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小松菜等について


小松菜、菜花、山東菜、油菜等は少しづつ性質は異なり食味も異なりますが、同じような性質を持っており、植付け時期も似ています。
上記作付け計画表では小松菜と菜花しか記載していませんが、同じ畝に山東菜と小松菜を植えたり、別な組み合わせで植えたりし、色々な野菜を楽しむようにしています。

小松菜
葉もの野菜の中ではホウレンソウやキャベツ、白菜等と並んで最も多く利用される野菜の一つと思われます。我が家の菜園では毎年育てる様にしています。暑さ寒さが極端でないところでは年中作れるようですが、一番美味しいのは秋口に植え正月頃食べるものです。ただそれだけだとさみしいので、春先に植え初夏まで食べるようにするとなかなか便利です。ここ埼玉では9月初めに植えると結構虫がつくので、植えた後不織布という薄い伸縮性の虫除け資材で全体を覆います。そうすると青虫等が発生しません。収穫は、根こそぎ引き抜くのではなく必要な分だけ葉を摘んで利用しています。そうすると長期間食べられますし、春先に花と柔らかい茎を収穫することも出来ます。私は通常食べる葉っぱよりも蕾付きの茎の方が好きです。お浸しが最高です。

春先の小松菜 - 2001年3月11日撮影
小松菜は秋に種蒔しておくと春先まで食べる事ができます。これは遅蒔きですが、時期をずらして種蒔しておくと秋から初夏まで食べる事が出来ます。
茎が食べ頃の小松菜 - 2001年3月24日撮影
小松菜は通常葉を食べるのですが、私は花が咲く前の茎の方が好きです。

別館果物エリアの小松菜 - 2010年3月6日撮影
果物の木の間に種を蒔いておいたのが、毎年種がこぼれて自然発芽するようになった小松菜です(と言っても、授粉により少し他の品種も雑じっています)。もともと茎の部分を食べるのが好きなので、畑に植えなくてもタップリと食べる事ができます。
春蒔きの小松菜 - 2015年5月5日撮影
春先に種蒔した小松菜です。

秋蒔きの小松菜 - 2015年12月20日撮影
8月29日に種蒔した小松菜です。間引きながら収穫した残りが大株になっており、春の花茎採取用です。
秋蒔きの小松菜 - 2015年12月20日撮影
9月6日に種蒔した小松菜です。こちらも間引き収穫した残りが大株になっています。

秋蒔きの小松菜 - 2016年2月22日撮影
8月29日に種蒔した小松菜です。花が咲き始めました。蕾の着いた茎が美味しい季節となりました。
秋蒔きの小松菜 - 2016年2月22日撮影
8月29日に種蒔した小松菜です。茎の収穫を継続していますが、そろそろ脇から出る茎の芽が細くなってきており、収穫収量ま近です。

秋蒔きの小松菜 - 2015年12月20日撮影
10月8日に種蒔した小松菜です。少し大きめですが、まだ間引き収穫可能です。
秋蒔きの小松菜 - 2015年12月20日撮影
10月24日に種蒔した小松菜です。小さな間引き菜は柔らかくて美味しい状態です。

秋蒔きの小松菜 - 2015年12月20日撮影
11月13日に種蒔した小松菜です。


菜花
菜花は花の部分と茎の一部を食べます。茎についた蕾をすこし大きめに切って味噌汁に入れたり、茹でて醤油をかけると美味しいと思います。花が咲きやすいので、早めの植えると年内に食べられますし、遅く蒔くと初夏の収穫となります。時期をずらして蒔くと比較的長期間楽しめます。

収穫直近の菜花 - 2001年3月10日撮影 収穫した菜花 - 2001年3月13日撮影

初秋植えの菜花 - 2009年10月5日撮影
早めに植えつけたナバナの生育状況です。
収穫直近の菜花 - 2009年11月22日撮影
蕾が着いており、年内の収穫が可能です。
収穫中の菜花 - 2011年1月23日撮影
寒さで少し葉が傷んでいますが、今年は今頃が収穫の最盛期となっています。花が少し咲いた時点で収穫すると次々に蕾が出来てきます。
収穫中の菜花 - 2016年2月22日撮影
9月13日に種蒔した菜花です。何回か収穫し、だんだん小さな茎しか採れなくなりましたが、まだ食べられます。

かき菜

かき菜は手で茎をかいて食べるところかかき菜と呼ばれるようになった様です。あまり美味しいものだとは思っていませんでしたが、花の咲くのが遅く、小松菜等の収穫が終わってからも食べられますのでなかなか便利と思うようになっています。

かき菜 - 2009年11月22日撮影
かき菜は小松菜と異なり、主に茎の部分だけ食べます。小松菜に比べ花の咲くのが遅いので、小松菜が終わってから食べる事が出来、なかなか重宝します。秋に大株に育てると、春先に良い茎が採れます。
もう少し − 2010年3月6日撮影
もう少しすると茎が成長し食べられる様になります。

食べごろ - 2014年4月21日撮影
花が咲くと茎が硬くなってしまいますが、蕾の頃の茎が美味しく食べられます。
収穫- 2014年4月21日撮影
開花前に収穫した茎です。

かき菜 - 2015年10月12日撮影
9月13日に種蒔したかき菜(右)です。左は菜花。


カラシ菜

その名のとおりピリッとした辛味のある野菜です。とりたてて美味しい野菜と言う分けではないですが、辛味は嫌いではないので、』時々栽培しています。

カラシ菜 - 2016年3月21日撮影
カラシ菜の花芽が出てきました。花の咲く前に茎を採取すると、脇芽が出てきますので、またその脇芽を収穫します。


山東采
山東采は白菜を小型にしたような野菜(結球はしません)で、軟らかく癖が無いので個人的には好きです。癖が無いながら独特の風味があり、味噌汁に入れるのが一番好きです。葉も美味しいですが、花の咲く頃の茎も美味しいと思います。

山東采 - 12月1日撮影
葉が丁度食べ頃の山東采です。
春蒔き山東采 - 2011年5月25日撮影
早春に種蒔することも出来ます。


コウタイサイ

コウタイサイは花の付いた茎の部分を食べる野菜です。小松菜等の茎と違い細いのですが、ワラビのの茎等の様にコリコリした噛みごたえがあり、通常の菜っ葉類の茎とは思えないような美味しさがあると思います。美味しくて大好きなのですが、細いので量をまとめるのが少々大変です。


2010年9月26日撮影 コウタイサイの発芽
今年は日照りで発芽が遅れましたが、何とか芽が出てきました。
2011年11月20日撮影 コウタイサイ
食べごろのコウタイサイ。

2009年2月22日撮影 コウタイサイ
食べごろのコウタイサイ。

2016年2月22日撮影 コウタイサイ
9月13日に種蒔したコウタイサイです。脇芽が少し細くなって着ましたが、まだ十分食べられます。
2016年2月22日撮影 コウタイサイ
10月18日種蒔のコウタイサイです。そろそろ収穫可能になったところです。


チンゲンサイ

チンゲンサイは中華料理等に良く使われる野菜で、油いためなどにするとシャキシャキした食感が美味しく感じられる野菜と思います。

チンゲンサイ - 10月12日撮影
9月13日に種蒔したチンゲンサイ(右)です。左は赤カブです。
チンゲンサイ- 2015年10月24日撮影
大分成長して来ました。もうすぐ収穫可能です。

チンゲンサイ- 2015年11月1日撮影
少し小さ目ですが収穫可能です。

植えつけ時期

夏から遅秋にかけてと春3月頃が種を蒔く適期です。但し一度に種を蒔くといっせいに大きくなり始末に負えないほど収穫する羽目になりますので、家庭菜園の場合少しずつ時期をずらして種を蒔くと何時も新鮮で柔らかい菜っ葉が食べられます。花や太い茎を食べるなら夏蒔き、初夏に柔らかい葉を食べたいなら春先に植える事になります。 夏植えは、ここ埼玉の様にしょっちゅう日本で最高気温を記録するところでは、虫除けなどの管理が大変ですので、秋に少し涼しくなってから蒔く方が楽かも知れません。

日々の手入れ

種を植えてしまえば殆ど手入れが不要な野菜ですが、夏は青虫類が着くことがありますので蝶や蛾が入りこめないような不織布などをかける方が安全です。種蒔の前に育てた野菜によっては、根切り虫が大量に発生して幼苗を食べますので、事前にネキリムシ用の粒剤等を撒いて、ネキリムシを駆除しておく方が安全です。


2016年2月15日更新

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