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本ページには、定期的に共通の作業記録から多品種接木の部分だけ抜粋しまとめた内容が記述されています。


2007年5月12日 多品種実験木
宮実生モモNO1を台木としている接木実験用の木ですが、こちらは収穫しながら接木するという様な配慮は殆ど不要の為、台木の実と昨年接いだアーモンドの実を確認する為に少し枝を残している他は、新芽は殆ど接木した新鞘だけになっています。従って、接ぎ方の問題がなかったり、相性が悪くなければ、取あえず芽は出てくる状態になっています。現在、以下の接ぎ穂の新芽が出ています。
台木へ直接接木した種類: 
  岩倉長形モモ、岩倉ネクタリン、岩倉花モモ(深紅)
  幻の山田モモ、照手水蜜
  宮実生モモNO3、NO4
  スモモのマンチェリアン
台木にスモモの実沢山を接ぎ、その実沢山に接いだ種類:
  岩倉プルーン
現在芽が出ていなくて、失敗と思われるのは、台木に直接接いだプルーンのツアー、アーモンドの枝に接いだ宮実生わい生モモ、実沢山に接いだ宮実生モモNO4の2種のみです。

2007年5月5日 多品種接木試験台の世話
多品種接木台は、接木の実験が再優先になっている関係で、全体的に木の大きさに比較して葉の数は極端に少なめになっています。その為接木した新鞘の成長も早めになっています。伸びた新鞘を接木した小枝に軽く縛りつけたり、太めアルミ線で補強してあげました。

2007年2月11日 多品種接木実験台木
多品種接木実験台木に実生モモ4種、モモの枝とモモにスモモにプルーン、更に確認の為モモの枝に昨年と違う種類のスモモを接いで見ました。スモモへモモ、モモへプルーンは、これまでいずれも20cmくらい伸びたところで枯れてしまいましたので、再チャレンジです。何とか順番を上手く組み合わせて、モモ、スモモ、プルーンを一本の木で安定して成長させるようにしたいと思っています。

2007年2月3日 アボガドの苗植え付け
先日山田さんからミニドラゴンフルーツの苗を頂いたのですが、その話を知人にしたところ、アボガドを植えているがもう10年位地上が枯れてしまうのに、今年はまだ枯れていないので持っていって育ててみてくれないかと言われました。 ものは試しとばかり早速頂いて温室の中に植えつけてみました。直根性でありあまり細根が多くなかったので、地上を半分くらい切り、さらに葉を半分くらい切り落として植えつけました。

2006年6月4日 多品種接木台への接木
岩倉さんちのスモモNO1,NO2,NO4,NO6の芽が動かず失敗の様なので、残っていたこれらの穂木及び山田さんから頂いたアンズを多品種接木台に接いでみた。スモモはすでに芽が動いており、狭い場所に全部接いだので成功率は低いと思いますが、保存していた穂木をそのまま棄てるのは勿体無い気がしてしまったのと、成功すれば思わぬ発見になると思ったからです。アンズがモモへ接げる事がわかりますし、これまで3年ほどトライし一度も成功していないソルダムがモモなら可能かも知れないからです。

2006年6月3日 多品種接木の状態
実生モモ台に接いだアーモンド、スモモの実沢山、プルーンのグランドプライムとシュガープルーンは順調に成長していますが、岩倉プルーンが30cm位伸びたところで根元から折れてしまいました。風か鳥にやられたと思いますが、よりによってまだ宮菜園に無い品種なのでちょっと残念です。今日確認したら岩倉さんちの方の木にも実が成っていなかったので、実を確認できるのはまだ先になりそうです。

2006年5月4日 モモ台による接木試験の状態
多品種接木の試験の為、実生モモに接木を行ったが、結果はなかなか順調です。
プルーンのグランドプライム、岩倉さんちのプルーン、山田さん提供のアーモンド、スモモの実沢山(一寸成長が遅れている様ですが)が成功しています。モモ台ですからモモ系はかなりの確率でOKとして、これにプルーン、スモモがOKであればかなり面白い木になると思います。その他の期待としては、ソルダム、アンズ、サクランボ位でしょうか。
来年は、実生のモモの木の内一本を、本稼動の多品種接木台として採用し、まずは骨格作りを開始したいと思っています。この本稼動の木がある程度大きくなる頃には、現在の実験台木による可能品種の評価がかなり固まって来ていると思います。実生モモの木には不自由しないので、試験中に万が一高接ぎ病のようなもので全体が枯れてしまっても、あまり被害はありません。

2006年4月1日 接木の確認と手入れ
暖かくなり、1月頃から実施した接木の芽が動き出して来ましたので、接木近くから出た台木の不要な新芽をかきとる作業や接木テープを上手く持ち上げられないでいる新芽部分のテープカットを行いました。今回は芽の部分を含めて接木テープで完全に密封する方法にしましたので、芽がテープを持ち上げるまで少し時間がかかることは覚悟しており、いずれ成長すれば放置しておいてもテープを持ち上げて成長してくる予定ですが、テープの中でもがいている様子を見るとどうしても手助けしたくなります。

2006年03月4日 多品種接ぎの実験
ユスラウメより樹勢が強く、スモモやプルーンを接げる樹の実験の為、桃にプルーンを3種(フェーレンブルグ、シュガープルーン、グランドプライム)、スモモの実沢山を接いで見ました。昨年はスモモにプルーンと桃を接いで失敗でしたので、桃の台木に期待大です。ただ、知人の所で私がスモモに接いだプルーンは勢いよく育っていますので、スモモの台木も完全にあきらめた訳ではありません。スモモも種類により可能性があると思っています。

2006年02月19日 アーモンド、プルーンの接木
山田さん提供のアーモンド、我が家のプルーンを実生のモモの木に接ぎました。この実生モモは菜園の片隅に勝手に生えてきたもので種類は全く判りませんが、プルーンやスモモの実験用台木として育てていたものです。根もとの方の直径が2cm位になり、数方向に分かれた枝が接木に丁度良い太さになりました。この実生モモにプルーンやスモモ等色々接木出来ると便利かなと思っています。
ユスラウメに色々接げるのは判っているのですが、ユスラウメでは大きな木にするのが不可能なので、モモの木で色々接げないか実験しようと思っています。
昨年スモモにモモを接いでみたのですが、20cm位まで伸びたところで枯れてしまいましたので、逆はどうなるか興味がありますので、今年おりを見てこの実生モモにスモモも接ぐ予定です。

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