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無農薬栽培 | TOP PAGE 菜園インデックス 果物 山菜 野菜 作業記録 観察記録 |
無肥料、無農薬栽培を目指し 私のミニ菜園への取り組み姿勢 色々な野菜や果物を上手く育て見て楽しむのが主な目的ですが、当然味わう楽しさも兼ねています。 日常に人口的な物が氾濫するなか、少しでも自然に近い状態に戻したい、接していたいという願望があります。 無肥料について 私は肥料を使う事を嫌いではありませんし、全く肥料を使わないというわけではありません。 ただ、化成肥料によって見かけは大きく立派になっても、ビタミンなどの栄養は、痩せた土地で育てた野菜の数分の一しかなかったというようなデータをよく耳にします。 立派にそだった物を一個食べるより、多少見かけはひねた野菜を半分食べるほうが栄養がすぐれている事は大いにあり得ることです。 購入したものは見かけでは判りませんが、作るなら見かけだけ立派なものよりしっかり苦労して育つ野菜を作りたいと思っています。 化成肥料の使用 プランターに植えた野菜は水をかける事により肥料が流失してしまいますし、キュウリ、ツルムラサキなど肥料がないとひねて美味しくない野菜の場合、育ち具合をみて最低限の化成肥料を施します。この場合、化成肥料を水に溶かし、200倍程度に薄めて施します。こうすると、ミミズ等への影響はありませんし、すぐ生長に役立ちます。肥料不足でなかなか伸びてくれなかったキュウリやツルムラサキは1週間程で見違えるほど生長します。 ただ、一部の野菜を除いて、化成肥料を施すとすぐアブラムシが大量発生する事が多いため、化成肥料はほとんど使用しません。 腐葉土の利用 近所の公園等で集めてきた落ち葉、植木や果樹を剪定した小枝や葉、野菜葛や雑草等を畝の間や通路、野菜の周りに積んでおきます。これが細菌やミミズにより自然に堆肥化し肥料となります。しかし、台所の生ゴミは見た目があまり良くないのと、猫や犬がほじくりまわしますので、これらはコンポストに入れ堆肥にしてから施します。 農薬の使用 農薬は人間への影響というよりミミズやカマキリ、蜘蛛等虫たちへの影響を考えて極力使用しないようにしています。 アブラムシが大量発生発生した場合、接木した枝の生育の為等重要な部分だけ小さなスプレーで早めの駆除を行うこともありますが、その場合でもテントウ虫やカマキリの食事が無くならない様最低限の散布に止める様配慮しています。尤も、窒素を含む化成肥料の減少、テントウムシやカマキリの活躍により、アブラムシが大量に発生することは少ないのですが、時々蟻の活躍によりかなりのアブラムシが発生することがあります。そのため、砂糖と間違えて蟻が巣に持ち帰り、巣ごと駆除できる薬剤は積極的に利用しています。 青虫やヨトウムシ、毛虫類は、なるべく卵か小さいうちに手で駆除するようにします。そうするとヨトウムシが生長したシン食い虫に野菜の苗を根元から噛み切らたり、木が丸坊主にされる被害も無くなります。 農薬による害虫駆除は、一度散布するとその後も頻繁に散布しないと駆除出来なくなるばかりでなく、下手するとその農薬が効かなくなり、別の強い農薬をしなければならない事にもなりかねず、無農薬の方が省力出来るというケースも少なくないものです。 課題 農薬を使わないと、油虫が増えるとテントウムシやクサカゲロウが増え、毛虫が増えると足長蜂が増えるというように、害虫を食料とする天敵も増え、ある程度は害虫の被害も自然に押えられる状態になります。しかし、中には天敵がなさそうな害虫や、簡単には天敵となる虫等が菜園に来てくれそうも無い場合もあります。害虫を退治してくれる天敵の調査や保護・育成とともに、農薬を使用しない忌避材のようなものを調査、実験することも必要と考えています。 |
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