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桑について

小さい頃、河原等に桑の木が生えており、初夏になると手や口の周りを紫に染めながら食べていた記憶があります。殆どは実の小さな昔からある品種だったと思いますが、時々実の大きな桑もあったようです。ただ、味の方は、甘酸っぱい小さな実の方が美味しく感じられ、大きな実の方は違和感が感じられ、あまり美味しいと思いませんでした。
埼玉や他の地方でも、昔ながらの小さな実が成っている桑の木を時々見かけますが、今みると、実があまりに小さく、やはり改良された栽培用品種でないと収穫が面倒だったり、そもそも収穫量が少なくて、実用的では無いようです。現在一本の台木に数品種を接木して育てています。

生育の様子
クワの挿し木苗 - 2008年9月20日撮影
クワは成長が早いので、トロ箱に挿し木したものが早くも1mを超えました。
クワの樹形 - 2010年6月6日撮影
横に伸ばしたリンゴの枝の支えを兼ねようと植え替えたものですが、実が成り始めました。品種名は判りませんが、実の大きな栽培用の桑ですね。
クワの実 - 2010年6月6日撮影
まばらですが、実が黒く熟し始めました。木が大きくなるとジャムが作れそうですね。

クワの樹形 - 2011年5月15日撮影
昨年大幅に成長しましたので、他の品種も接木して育てて見る事にしました。

クワの実 - 2011年5月15日撮影
6割がた黒く成熟しました。実の重みで支柱を立てないと枝が垂れ下がり地面に着いてしまいます。
収穫 - 2011年5月15日撮影
熟した実を収穫し、ジャムを作って見ました。良く煮詰めても一番大きな煮物用鍋一杯でしたので、小瓶で40個位の量になりました。たまたま手元に残っていた寒天とペクチンを加え、味も甘さが少し控えめで丁度良い具合に仕上がったと思います。
クワのジャム - 2012年6月18日撮影
砂糖を調整しながら煮詰めて、水分が適度に蒸発(煮汁は少し柔らかめに残る位がヨーグルト等に混ぜる際便利です)したら、火を止めないで鍋からビンに入れます。ビンに詰めるとき一寸注意が必要ですが、消毒の為暑いまま入れてます。逆さにして蓋の方も消毒するようにし、冷却したら完了です。

四季成り桑の実 - 2025年5月27日撮
実着きの様子です。実のサイズ等は鈴なり桑と似ていますが、時期はずれのときにも少し実がなりやすいようです。たまにですが。

枝垂れ桑の実 - 2025年5月17日撮
実着きの様子です。実のサイズ等は鈴なり桑と似ていますが、枝は少し垂れ気味になる様です。

スイートマルベリー - 2021年5月30日撮影
松山のHさんから頂いたスイートマルベリーです。実は鈴なり桑より少し大きい様です。
スイートマルベリー - 2021年5月30日撮影
スイートマルベリーの実成りの状態を広げてみた場合のの写真です。

鈴なり桑の接木 - 2012年6月2日撮
枝の一部に鈴なり桑という品種を接木してみました。少しに間に50cm位成長しました。今年も実が成りすぎるほどなっています。
鈴なり桑の実 - 2025年5月17日撮
実着きの様子です。

ゼルベベアズの実 - 2021年6月1日撮影
白い可愛らしい実がなりました。甘さは十分ですが、実の数はかなり少なめ名様です。
ゼルベベアズの実 - 2024年5月24日撮影
少し弱めの枝に実が多く着く傾向があります。

台湾長果桑 - 2011年5月23日撮影
松山のHさんから頂いた台湾長果桑です。接木した穂木から出た芽に長い実を着けています。
台湾長果桑 - 2012年5月27日撮影
赤から少し黒っぽくなった頃が完熟の様です。甘みは強く生食にも適していると思いますが、実が長くて思い為か熟すとすぐ落果してしまうのが難点ですね。

山桑Aの実 - 2025年5月17日撮
実着きの様子です。小さな実ですが、昔懐かしい味で甘味は強めです。

USA NO13 - 2021年4月27日撮影
2月3日に接木したUSA NO13です。実の大きさや甘味は成ってみてのお楽しみです。
USA NO13 - 2025年5月27日撮影
USA NO13の実着きの様子です。鈴なり桑より、実の数は少し少なめですが、甘味は鈴なり桑より強いです。

2025年12月2日更新: 各品種の画像追加。
2021年6月1日更新: ゼルベベアズ、スイートマルベリー、USA NO13の画像追加。

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