カミキリムシ
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カミキリムシについて

無花果は毛虫やアブラムシ等の被害は皆無の為育て易い木種だと思いますが、カミキリムシの大好物のようで、カミキリムシの幼虫が幹に食い入る被害が出るようになるとかなり駆除に難儀します。
尚、カミキリムシの被害はイチジクに限らないのですが、イチジクの被害が特に多いようです。

カミキリムシ幼虫の虫糞 − 2009年6月28日撮影
無花果の害虫と言えば表皮や幹を食害するカミキリムシが、最悪のものです。春先には表皮の付近を食害するので比較的被害を発見し易く駆除も容易なのですが、この時期になると幹の中心部に食い入り容易に駆除出来なくなります。このように葉などに糞が貯まっていたら要注意です。
カミキリムシ幼虫の出入口 − 2009年6月28日撮影
カミキリムシの糞を見つけたらまず幹中心部への出入り口を捜す必要があります。

カミキリムシ幼虫の駆除剤 − 2009年6月28日撮影
穴を発見したら、長めのノズルが付いた駆除剤を用意します。有効害虫としてテッポウムシ、シンクイムシ等と表示してあるものが良いと思います。
駆除剤のノズル挿入 − 2009年6月28日撮影
ノズルを穴に挿入します。

ノズルの周りを密封 − 2009年6月28日撮影
ノズルの周りをチュウインガム等で覆い、薬剤噴射時によく中に入り込むようにします。薬剤注入後には、葉や幹に残っているカミキリムシの糞を取り除いておきます。一週間ほどして糞が貯まっていなければ駆除成功と考えて良いでしょう。尚、日ごろからカミキリムシの駆除や被害部を発見したら速やかに駆除し、虫の生息密度が増えないようにする事が大切です。

カミキリムシ − 2010年8月15日撮影
カミキリ虫の成虫が大量発生しています。昨年は駆除をいいかげんにしていた為か、特に目に付く感じです。枝を削っているのはなんかの合図でしょうか? 削った枝の付近に集まっている事が多いようです。
カミキリムシの成虫 − 2009年10月4日撮影
無花果の幹にへばり付いているカミキリムシです。多分タマゴを産み付けているのだと思います。この日は2匹捕殺しました。

カミキリムシの幼虫 − 2009年10月4日撮影
そこらじゅう虫糞だらけでした(大きさは2mm〜1cm位でまちまち)。とりあえず、20匹ほど駆除しましたが、続けて駆除が必要です。
カミキリムシが寄り付かない薬でもあればよいのですが・・・
駆除したカミキリムシ − 2010年12月11日撮影
2010年に駆除したカミキリムシの成虫です。
これだけ捕獲できたと言う事は、捕獲出来なかったものも多かったということで、幹には相当タマゴが産み付けられていると考えられま。・

齧り痕 − 2011年7月31日撮影
梨の木をカミキリムシが齧った痕です。このような齧り痕が残っていた場合、カミキリムシが生息している証拠ですので、幹への卵の産み付けに注意が必要です。
カミキリムシ − 2012年10月7日撮影
カジリ痕を見つけたときと時期は異なりますが、やはり梨の木にもカミキリムシがついていました。

バイオリサ − 2011年7月31日撮影
カミキリムシ駆除の為木にバイオリサ カミキリというウイルス性の駆除資材を木に巻きつけたところです。この資材の上をカミキリムシが通ると、病気になり死んでしまいます。
バイオリサ − 2011年8月28日撮影
イチジクにバイオリサ カミキリを巻きつけた状態です。成虫が発生してもすぐ弱って死んでしまうので、木に卵を産み付ける事が出来なくなります。

グリプロ無し − 2014年11月2日撮影
バイオリサや殺虫剤にてカミキリムシを駆除するのは悪くない方法ですが、バイオリサの有効期限は1ヶ月程度であり、殺虫剤の場合さらに有効期限が短くなるので、頻繁に対応が必要となります。
その為、今年から卵を産み付けられない様樹皮を保護するグリプロという1年程有効なコーティング剤を使用しています。
こちらはコーティング剤無しの状態です。
グリプロ有り − 2014年11月2日撮影
こちらはコーティング剤を塗布した状態です。

2015年2月2日 更新

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