキシコーラ − 2013年6月16日撮影
-6℃位までの耐寒性のあるメキシコーラです。
ハスの実生苗に接木したものです。
  メキシコーラの花 − 2020年5月1日撮影
午後6時ころ撮影したメキシコーラの花の写真です。メキシコーラはAタイプなので、午後は♂タイプの開花になるはずなのですが、♀モードになっています。
 

グランデ − 2018年8月29日撮影
-メキシコーラの改良版のグランデという品種です。Hさんから頂いた苗です。

スチュアート − 2018年8月29日撮影
-メキシコーラの改良版のスチュアートという品種です。Hさんから頂いた苗です。

矮性品種 − 2021年5月25日撮影
接木した矮性特性を持つ品種です。矮化度や花のタイプ、耐寒性等は現状不明です。
 
   
耐寒性品種苗作り − 2017年8月20日撮影
5月4日にハス実生苗に接木した耐寒性品種のデューク72本、メキシコーラ2本、それにウインターメキシカン1本です。ハス実生苗を土に埋める深植えでの耐寒試験確認用です。

耐寒試験

各品種の苗は冬季温室内に退避して育てていますが、露地越冬を目標として各種苗の耐寒試験を行なっています。
ここでは露地栽培の状況をご紹介していますが、越冬に失敗し枯れてしまった例のほうが多いので、参考までに以下のページで越冬失敗の記録をご紹介しています。
耐寒試験にて越冬失敗の例

@鉢植による露地栽培

ハス実生苗`+デューク耐寒試験1 − 2016年11月19日撮影
大きな鉢にハスの実生苗に接木したデューク(左)とデューク7
植え耐寒試験を行なう事にしました。左がデュークで右がデューク7です。
どちらもハスの部分は土に隠れるよう深植えとしました。
鉢植えで室外置きですが、北風が当たりにくい場所です。

ハス実生苗`+デューク耐寒試験 − 2017年2月26日撮影
ほぼ越冬成功のデュークです。葉はかなり被害を受けていますが、概ね芽は大丈夫でした。頂上の芽が被害をうけましたが、これは少し開きかけていた為と思われます。−6℃程度に下がった時が2回ほどありましたので、耐寒性はかなりあり、ある程度おおきくなるとさらに温度が下がっても枯死はなさそうです。
ハス実生苗`+デューク耐寒試験 − 2018年2月26日撮影
植付後2年目の様子です。-5℃程度の日が続いた割には被害が少な目です。上の方の葉は枯れた部分もありますが、芽は被害が有りませんでした。
去年より寒かったのですが、苗が大きくなり、植えた直後より耐寒性は増している様です。

ハス実生苗`+デューク耐寒試験 − 2018年4月8日撮影
木の先端部の状態です。多少葉の痛みはありましたが、芽は大丈夫であり、順調に芽が膨らんで来ました。
ハス実生苗`+デューク耐寒試験 − 2018年4月8日撮影
木の下の方の状態です。葉の傷みがほとんど有りませんでした。

ハス実生苗`+デューク7耐寒試験1 − 2017年2月26日撮影
ほぼ越冬成功のデューク7です。葉はかなり被害を受けていますが、概ね芽は大丈夫でした。デュークとデューク7との耐寒性の差はこれだけでは判りませんが、デューク7の芽は全く被害を受けていませんでした。
ハス実生苗`+デューク7耐寒試験1 − 2018年3月19日撮影
根元付近から出た若芽ですが、ほぼ大丈夫の様です。

ハス実生苗`+デューク耐寒試験1 − 2019年3月20日撮影
左側がハス+デューク+デューク7+メキシコーラ、右側がハス+デューク7です。少し葉の黄変もありましたが、いづれも元気でした。
ハス実生苗`+デューク耐寒試験1 − 2020年1月6日撮影
挿木用穂木取り等を含め枝を切り詰めた状態です。若芽も固まり濃い緑の良い色になって来ました。

ハス実生苗`+デューク耐寒試験1 − 2021年5月25日撮影
昨年接木したBタイプのエッティンガーです。少し細枝の先頭部分が凍害を受けましたが、何とか耐えて越冬してくれました。
ハス実生苗`+デューク耐寒試験1 − 2021年5月25日撮影
昨年接木したグランデです。大きな凍害無く越冬してくれました。

ハス実生苗`+デューク耐寒試験1 − 2021年5月25日撮影
昨年接木したスチュアートです。どういうわけか、2本ある枝のうち1本の半分位枯れましたが、もう一方の枝は無事越冬してくれました。
ハス実生苗`+デューク耐寒試験1 − 2021年5月25日撮影
全体の樹形画像です。デュークには、メキシコーラ、グランデ、スチュアート、エッテインガー、デューク7が接木してあります。
フェルテも接木して見ましたが、冬に枯れてしまいました。




ハス実生苗`+デューク耐寒試験2 − 2020年11月14日撮影
別館駐車場脇の大きな透水鉢に植えたデューク7(右)とメキシコーラです。(どちらもハス実生苗台に接木し深植)
比較的寒風が当たりやすい場所です。

ハス実生苗`+デューク耐寒試験2 − 2021年1月9日撮影
今年は年初から-5℃程度が頻繁に発生し、水道も凍って出なくなる日が続いており、アボカドにはきつい気象となっています。
こちらはメキシコーラですが、既に葉に水ぶくれの様な被害が出始めています。
ハス実生苗`+デューク耐寒試験2 − 2021年1月9日撮影
今年は年初から-5℃程度が頻繁に発生し、水道も凍って出なくなる日が続いており、アボカドにはきつい気象となっています。
こちらはデューク7ですが、まだ目立った葉の被害はありませんので、メキシコーラより少し耐寒性があるように見えます。



A畑での栽培
ハス実生台+デューク7 − 2020年4月8日撮影
ハスの実生苗に接木したデューク7
の苗です。昨年接木した苗で、接木後約1年経過しています。
植え付け − 2020年4月11日撮影
別館に植え付けました。接木部は少し土に隠れる程度で、比較的浅く植えました。今後生育したら、野菜屑や稲藁等を含めて、もう少し土寄せの予定です。

生育状態 − 2020年11月15日撮影
春の植え付け時に比べて大分生育して来ました。まだ比較的小さい苗ですので、今年が越冬の正念場に成りそうです。


台木の作成

木種保存や苗の増殖の為、まずは台木を作る必要がありますが、現在用途により主に以下の3種類の方法で行なっています。
@ハス実生苗の作成
  スーパー等で手軽に入手出来るハスを購入し、食べた後の種を発芽させ苗を作る方法です。
  手軽に種を入手出来るので簡単に苗を作る事が出来、樹勢も強いので、最も手軽な方法と言えます。
Aハス実生の挿木苗
  接木した残りの枝を挿木するとハス実生の挿木苗が出来ます。安価に比較的大量に出来ますが、実生苗に
  比べて初期の樹勢力が弱いので、苗の育成に少し時間がかかります。
Bデューク/デューク7等の挿木苗
  デューク/デューク7はフィトフトラ根ぐされ病原に対する耐背があり、耐寒性もー6℃程度なので、台木の本命
 として、挿木によるクローン苗を作っています。

@ハス実生苗
ハス実生苗 − 2010年4月25日撮影
25℃程度の保温箱で発芽させ、保温箱から植木鉢に植え替えて、少し経過した状態です。
温室内での発芽 − 2010年5月30日撮影
外気より5℃位高くなる簡易温室内に種蒔したものの発芽です。

アボガドの実生苗 − 2010年6月27日撮影
保温箱で発芽させた2個を含めて7本の苗が出来ました。取り敢えず、露地に1本植えつけた他は鉢植えのまま土に埋めました。
アボガドの実生苗 − 2013年7月7日撮影
アボカドを食べる毎に種蒔した実生苗です。木種の保存や、増殖の為大目に苗作りを行っています。。

Aハス実生の挿木苗
プラコップ挿木 − 2013年7月7日撮影
プラスチックコップにハス実生苗を挿し木してみました。3月3日に葉付で挿木した状態です。
  発根の状態 − 2013年7月7日撮影
発根の状態です。
 
 
   
発根の状態 − 2013年7月7日撮影
発根の状態です。2本のうち1本はまずまずですが、もう一方は出だした直後でした。
  植付 − 2013年7月7日撮影
牛乳パックに植えつけたところです。
 
 
   
牛乳パック挿木 − 2013年8月4日撮影
牛乳パックにハス実生苗を挿し木してみました。2012年10月7日に葉付で挿木しものです。
  牛乳パック挿木発根 − 2013年8月4日撮影
5本程挿木し、1本だけ根がでていました。発根しにくいですね。
 

プら容器に挿木 − 2017年11月19日撮影
プラスチックの小型容器にハス実生苗を挿し木してみました。2017年の5月〜7月ころ、ディーク7等をハス実生苗に接木した際に、切り取った枝を葉付で挿木しものです。写真では外してありますが、乾燥防止の為ポリ袋を被せていました。
プら容器に挿木 − 2017年11月19日撮影
15本程挿し木し、10本程根が出ていました。時間の関係で、まだ貧弱な根のものもありますが、まずまずの発根率と考えています。

プら容器に挿木 − 2017年11月19日撮影
少し生育してから、デューク7等の耐寒性品種、台木用品種を接木予定です。

Bデューク/デューク7等の挿木苗
デューク7挿木1 − 2018年2月4日撮影
2017年7月17日に、プラスチックの小型容器にディユーク7を挿木したものです。挿木してから7ヶ月になりますが、まだ芽が出る気配がありません。ハス実生苗の枝なら3,4ヶ月で根が出るのですが、ディユーク7はなかなか出ませんね。
デューク7挿木1 − 2018年2月4日撮影
2プラスチックの小型容器は横から見るとこんな形になっており、蓋で密閉しています。

デューク7挿木1 − 2018年6月19日撮影
2017年7月17日に、プラスチックの小型容器にディユーク7を挿木したものです。挿木してから1年弱でようやく1本から根が出てきました。もう1本はこぶのような盛り上がりがありますので、もうすこしの感じです。
デューク7挿木1 − 2018年6月19日撮影
一旦牛乳パックに植付け、半日陰で慣らしているところです。
まだ根がでていない方は埋め戻しておきました。

デューク7挿木1 − 2019年3月20日撮影
苗が成長して来たので、8号スリット鉢に植えて育成中のデューク7です。
デューク7挿木1 − 2019年3月20日撮影
暖かくなり急成長を開始したデューク7です。

デューク7挿木2 − 2018年2月4日撮影
2017年10月22日に、デューク7を挿木したものです。まだ根は出ていません。
デューク7挿木2 − 2018年6月8日撮影
2017年10月22日デューク7挿木の発根状態です。鉛筆程の太さの枝2本のうちの1本が発根しました。爪楊枝程の太さの挿し穂は発根前に枯れてしまいました。ある程度の太さの充実した枝の成功率が高い様です。

デューク7挿木2 − 2018年6月8日撮影
一旦牛乳パックに植付け、半日陰で慣らしているところです。
デューク挿木2 − 2018年6月8日撮影
2017年10月22日デューク7挿木のカルスが出来た状態です。未発根ですが、もうすこしで発根しそうです。再度土に埋め戻しておきました。

デューク挿木3 − 2018年6月30日撮影
2017年12月2日に、プラスチックの小型容器にディユークを挿木したものです。4本挿木して2本小さな根が出てきました。昨年の挿木はほとんどがデューク7でしたが、比較の為デュークも挿木してみたものです。
デューク挿木3 − 2018年6月30日撮影
牛乳パックに植え替えた状態です。根が貧弱なことと、これまでの密封状態からの解放の為、慣れるまで(10日程度かな)、裾開きのポリ袋を被せる事としました。

デューク挿木4 − 2018年8月28日撮影
2017年1月22日に、プラスチックの小型容器にディユーク7を挿木したものです。数本挿木し、現時点で1本のみ発根です。

デューク7挿木5 − 2018年3月12日撮影
3月12日に、発根材オキシベロンを施して(左から各5本程、それぞれ10秒、3秒、無)ディユーク7を挿木したものです。広く高さも高いプラスチック容器を使ってみました。
デューク7挿木5 − 2018年3月12日撮影
こんな形の容器です。

デューク7挿木5 − 2018年6月10日撮影
2018年3月12日に挿木したデューク7の先端部のカルスの状態です。
根元部のカルスの状態は未確認ですが、とりあえず、カルスが出来つつあるのは間違い無い様です。
デューク7挿木5 − 2018年6月19日撮影
貧弱な細枝を中心にだいぶ枯れてしまいました。特にオキシベロン原液に10秒程漬けたものの結果が良くありませんでした。漬け方等要注意ですね。。

デューク7挿木5 − 2018年8月28日撮影
左側がオキシベロンの原液に3秒浸してから、右側がオキシベロン無で挿木したものです。オキシベロンに浸したものは根の量が多かったです。ただ、この場合、枯れてしまう挿し穂も多い結果になりました。今後もう少しサンプル数を増やしたり、穂木の状態を同じようにするなどした場合の比較を実施してみる予定です。

デューク7挿木6 − 2019年6月11日撮影
2018年12月15日に挿木したデューク7です。半数程は枯れてしまいました。葉が元気で新芽が出ているのはさらにその半分25%程でした。
デューク7挿木6 − 2019年6月11日撮影
2018年12月15日に挿木したデューク7です。葉が残っているものにはカルスが出来ていましたが、まだ発根はしていませんでした。
枯れたものを取り除き、再度埋めなおしておきました。

台木の比較

一番手軽なのは、市販のハスの実を購入し、その種を蒔いて実生苗を作成し台木を作成する事ですが、耐寒性の問題の他に、その後の生育がどうなるかという疑問が残ります。
耐病性等を調べるのはなかなか困難ですが、とりあえず、出来た苗の生育状況を比較し、簡単な評価を行ってみることとしました。

台木の比較1 − 2019年7月21日撮影
手前左がデューク挿木苗、手前右がデューク7挿木苗、奥がハス実生にデューク7を接木した苗です。3種ともほぼ同じ位の葉の数で(樹高はハス実生苗がハスの部分だけ高くなっています)、新芽が動いている状態です。鉢のサイズも使用した土も同じですので、しばらく生育状態の比較を行ってみることにしました。

2021年7月6日更新: 樹形表の追加
2021年5月25日更新: グランデ、スチュアート、エッテインガー等の耐寒画像追加。矮性種の画像追加。
2021年1月12日更新: デューク7等の耐寒画像追加
2020年11月30日更新: デューク7等の樹形等の画像追加
2020年6月14日更新: 各品種の特性一覧表追加
2020年4月15日更新: 畑に植付苗の画像追加
2020年1月6日更新: 樹形の追加
2019年7月21日更新: 台木の比較状況追加
2019年6月19日更新

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