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ネギ類について


ネギは色々な料理で使われる為、植えておくととても便利です。ネギには色々な種類がありますが、代表的なものとしては以下の種類があります。

根深ネギ
    関東はこの種のネギが好まれるようです。
沢山の品種があり、単純に根深ネギとして分類出来ない様に思いますが、とりあえず、ここでは大まかな分類を行い、必要に応じ個別の生育記録等で説明を行います。
深谷ネギが有名です。太くて柔らかい下仁田ネギも根深ネギの一種に分類出来ると思います。

葉ネギ
    割と細めのネギで主に葉の部分を食べます。関西はこの種のネギが多い様です。
    根深ネギと葉ネギはそれぞれ適した種類があるとは思いますが、通常は育て方の
  違いで分けています。ネギ坊主の代わりに子苗が出来るヤグラネギは、葉ネギに分類出来ると思います。

小ネギ
    鉛筆の芯よりもっと細いうちに食べるネギです。
  博多ラーメンの具にしたり、色々な和食の薬味として使用されます。
そのほか、ネギの仲間で以下のようなものがあります。たまねぎなんかも玉が出来る前はネギの代用にないます。

ワケギ
    小ネギに似ています。 ラッキョウを小さくしたような球を8月頃植えます。
  早生で8月、晩生で9月ごろ芽が出て11月〜4月位まで収穫出来ます。

アサツキ
    ワケギに似ていますが、ワケギよりさらに葉が細く汁の実などとして利用します。
  冬は枯れますが、3月頃新芽が出て来ますので、それを利用します。

植付時期
通常のネギは種を蒔くのが9月又は3月頃です。 9月に蒔いた場合4月、3月に蒔いた場合7月頃に苗を植え付けます。
小ネギは真冬と真夏以外何時でも蒔けます。小ネギは通常植え替えを行いません。
ワケギとアサツキは5月頃になると葉が枯れて小さな球が出来ます。それを保存しておいて8月末から9月中旬位に球を植えつけます。

日々の手入れ
根深ネギは成長に応じ土寄せを行い、白い部分が長くなるようにします。
葉ネギは好みに応じ土寄せまたはそのままの育成とします。土寄せすると白い茎の部分が増えます。
その他のネギ/ネギ類は特に手入れは不要です。根元を少し残し切りとって利用すれば又芽が出て大きくなってきます。
又間引きを兼ねて抜き取って利用することも出来ます。


根深一本ネギ

根深ネギの苗 - 2009年2月22日撮影
9月に種蒔した根深一本ネギです。もう少ししたら、植え替えます。
購入苗- 2013年3月17日撮影
初秋に種蒔を行わなかった場合、早春ホームセンタ等で苗を購入する事も出来ます。

   
苗植付- 2013年3月17日撮影
深めに掘った畝を作り植付けます。成長するにつれて土寄せを行い、白い茎の部分が長くなる様にします。
  根深ネギ の生育- 2014年5月25日撮影
植付直後に乾燥が続くと苗が枯れる事がありますが、一旦根着くと乾燥にも強く、徐々に旺盛な成長となります。
 

根深ネギ の生育- 2009年7月5日撮影
苗の大きさなどの関係で、植付時期は異なりますが、いずれも順調に生育しています。。
根深ネギ 収穫開始- 2009年10月5日撮影
順調に生育し、美味しく食べられる時期になりました。

根深ネギ 最盛期- 2009年11月3日撮影
これから早春まで利用可能です。
食べ残し- 2010年3月6日撮影
結局春先までに半分ほど残ってしまいました。でももう少しネギ坊主が出るまでは食べる事が出来ます。

下仁田ネギ- 2014年4月21日撮影
下仁田ネギも通常の根深ネギと同じ位の時期にネギ坊主が出ます。
ネギ坊主- 2014年4月5日撮影
ネギ坊主が出始めました。ネギ坊主が出ると固くて食べられなくなります。

下仁田ネギ- 2014年6月23日撮影
種蒔して育てた下仁田ネギ苗の植付です。
下仁田ネギ- 2014年11月23日撮影
美味しい季節になりました。
下仁田ネギ- 2015年3月21日撮影
そろそろネギ坊主が出て一旦収穫完了です。
下仁田ネギ- 2015年5月5日撮影
そろそろネギ坊主が出て一旦収穫完了です。

越谷黒一本ネギ - 2014年6月1日撮影
4月27日に種蒔した越谷黒一本ネギという品種です。通常秋に種を蒔いていたのですが、試しに春蒔きを行ってみました。
越谷黒一本ネギ - 2014年6月23日撮影
畑に植付けた状態です。この後の生育は通常の根深ネギの生育となります。根深ネギの品種による差はそのうち育成して確認したいと思っています。

越谷黒一本ネギ - 2015年4月5日撮影
ネギ坊主が出始めたのでそろそろ収穫が終わりです。

汐留晩生ネギ- 2015年5月5日撮影
そろそろ収穫収量です。
汐留晩生ネギ- 2015年5月16日撮影
ネギ坊主がいっせいに出始めました。

根深ネギ関係の様子- 2015年10月18日撮影
今年から土寄せの関係で、根深ネギは粘土質気味のエリアに植えています。


葉ネギ

葉ネギと言っても、ある程度深く植え土寄せすると根深一本ネギの様に白い部分が多くなる品種もあり、単純には分類出来ない面もあるのですが、とりあえずは基本的に分決する品種などを葉ネギとして分類しています。

汐止め晩生ネギ
汐留晩生ネギ- 2014年6月1日撮影
4月27日に種蒔した汐留晩生ネギという品種です。初めて育てるのですが、分けつが多いという特徴の品種の様ですので、根深ネギとは少し異なる様です。
汐留晩生ネギ - 2014年6月23日撮影
畑に植付けた状態です。

汐留晩生ネギ- 2014年11月23日撮影
美味しい季節になりました。
汐留晩生ネギ- 2015年3月21日撮影
通常の根深ネギと異なりまだまだネギ坊主は出ず収穫続行です。
 

汐留晩生ネギ- 2015年5月5日撮影
そろそろ収穫終了です。
汐留晩生ネギ- 2015年5月16日撮影
ネギ坊主がいっせいに出始めました。

坊主不知
坊主不知植付- 2013年6月16日撮影
通常春先になるとネギ坊主が出て食べられなくなりますが、ネギボーズが出にくい品種です。
坊主不知- 2014年4月21日撮影
通常の根深ネギは盛んにネギ坊主が出ていますが、この時期はまだまだネギ坊主が出る気配はありません。
分けつは行われています。

坊主不知- 2014年11月23日撮影
結局ネギ坊主は出ず、分けつにて増殖しています。
坊主不知- 2015年4月5日撮影
一般の根深ネギはネギ坊主が出て来たので、これからの時期はこれらの品種が収穫のメインになります。

分けつ- 2017年3月19日撮影
分けつの状態です。
植付- 2017年3月19日撮影
一本ずつに分けて植えつけました。

ヤグラネギ
ヤグラネギ生育- 2013年6月23日撮影
通常春先になるとネギ坊主が出ますが、ネギボーズの代わりにネギの苗が出来る一寸珍しいネギです。
小ネギ発生- 2014年5月18日撮影
ネギ坊主の代わりにネギの子供がやぐらの様に発生しました。名前の由来通りの姿ですね。

   
ヤグラネギの子植付- 2014年5月18日撮影
採取した小ネギを植付ました。
  植替え- 2014年5月18日撮影
苗が大きくなって来たので植え替えを実施。
 

苗の準備- 2017年6月11日撮影
ネギ坊主の代わりに出来たヤグラネギの小ネギを育成した苗です。とりあえず100本程をトロ箱で育てました。
苗の植付- 2017年6月11日撮影
100本程の苗を1畝に植付けたところです。

苗の育成- 2017年6月18日撮影
今年はヤグラネギの苗を多めに採取してみました。既に植付けた100本に続き、さらに400本ほど採取育成しているところです。
左側が植付後2週間ほど経過した苗、右は1週間ほど経過した苗です。手ごろな苗が短期間で容易に出来るのはとても便利です。

小ネギ

プランタの子ネギ - 2001年3月撮影
小ネギは京都の九条ネギ等が有名です。地方によっては、根深ネギより小ネギの方が良く利用される事もある様ですが、関西では薬味程度の利用が多く、プランタ栽培でも十分重宝する事も多いようです。
小ネギ - 2009年2月22日撮影
9月に種蒔した小ネギです。刻んで薬味などにするのに重宝します。

ワケギ

発芽 - 2009年10月5日撮影
初秋に植えたワケギの発芽状態です。
生育状態 - 2010年11月22日撮影
大分生育してきました。小ネギの代わりに薬味などとして利用可能です。

美味しい季節 - 2010年3月6日撮影
小さめですが、美味しい季節です。
美味しい季節 - 2011年4月24日撮影
根が枝分かれし、そろそろ収穫完了です。

ワケギ小苗 - 2015年10月18日撮影
これくらいの時期から間引きながら収穫します。

球根 - 2010年6月6日撮影
茎が倒れたので球根を掘り起こしました。
初秋のころまで日陰に保存しておき、又畑に植え付けます。
球根 - 2012年7月1日撮影
今年は網袋に入れ半日陰の場所につるしておきました。

アサツキ

発芽 - 2010年9月26日撮影
初秋に植えたアサツキの発芽状態です。
収穫 - 2011年4月3日撮影
早春の頃刈り取って収穫すると便利です。

繁茂 - 2015年10月24日撮影
植替えをサボっても毎年芽は出てきますが、この様に密集した状態となり、良い葉は収穫出来ません。

球根 - 2010年6月6日撮影
葉が枯れてきたら球根を掘り起こして日陰に保存しておき、又初秋のころ植えつけます。
花 - 2012年5月28日撮影
一寸変わった花なので撮影してみました。もう少し早ければ、葉もまっすぐで綺麗だったのですが、これは花見には少し遅かった様です。

球根 - 2012年7月1日撮影
今年は網袋に入れ半日陰の場所につるしておきました。

2017年6月21日更新

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