バナナー小笠原種    TOP PAGE  菜園インデックス  果物  作業記録 
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小笠原種について
    
正式な品種名は無く、年月を重ねて小笠原にて生き残った品種のようです。バナナの中では耐寒性がある部類に入る様ですが、埼玉での露地植えは不可能と判断し、冬季だけ掘り起こして簡易温室内 に退避して育ててみた記録です。

育成の様子

バナナ - 2012年7月15日撮影
耐寒性のある小笠原種バナナという事で頂いた苗です。既に約1mに育っていますが、かなり大きくなる本格的なバナナのようです。水分が多い水路の脇、マコモタケの近くに植えて見ました。
先端部 - 2012年7月15日撮影
先端部から新しい葉がすぐ伸びてくる感じです。

根元 - 2012年7月15日撮影
バナナは水分が好きと言う事の様ですので、水気の多いところに植え、さらに念のため水分の蒸発を防ぐよう黒マルチを敷きました。
新芽 - 2012年7月29日撮影
どうやら上手く根を張りつつあるようです。先端から大きな葉が出てきました。晴天続きで水切れが心配なので、1週間分たっぷりと水をかけておきました。

展葉 - 2012年8月6日撮影
初めての大きな葉が開きました。そろそろ肥料を与えようかと思っています。その前に4枚葉が出ており、苗としては5枚目です。
2枚目の葉 - 2012年8月12日撮影
2枚目の葉が出ました。毎週1枚ペース位で葉が出てくる感じです。

3枚目の葉 - 2012年8月19日撮影
3枚目の葉です。
4枚目の葉 - 2012年8月26日撮影
4枚目の葉です。

9枚目の葉 - 2012年10月14日撮影
9枚目の葉です。最初から数えると」13枚目になります。
10枚目の葉 - 2012年11月3日撮影
10枚目の葉です。まだ完全には開いていません。

堀り上げ - 2012年11月4日撮影
温室に移動する為、葉を剪定し透水性の鉢に堀り上げました。
温室に移動 - 2012年11月4日撮影
葉を少し残した状態で温室に移動しました。

温室内温室1 - 2012年12月1日撮影
温室内は厳寒期0℃位まで下がるので、今年は安全の為、温室内に5℃程度を保てるよう簡易温室を作ることとしました。これは簡易温室様ヒータです。
温室内温室2 - 2012年12月1日撮影
これはヒータと温風用ダクトの接合部です。

温室内温室3 - 2012年12月1日撮影
これはダクトをバナナ用簡易温室に引き込むところです。
温室内温室3 - 2012年12月1日撮影
これはバナナ用簡易温室です。

露地移動 - 2013年4月7日撮影
桜が満開を過ぎたので、そろそろと思い温室から出して露地に植付けました。送風・温風器故障により、40℃〜0℃までの温度変化がありました。上手く越冬していてくれると良いのですが・・・。
吸い芽の元 - 2013年4月7日撮影
根の間に丸い吸い芽の元が出来ていましたので、上手く行けば今年は子供が期待出来そうです。

11枚目の葉 - 2013年6月2日撮影
昨年11月に10枚目の葉が出たところで温室に取り込み、その後出ていませんので、今回の巻葉が11枚目の葉になります。(最初からだと14枚目)
11枚目の葉 - 2013年6月16日撮影
11枚目の葉が開きました。今後気温が上昇してくると、毎週1枚程度葉が開く感じになりそうです。

   
21枚目の葉 - 2013年9月8日撮影
21枚目の葉が開きました。
  24枚目の葉 - 2013年10月6日撮影
24枚目の葉が開きました。 
 

   
27枚目の葉 - 2013年11月17日撮影
27枚目の葉が開きました。最初からは31枚目になり、今年はこの時点で掘り出し温室に取り込みました。
  根元 - 2013年11月17日撮影
根元には2本の子供が出来ていました。
 

   
掘起し - 2013年11月17日撮影
親と子供2本を一緒に掘り起こしました。 
  分離 - 2013年11月17日撮影
親と子供2本を分離しました。 親に近い子供は切断面が大きくなる傾向が強い様です。
 
 
   
次の子供 - 2013年11月17日撮影
今年は2本の子供(吹芽)が出て来ましたが、親芋にはさらに来年の元に成りそうなこぶが出来ていました。
  茎の切断面 - 2013年11月17日撮影
親株を根元から1.5m位のところで切断し保存する事にしました。切断面は伸びた葉の茎が集まって幹を形成している状態です。中心付近に筒の様な空洞があり、そこから2,3mm位の細い芽が伸び出してくる様です。切断面のところに置いた細長い白っぽい物体は、上部に向かって伸びていた巻葉の幼芽です。
 

3年目の状態 - 2014年7月6日撮影
3年目の生育状態です。葉は33枚出ました。
  蕾 - 2014年9月21日撮影
葉が39枚出て、そのあと蕾が出ました。この後葉が出ることはありません。

幼果 - 2014年11月16日撮影
一応小さなバナナの房が出来ました。
冬近し - 2014年11月30日撮影
とりあえず小さな実が出来たところで今年の生育シーズン完了です。あとは霜が降りて枯れる運命です。
 

   
愛媛産バナナ - 2012年12月17日撮影
育てているバナナの親から愛媛県で取れたバナナの実です。開花が少し遅かった様で、実は小さく甘味控えめですが、ちゃんとバナナの味はしていました。

露地越冬試験1 - 2015年4月5日撮影
花が咲き親は枯れましたが、子供を露地越冬してみる事にしました。短く切り詰めぼろ布を巻き、その上にポリ袋を被せました。
露地越冬試験1 - 2015年4月5日撮影
カバー等を外してみました。これは一見して駄目な感じですね。

露地越冬試験1 - 2015年4月5日撮影
根元まで切ってみましたが、完全に腐っていました。その後夏ごろ小さな芽が出てきましたが、これでは生きていても毎年ゼロからのスタートになり、どうしようもありません。越冬は完全な失敗ですね。

露地越冬試験2 - 2017年3月18日撮影
2015年の越冬は布を巻いてポリ袋を被せたのですが、それでは防寒の効果が少なく、しかも過湿になったのが失敗の原因と考え、プチシートと発砲スチロールの緩衝材を用いてみることにしました。どちらも製品などを梱包していたもので、大量に出る棄却品を利用出来ています。
露地越冬試験2 - 2017年3月18日撮影
幅50cm位のプチシートの切れ端を根元から順番に上に重ねて巻いて行き、最後にてっぺんにポリ袋を被せ、雨水が入らないようにしています。プチシートなので断熱効果が高く、隙間が出来るのでm内部での通風もある程度確保されています。また寒暖差により外側についた水滴は流れ落ちますが、プチシートは屋根瓦の様に下から上に重ねて行きますので、幹の方には行きません。

露地越冬試験2 - 2017年3月18日撮影
防寒のプチシート等を外した状態です。
露地越冬試験2 - 2017年3月18日撮影
途中をカットしてみたらちゃんと中心部は生きていました。

露地越冬試験2 - 2017年3月18日撮影
カットした部分を剥いてみたらかなり上の方まで生きていました。水平にしてあるのがカットして部分です。もう少し上でカットしても良かったようです。ほぼ先端部まで生きていました。
露地越冬試験2 - 2017年11月18日撮影
高くなり過ぎたので、一回途中でカットしたものがまた少し伸びた状態です。
露地越冬試験2 - 2017年11月18日撮影
プチシート越冬の長男です。別館に植え付けました。もう少ししたらプチシート防寒を実施予定です。
露地越冬試験2 - 2017年11月18日撮影
プチシート越冬の次男と3男です。鉢植えのままこれもプチシート防寒で越冬を試みる予定です。

2017年11月18日更新

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