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毛虫について 毛虫を好きな人はあまりいないと思いますが、菜園に取っては好き嫌いは別としてもかなり厄介もので、放っておくと、野菜や果物が全滅状態になることもあります。毛虫の種類によって食べる果物や野菜が概ね決まっており、闇雲に何でも食べるわけでは無く、発生の状況も決まっていますので、特性を良く見極めて発生を抑える事が大切です。 宮菜園でよく発生する毛虫類は以下の様な種類です。 アゲハ ご存知アゲハ蝶の幼虫です。放っておくと、大きいのでかなりの被害が出ることがあります。 柑橘類、アシタバ、人参、パセリに発生します。
アメシロ 極めて食欲旺盛であり、多発すると一本の木を丸坊主にし、さらに別の木に移動します。柿の木等の葉っぱが黄色くなっているのはアメシロの被害が多いようです。柿、梅、スモモ、梨、プルーン、モモに発生します。時々キュウイや葡萄にも発生しますが、あまり広がりません。
イラガ 小さな硬い鶏の卵の様な形をした繭を作るものと、少し盛り上がった長さ2cm、幅 1cm位の繭を作る種類が主に発生種類ですが、たまに青虫のさなぎみたいな形をした目立たない種類も発生します。いずれも触ると非常に痛いので木の手入れや収穫、、駆除するときは十分注意が必要です。柿、スモモ、梨、アケビ、ぶるーべりーに発生します。
クルマスズメ 葡萄にはあまり毛虫は付かないのですが、このクルマスズメは葡萄の葉が特に好物の様です。大きな木では被害はあまり問題になりませんが、幼苗の場合葉を食い尽くされ、最悪苗が枯れると言う壊滅的な被害になる場合もあります。
コスカシバ 木の表皮の部分に食い入り、虫糞をだしながら、幹の浅い部分や形成層を食い荒らします。木が弱り、最悪枯れてしまうこともありますので、虫糞を見つけ次第皮を剥き駆除しておく必要があります。
テッポウムシ テッポウムシと言われているのはカミキリ虫類の幼虫です。木の幹に食い込んで芯の部分を食い進むので芯食い虫とも呼ばれている様です。リンゴや無花果、葡萄等で被害が多く出るようで、最悪の場合木全体を枯らしてしまいます。 コスカシバの幼虫の場合、表皮の部分だけの食害ですが、テッポウムシの場合幹の中心付近を食い進み、食害の量はけた違いです。木の所々に穴が開き、虫の糞が吹き出していたらテッポウムシの被害を受けている証拠です。 虫糞が出ていたら、早めに殺虫剤を注入して駆除する必要があります。 家庭用の噴射用のノズル付き殺虫剤であれば、ハエや蟻、ゴキブリ用等何の殺虫剤でも良い様ですが、出来れば効能にキクイムシやシンクイムシの表示が有った方が確実かも知れません。噴射ノズルを穴に挿入し、穴の周りをガムかなんかでふさぎ殺虫剤を注入します。虫の食い進んだ穴が長くて生き残る場合もありますが、1,2ヶ月して虫糞が出ていたら再度注入すればほぼ100%駆除出来ます。 ネキリムシ ネキリムシという正式名称は無いかもしれませんが、老齢幼虫になると土の中にもぐり、植えたばかりの野菜苗を根元から食いちぎる毛虫を勝手にネキリムシと呼んでいます。
ハバチ: 当菜園では2002年頃〜スモモの木で発生しています。葉が穴だらけになり見苦しいのは勿論、初夏〜秋にかけて大量に発生し大切な葉を食害するのですが、散発的に木全体にまばらに発生し駆除に手間がかかるので毛虫以上に難儀しています。発生したら薬剤で駆除すると比較的簡単に退治出来るようですが、薬剤はカマキリやテントウムシにも悪影響があるので、食害している幼虫を手で一匹づつ捕殺する様にしています。
ブドウスカシクロバ: 当菜園では2002年頃〜スモモの木で発生しています。葉が穴だらけになり見苦しいのは勿論、初夏〜秋にかけて大量に発生し大切な葉を食害するのですが、散発的に木全体にまばらに発生し駆除に手間がかかるので毛虫以上に難儀しています。発生したら薬剤で駆除すると比較的簡単に退治出来るようですが、薬剤はカマキリやテントウムシにも悪影響があるので、食害している幼虫を手で一匹づつ捕殺する様にしています。
蓑虫 あまり目だった被害はありませんが、数がおおくなると葉が食い荒らされて見苦しくなります。また接木した新芽を食べられることがありますので、特に早春は要注意です。見つけ次第捕殺しておいた方が無難です。
モンクロシャチホコ
不明毛虫(名称未調査)
ヨトウムシ
2015年3月17日撮影 |
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