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トウモロコシについて トウモロコシを栽培する醍醐味は、何といっても熟す直線のピチピチした若い時点で収穫し、すぐゆでるなり焼くなりして味わうことです。野菜店で買ってもたまには美味しい場合もありますが、大抵はがっかりしてしまいます。 特に最近の甘い品種は少し時期が過ぎたり、収穫してから時間が経つと急速にまずくなります。 そのほか幹もしっかりしていて、収穫後の幹や葉を畝の間にでも敷いておけば良い堆肥代わりになります。 植付時期 4月中旬位に種を蒔いて少し大きくなってから植えつけるのが一番良いようです。7月中準くらいまでは蒔ける事になっていますが、遅くなるとアワノメイガに幹を食われたりしてなかなか上手く行きません。ただ時期をずらして蒔くと何回も新鮮なトウモロコシが食べられます。 日々の手入れ 苗の小さな時は病気も少なく手がかからないのですが、大きくなって花が咲く頃になると芯くい虫(アワノメイガ)が活躍しだします。芯くい虫が発生すると茎に穴があき虫の糞が出て来ますのですぐ判ります。そのままにしておくと花が枯れてしまったり、実が食われたりします。被害が多いようなら糞が出た初期のころ、虫が食い込んだ穴にスポイトで殺虫剤を流し込めば虫は死んでしまいます。 花が咲くころ天気が良く、割とまとまった数の苗を植えておくとちゃんと受粉が行われ、実もそろったものとなりますが、受粉が上手く行われないと歯抜けのトウモロコシとなってしまいます。受粉を良くするためには、葉の間からとうもろこしの子供が顔を出し白っぽいひげを出し始めた頃、花の部分を少し切り取り、ひげに花粉を振りかけてあげると歯抜けがなくなります。
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