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本ページには、定期的に共通の作業記録から梅/アンズの部分だけ抜粋しまとめた内容が記述されています。


2009年3月22日 梅の接木
アンズのハーコットを裏庭の梅に接木しました。花も終わったので、もう少ししたら枝の剪定も行う予定です。

2009年3月15日 別館 梅の接木
実が殆ど成らない太い方の梅に実が成るよう、宮大実梅、豊後、甲州小梅、梅郷を接木しました。花も終わったので、余計な枝はかなり剪定し、とりあえずは来年は半分以上がこれらの品種の枝になるよう、それぞれの種類を3〜5箇所位接木しました。まだ接木の適期は続くので、暇をみてアンズを含めてもう少し接ぎ増ししようと考えています。尚、現在変則的な3本の主枝の樹型となっていますが、一本は枝の位置が高くバランスも悪いので、来年には2本の主枝にしようと思っています。

2009年2月15日 梅の剪定と接木
宮菜園別館の剪定を行い、昨年実が殆ど成らなかった白い花の方の梅(多分白加賀あたり)に宮大実梅、甲州小梅、梅郷、豊後、それに平和と大実アンズを接木しました。又、別館のピンクの花が咲き中粒の実が成る品種を、裏庭の宮大実梅に接木しました。 裏庭の梅の中で唯一南高梅が開花していました。裏庭の梅の木には小梅も接いで有るのですは、未だ短果が無い為か、開花が南高梅より遅くなってしまいました。徒長気味の枝の開花はだいぶ遅れ気味になるようです。

2009年2月8日 梅の開花
菜園の小梅、菜園別館の梅が開花しました。菜園別館にはピンクと白の花の梅がありますが、白が3部咲き、ピンクが1部咲き位でした。玄関と裏庭の梅はまだどの種類も開花していないのに比べると、菜園別館の開花は随分早い様です。多分日当たりが良い為と思われます。

2008年6月15日 梅の収穫
梅が少し黄色くなり始めたので収穫し、梅干の作成を行いました。今年は実が3.5kg程と極端に少なかった(多いときは15kg位収穫出来た)ので、スーパーで中粒のものを購入し、一緒に漬けました。例年に比べ少なかったのは、色々接木したが、実が成ったのは殆ど従来の宮大実梅だけだった事の他、花の咲く頃鳥が来て花を食べてしまったことが原因と考えています。来年は受粉のほか鳥除けの対策を行ってみようと思っています。

2008年5月25日 梅の最終接木
接木可能な時期を調べる事と、芽の勢いが良くない部分の接ぎ増しを兼ねて、花香美の接木を行いました。まだ穂木は残っていたのですが、今回が梅の最後の接木としました。

2008年2月24日 梅の剪定
宮菜園別館に植えてあった梅の木2本の選定、誘引を行いました。これまで、剪定は行なっていたようですが、木が大きくなると高い部分を切り落とすという繰り返しを行なっていただけの様で、樹形は殆ど考慮されていない様でした。取あえず、主枝候補2本を決定し、縦長に育てる方針に決定しました。又、大きな脚立を使用するのは不便なので、1m位の小さな脚立で作業出来る様、高く伸びている枝はかなり切り詰めました。主枝候補2本と横方向の亜主枝数本の徒長枝を残し、その他の徒長枝は全て切り落とし、花芽だけとしました。主枝候補の枝は、少し上向きになる程度に誘引し、今後先端を伸ばしていく予定です。
2本のうち一本は白加賀に似た蕾が付いていました。もう一本は小型のピンクの花が2分咲き位になっていました。こちらの方は、現在の宮菜園で咲いている梅の花には無い特徴ですので、もしかすると新しい種類の追加になるかも知れません。

2008年2月11日 梅の接木
山田さんから頂いた花香実、萩原アンズ、枝垂れ梅(白色の花)を裏庭と玄関の梅に接木しました。花香実は花粉が多く受粉木に向いている様なので、白加賀等の受粉に期待しています。 

2007年12月24日 梅の剪定
梅の葉が落葉しましたので庭と裏庭の梅の木の剪定を行ないました。200年と昨年接木した品種が一部を除いて大分成長して来ましたので、主に品種間の栄養バランスを良くする為の一部の亜主枝の剪定、それに不要な徒長枝の剪定を行ないました。ただ、裏庭の木は徒長枝と言っても1m位の花芽が付いている枝が多かったので、剪定量は少なくし、枝を水平に誘引する事による来年の着果枝の増加を目指した剪定としました。その為剪定自体は軽いものとなりました。一方庭の木、昨年強めに剪定しましたので、今年は枝や幹の途中から、勢いの良い花芽の無い新鞘が多めに出ました。接木に丁度良い具合の新鞘なので、取あえず徒長枝は根元から剪定しないで、20cm位残して剪定しました。梅の木にはカマキリのタマゴが2個ありました。

2007年6月17日 梅の収穫
実が黄色くなって一部落下し始めていたので収穫しました。今年は昨年の約半分の収穫で6.5Kgでした。昨年漬けたものがまだ手付かずで残っている為少なくてほっとする感じでした。いつもは収穫から漬けるのが完了するまで半日がかりでしたが、今年は量は少なく汚れもなかったので、収穫後焼酎で少し洗っただけでしたので一時間強で完了しました。
だんだん手際良くなってスピードアップされてきます。手抜きしているだけじゃないかと思う人がいるかも知れませんが、ま、手抜きしても失敗しなくなったという事ですから、一応進歩していると勝手に思っています。

2007年6月10日 梅の接木状態確認
夕方雨が止んだので梅の接木の状態を確認しました。今年は一旦芽が出たあと虫に食われてしまったものや、接ぎ穂の廻りに透明のヤニが固まりとても接ぎ穂の芽が伸びだせなくなったものなど失敗例が多かった様です。この2点は以前からの梅の接木の課題と思っていますが、今年は一寸工夫と対策をサボってしまいました。
結果は以下の状態でした。甲州小梅以外、裏庭の梅への接木。接木で失敗したものの挿し木で生き残っている種類もありますが、とりあえず余った穂木をトロ箱に挿し木して木の下においた状態になっていますので、活着がはっきりした時点でもう少し条件のよい場所に移動して成長を促したいと思っています。
                接木の成否  挿し木の成否
萩原大実梅        ○        X
山田枝垂(白)        X        X
岩倉紅梅          X        X
宮アンズ          ○        −
豊後             ○        -
鶯宿             X        ○
月世界           △        ○
信州小梅         ○         -
玉英            ○        X
山田アンズ        X         −
甲州小梅         ○         -         玄関の梅ノ木

2007年4月21日 梅の接木の状態
庭の宮大実梅の接木の状態を確認したところM玉英、豊後、月世界、小梅、岩倉中粒梅がどうやら成功の様です。岩倉紅梅、鶯宿、萩原アンズ、宮アンズ、枝垂(白)の芽が出ていませんでした。紅梅など1ヶ月程前には芽が動いていたのに今回芽が見えなくなってしまったのもあります。どうやら、早春に若芽を食べる、赤黒い毛虫に食べられてしまった様です。この毛虫は梅やアケビ、スモモ等の芽を好む様で、そろそろいなくなるころですが、今日も1cm位に大きくなったのがいましたので、もう少し注意が必要の様です。と言っても、どうやれば駆除出来るのか今のところ不明です。まだ油虫などが発生しない小さな若芽のころ、浸透性の薬でもかければ良いのかも知れませんが、若芽が食われると言うものの、接木以外はそれほど大きな被害にならないので、今のところ特に駆除は行っていません。
概ね、この虫に食われてもまた芽が出てくるのですが、残っていた穂木を使い、追加の接木を行いました。

2007年3月18日 梅/アンズの接木の状態
小梅、岩倉紅梅、月世界、豊後、岩倉中粒梅、玉英から小さな芽が出てきました。
鶯宿、山田枝垂、宮アンズは未だ動いていません。

2007年3月05日 梅の花
接木した梅の花の開花状況を確認しました。暖冬により、例年より2週間程早い様です。
甲州小梅と南高梅は、最盛期が過ぎ花びらが散ったものが半分以上ありました。
青加賀、白加賀、豊後、宮大実梅は8分咲き位であり、絶好の見ごろでした。
その他の種類は花が咲いていないか少なすぎ時期の確認出来ませんでした。

2007年1月28日 梅の剪定及び接木
川崎市の山田さんから送って頂いたアンズ、枝垂梅等の他、未だ接いでいなかった宮アンズ、豊後梅等を庭の梅の木に接ぎました。これで庭の梅の接木は今年ほぼ完了なので、失敗したときに接ぎ増しする予備の枝を除いて、剪定も完了しました。昨年実を付けた為に今年は殆ど花芽を付けていない枝や細い枯れ枝、立ち枝、下向きの枝、内向枝等を全て整理し、花芽の付いている枝と来年の着果枝になる勢いのよい枝を適当に残し思いきって整理したので、随分すっきりしました今日は玄関先の梅の木には手をつけられませんでしたので、暇を見つけて早めにまだ残っている穂木等の接木を行う予定です。

2007年1月21日 柿の接木
新秋や昨年失敗した伊豆、山田さんちの富有等を接いだ。柿も適当な枝が残り少ないので、春先に重要な種類だけ選んで再度接ごうと思っています。

2007年1月6日 梅の接木
梅の木の再編、紅梅の追加の為、庭の木にアンズ、甲州小梅、岩倉さんちの小梅、岩倉さんちの中粒梅等を接いだ。様子を見て芽が動き出さない様なら春に再度接ぐ予定。
一昨年接いだ白加賀、青加賀、南高梅に花芽が付いており、今年は花と実が確認出来そうです。昨年接いだ枝垂れ梅、梅郷も上手い具合に枝が伸びていますが、花芽はまだの様子。

2006年11月26日 梅の剪定
梅の紅葉が始まって来ました。一番色が鮮やかなのがアンズで紅葉という表現がふさわしい綺麗な色です。少し黄色身が買った薄紫の豊後とアンズに近い梅もなかなかのもので目を楽しませてくれます。このアンズに近い梅は葉の色から見るとどうも豊後と同じ様な感じもします。豊後の実が成ると判断が付くかも知れません。
他の種類は紅葉を楽しむという点からはかなり特性が落ちてしまう様です。あまり鮮やかな色にならないうちに葉が落ち気味になっています。
昨日少し早いながら剪定を行いましたが、剪定と言っても木の成長が落ち着いている関係から殆ど枝を切る必要はありませんでした。上向きの枝や内向の枝を少し切り落とし、古くなった枯れ枝や弱った枝を少し切り落とし、数少ない立ち枝うち横に伸ばしたい枝を2,3本誘引しただけの作業となりました。今年はの接木は、庭の枝垂れ梅と梅郷、玄関脇の梅郷、アンズ(山田さん提供)、古城が成功しました。岩倉さんちの紅梅は成功したと思っていたらいつのまにか枝ごと枯れており、失敗でした。

2006年6月23日 梅の収穫と剪定
少し早いのですが、梅の収穫を行いました。今年は去年より収穫量が増え14.3 Kg 程ありました。早速梅干作成を行いましたが、収穫量の増大とともにだんだん手抜きになってきます。アク抜きは6時間程度とし、水洗いのあと焼酎で洗ってそのまま18%の塩で漬けました。以前は、全部ヘタを取ったり、洗ったあと一個ずつ乾いたタオルで拭いてから漬けていたのですが、10Kgを超えるととてもそんな事はしていられません。
ただ、昨年は梅を漬けるところまでは問題なかったのですが、シソを追加した時点で少しカビが生えたので、シソをとりはらった経過がありますので、今年はシソを少し乾かしてから塩もみし、ちゃんと梅酢に浸る様に注意するつもりです。
実の方は、例年黒っぽい油虫がついたり、油虫の排出物で煤が出て黒っぽくなる実があるのですが、今年は上手い具合に大量に発生したテントウムシの幼虫が油虫を食べてくれた様です。収穫時点で油虫の姿は見当たらず、実もきれいなままでした。尤も少しは虫が食い入っていましたが、今年は量が多いため虫食いの実を捨てるのがあまりおしくありませんでした。
実の収穫後葉の込んでいる部分や高くなりすぎた枝をカットしたり、伸ばしたい枝を水平に誘引しました。接木した、豊後、青加賀、白加賀、南高、枝垂、古城、梅郷はいずれも実がなりませんでしたが、今年は短果枝が着いて付いていますので、来年あたりは実が確認できるかも知れません。これらの枝の側の台木枝は、強めの剪定を行いました。

2006年6月3日 梅類の接木の状態
枝垂梅、古城、梅郷、山田さんから頂いたアンズは順調に芽が伸びています。岩倉さんちの紅梅は芽が出てきたので成功かなと思っていたのですが、今日見たら枯れていました。これは来年再チャレンジです。岩倉さんのところには中型の実なりの良い梅も何本かあるので、こちらもいただいて育ててみようと思っています。

2006年5月4日 梅類の手入れ
例年の事ですが、梅に油虫が発生していましたので、油虫が発生し縮れている葉を取り除きました。テントウムシが盛んに油虫を食べており、葉の裏にテントウムシの卵が沢山産み付けられていますので、卵を生みつけた葉は取らない様に注意しながらの作業となりました。ただ、油虫が発生し縮れている葉に卵が産み付けられている事は殆ど無いので、それほど神経質に成ることはありません。取り除いた葉はビニール袋に入れて密封して置くとそのうち油虫は死んでしまいます。取り除いた葉をそのまま捨ててしまうと、又大量に木に登ってきて拡散する事になりますので、必ずビニール袋などに入れて処理する必要があります。油虫の卵は一部孵化し幼虫になって来ていますので、今後発生する油虫は幼虫の方が食べてくれることになり、今後油虫の発生は殆ど無い予定です。
油虫駆除のついでに摘果を行いました。今年は部分的に実止まりが良すぎ、1つの短果枝に3〜4個も成っている部分も結構ありました。一つの短果枝には一個の実に制限し、形の悪いものや混み合っているものと摘果しました。
今年接いだ以下の新顔は全て成功の様です。
玄関脇の木: 山田スモモ(少し芽の伸びは良くないが)、梅郷、古城、岩倉さんちの紅梅(成長が一番遅い)
裏庭の木: 梅郷、枝垂梅

2006年4月2日 梅の接木の状態
剪定葛を公園で拾った古城、梅郷を接木してみましたが、拾ったとき切り口が殆ど変色していないほど新鮮だった事が幸いしたようで、無事小さな芽が出てきました。又知人の岩倉さんという方の菜園から頂いた紅梅も赤い芽が出てきましたので、これもどうやら成功の様です。山田さんから穂木を頂いたアンズは、芽が膨らんできている様ですが、未だ緑の葉が見えるまでには至ってませんでした。とりあえず、接いだ枝の不要な新芽を掻き取り、様子見としました。2週間ほどして芽が出ないようなら、保存しておいた穂木を再度接木してみようと思っています。
昨年この玄関の梅の木に色々接いだのに成功したのは豊後だけでしたが、今年は前年より良い感じです。昨年生い茂っていた弱い枝を思い切って剪定し、樹勢の強い新鞘を出しておいたのが良かった感じです。何年も経って、幹もあまり太らないような枝に接木すると、成功率は良くない様です。

2006年02月19日 梅類の接木
山田さん提供のアンズ、公園で剪定枝を拾って来た古城、梅郷、岩倉さんちの梨の木の近くで栽培していた紅梅を接ぎました。私の梅類の接木の経験はあまり多くなく、昨年は同じ時期に同じ種類を接いだのに、台木により勝つ着に差がありましたので、昨年成功率が高そうな気がした「「新しく生長した勢いの良い枝」に接いで見ました。

2006年01月05日 梅、葡萄の剪定葛の入手
今日は仕事始めでしたが、少し早めに仕事を終えて公園に行って見ました。役所も仕事始めだったようで、今日か昨日位に選定したらしい果樹の剪定枝が木の周りに散らばっていました。物はためしと言う事で少し枝を拾ってきました。
梅の古城、梅郷、葡萄の紅富士、紫玉 という種類の様です。本当にこの名前の通りの種類か判りませんが、取りあえず育ててみようと思っています。

2005年8月7日 梅干し漬け
シソ等が水の中に完全に隠れる様に重石を入れ直したらカビは発生していませんでした。来年は重石を天日干しまで入れておく様にするつもりです。尚、少し送れましたが念の為3日間の天日干しを行い、念の為梅酢は煮沸消毒しました。

2005年7月31日  梅干し漬け
後でいれたシソの廻りに相変わらずカビが発生しています。そろそろ天日にあてないと行けないのですが、あいにく今週土,日と曇りで今週は天日干しは出来ませんでしたので、合間に出た太陽を頼りに樽ごと太陽にあてました。
来週は天気が良さそうなので、天日干しを行い、梅酢の方は一回煮沸消毒しカビの発生を抑えたいと思っています。
やはり漬ける時に焼酎で消毒した方が良い様です。その他シソを入れたとき重石を取り外してしまったのですが、重石はそのままにしシソや梅は完全に梅酢のなかに隠れる様にしておくとかびが発生しにくいのではないかと思っています。

2005年7月3日 梅干漬け
野菜の間に生えていたシソが大きくなりましたので、シソの収穫を行い塩で揉み水分を出してから先日漬けた梅漬けにいれました。シソが700gほど取れましたので、塩を18%程用意し、2回に分けて揉んで水分を出してから入れました。梅漬けの方は早めの収穫の実だったので、何時もより硬めになっており、梅酒と完熟梅の梅干の中間位と言ったところでしょうか。この後の土用干しが楽そうですが、おにぎりなどに入れるのには不向きの仕上がりになりそうです。
今年は梅を洗ったあと乾いた布で吹き焼酎をまぶす作業を省いて省力化shじたせいか、1cm位のカビ玉が2個ほど発生していました。この程度なら全く問題無さそうなので、来年も省力タイプで行う事になりそうです。

2005年6月25日 梅干の状態
先週漬けた梅から梅酢が順調に出て来ました。第一段階はとりあえず成功です。菜園の所々に芽を出したシソを空きスペースに植え替えておきましたが、昨年知人から頂き植えてみた葉の縮れない種類も混じっています。これは梅漬けにはあまり良くないようなので今年は種が出る前に引きぬこうと思っています。
来週か再来週位には葉を取り梅漬けの中に入れ様と思っています。

2005年6月18日 梅干作成
まだみの一部が黄色くなっただけのものが多く、例年より少し早いのですが梅の収穫を行い梅干作りを始めました。毎年行っている、焼酎で洗ってから漬ける方法を止め、収穫したのを水洗いし少し水切りを行ってからすぐ漬けました。
完成した梅干の硬さ、焼酎未使用によるカビの発生などが今後の参考として注目点と思っています。
尚、塩は何時も通り18%、梅の収穫量10Kg、重しは10Kg

2005年5月5日 梅の接木等
梅/アンズもアブラムシが発生していましたので、発生している葉を取り除くと同時に伸びすぎた新鞘の芽摘みを行いました。アブラムシは開いた直後の新しい葉に発生するので芽摘みとアブラムシ駆除の作業がほぼ兼用になります。
梅/アンズにもテントウムシの卵は産み付けられているものの、まだ孵化はしていませんでした。
接木した新芽にも少しアブラムシの発生が見られましたので、この部分だけ農薬で駆除しました。
山田さんから頂いた各種梅の接木の状態を確認しましたが、思ったより成功率は低そうです。南高梅、青加賀、白加賀、豊後とも各2箇所程成功し20cm位伸びているのですが、枝垂梅は芽が出ていませんので失敗の様です。今回は玄関脇の中粒梅と裏庭の大梅にそれぞれ3箇所位ずつ接いだ結果ですので、成功率としては30%位になります。
特に玄関脇で成功したのは豊後だけですので成功率15%程度となり、玄関脇の梅への接木は最近ではまれに見るほどの成功率の低さです。裏庭の方は成功率が60%程度なので、台木の樹勢とかが影響しているのかも知れません。

2004年12月19日 梅、アンズの接木
12月の接木の成功率確認と実の殆ど成らない梅の木に実を成らせる目的で梅とアンズの接木を行ってみました。
中梅、限りなく梅に近いアンズの木にそれぞれ小梅とアンズのを接木しました。上手く行けば白い中梅の花のなかにアンズの濃いピンクの花が、限りなく梅に近いアンズの淡いピンクの花の中に白い小梅と濃いピンクのアンズの花が混じって咲くことになります。

2004年11月12日 梅の木の剪定
玄関の脇にある梅の木は中位のサイズの実がなる梅なのですが、花粉が少ないせいか毎年少ししか実がなりません。そこで小梅でも接木し実成を良くしようと昨日と今日の2日かけて枝の剪定を行いました。
これまでこの梅の木の剪定は松等他の樹木と一緒に庭師に剪定を任せていたのですが、庭師の剪定は果樹としてみるとひどい剪定で、枝がごちゃごちゃに入り組み、枯れ枝も沢山あると言う状態で、夕方の明るい時間が少ないという事もありますが、予想外に時間がかかってしまいました。大実梅は庭師に触らせないで自分で剪定していたのですが、今後はこの梅の木も自分で剪定しないと駄目な様です。
それと考えてみると、来春頂く事になっている南高梅もこの木や大梅の木に接木し、菜園の梅の木はいずれ他の果樹に変更した方が良さそうな気がしています。梅やアンズだけで3本もあっても、実の始末に困りますね。

2004年6月13日 梅の収穫と梅干の作成
昨日限りなく梅に近いアンズがほんのりと黄色に色付きはじめましたので収穫を行いました。一昼夜水に浸しあく抜きしてから梅干作成のため塩をふり漬けこみました。今年は実の数が昨年より大部少ないと思っていたのですが、重さを計ってみたら5kgほどあり数の割には重量はそれほど少なくありませんでした。実付きが少ない分一個当りの重量は大目だったようです。
あく抜きした後の状態は、少し柔らかくなったのが一部混じった程度でしたので丁度良い程度のあく抜き時間だったと思います。梅干は多少好みや用途もありますが、実が崩れる直前の成るべく柔らかくほぐれ易いのが焼酎梅割り、おにぎり等の用途は勿論単独で食べても美味しいと思います。収穫が早すぎて硬い青梅は単独で食べる位しか用途が無く,食味もあまり頂けません。逆に収穫が遅過ぎて実が柔らかくなっていると、実が崩れ易く、天日干しの時に皮が破れぐちゃぐちゃに成りやすく梅の形が無くなってしまいががちです。
そこで硬めのものは一昼夜程度、少し熟れたものは6時間程度、良く熟れたものはあく抜き無しで漬け込みます。
昨年は少しやわらか過ぎましたので1割程度が天日干しの時実が崩れてしまいましたが、今年は昨年より少し硬めで漬けられた様です。
塩は昔からの梅干漬けで行われている18%の塩分で漬けました。最近は減塩という事で10%程度のものが市販されている様ですが、家庭で10%の塩で漬けるとカビの発生でほぼ100%失敗します。市販のものは18%で漬けたあと塩抜きしたり、防腐剤や砂糖類を混ぜたりしているものが多い様ですが、個人的にはこのような市販のものは梅干本来の味から見てとても食べられたものではないと思っています。もっとも最近の市販の色々味付けしたようなものを食べなれた人にとっては、それが梅干の味と思っていて、昔ながらの梅干は好きでは無いという人が多いのかも知れません。
最後に、毎回あく抜きのあと乾いた布で丁寧に水をふき取り、焼酎を降りかけ殺菌を行ってから漬けこんでいたのですが、今年は布で水をふき取ったあとそのまま漬けました。多少カビの発生の恐れはあるのですが、昔田舎で漬けていた時は、焼酎で殺菌するなどという面倒なことはしなくてもちゃんとカビもせずに出来ていましたので、多分大丈夫だと思います。今回それで問題が無ければ今後は省力化の方向で漬けたいと思っています。


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