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トマトについて


トマトは雨が多いと病気になり易く難しい面もあります。特に梅雨時に雨が続くと幹が黒くなり実や幹が腐食してしまう事もあります。それでも我が家で取れたトマトに愛着があり毎年栽培に挑戦しています。 尚、最近殺菌剤は使用しない様にしていますが、天候の為でしょうかそれとも葉を敷き詰めている為でしょうか、病気はあまり発生しなくなって来たように感じています。
トマトは、連作障害を防ぐ為、ナスやピーマンとグループを作り、一つのブロックの中にまとめて植える様にしています。

種類
時々変わった品種を植えることもありますが、現在は以下の3品種を中心に育てています。毎年種を取り、苗から育てる様にしています。
@ミニトマト
 小粒の一口サイズのミニトマトです。苗が1本あれば我が家の消費量を十分カバー出来るほど実成が良いため、苗を育てるのはあまり効率的では無いと感じていますが、気に入った品種を育てるメリットを考え毎年種を取るようにしています。
Aフルーツトマト
 ミニトマトと通常のトマトの中間位のサイズです。完熟すると甘味が強い品種のようです。通常4本ほど育てますが、実成は多く最盛期は食べ切れない状態になります。
B桃太郎トマト
 最も一般的な品種と言って良いのでしょうか。スーパーなどで販売しているのもこの種類が多い様です。

植付時期
3月頃温室で種まきするか、4月末のゴールデンウィーク開始の時位に園芸店で苗を購入して植えつけます。 ナスと同様寒さに弱いため、植付後二週間位、堆肥の袋等を風除け件温室代わりに被せておきます。この時あまり高温にならない様袋の底を完全に切りとって円筒型にしたものを被せます。
二週間程して寒さや風の心配がなくなったら1.8m位の支柱を立てます。

日々の手入れ
ほっておくとどんどん伸びて3m位になり、枝も次々に葉の根元から出てきてジャングル状態になります。 幹が伸びてきたら支柱に誘引し、倒れないよう紐で結わえつけますが、葉の根元から出てきた新芽は全てかきとります。
この時葉のほうをかきとらないように注意してください。以前私が忙しく妻に任せたら、葉を全て書取られ丸裸状態にされた苦い経験があります。尚、ミニトマトの場合、花が咲いてから熟すまでの期間が短い、実が付き易い等の理由から、根元付近から発生した新芽も伸ばし、3本仕立とか5本仕立にすると収量が多くなるようです。 
天気が良くなかったり、寒すぎたり暑すぎたりすると花は咲くけど実がならないことがあります。この場合トマトトーンなどという実付きを良くするホルモン剤があり、それを花にスプレーでかけます。気温が25℃以上位になると実止まりが悪くなりがちですので、6月位に咲く花はトマトトーンで実止まりを確実にする事が大切なようです。この頃の花が実止まりしないと枝ばっかり大きくなり始末に負えない状態になりがちです。 尚、このホルモン剤をトマトの苗の頂上にかけるとトマトの苗の成長が止まりひねた状態になりますので注意が必要です。
以下の図は植付た時に被せるビニールのカバーです。支柱を立てカバーが風で飛ばない様にします。 以下の図はトマトの新芽をカットする例です。
くれぐれも葉のほうをカットしないように!!

ミニトマト - 2004年7月4日撮影
根元から出た新芽を適度に残し3〜5本仕立にすると、一本苗でも大量の収穫が出来ます。
フルーツトマト - 2004年7月4日撮影
ゴルフボール前後の大きさの実が沢山なります。完熟させると甘味が増すようです。

アイコ - 2013年8月3日撮影
アイコという品種名のミニトマトです。細長い実が沢山なります。
秋のミニトマト- 2014年10月25日撮影
10月末頃のミニトマトです。初夏から晩秋まで実を着けてくれるのでとても便利です。

桃太郎 - 2004年7月4日撮影
近年流行の甘いタイプの、最も一般的なトマトと言って良いと思います。

葡萄棚の下での栽培- 2007年6月17日撮影
菜園が果物に占有されつつあり、野菜を植えるスペースが少なくなって来たので、葡萄棚の下で栽培してみました。
葡萄棚の下での栽培- 2007年7月7日撮影
葡萄棚の下は雨があたらず乾燥気味なので、栽培環境としてよい面もあるのですが、葡萄の葉が繁ってくると幹がひょろひょろ伸び、実成りも少なめでした。

別館での栽培- 2012年7月22日撮影
別館は最初赤土を入れただけの土地でしたので、与える肥料の量が判らず試行錯誤で行っていたのですが、何とか普通に育つようになりました。
晩秋のトマト- 2014年11月30日撮影
もうすぐ霜がおりて駄目になりますが、秋の涼しい時期になると受粉が活発になり、実が沢山なります。緑の未熟果は漬物に利用出来ます。

2015年4月13日更新

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