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一寸一言バックナンバー


PCの変更等 − 2010年5月12日
早春のころソニーのデジカメを落っことしてしまい、動かなくなったので、新しくソニーの機種を購入したのですが、埼玉の自宅のウィンドウ98のPCではデジカメのデータを読み込めなくなってしまいました。しばらくは千葉の仕事先のアパートにデジカメを持ってきXPのPCで読み込んでいたのですが、なんとも不便なので、埼玉の方をウィンドウ7のPCに変更しました。
PC変更によりソフトの起動が格段にはやくなり、PCには満足しているのですが、どうにも気分が悪いのは、撮影したデータを読み込むだけなのに、なんでPCを変更しなければならないのかというデジカメの開発姿勢です。色々な機能が追加されその新しい機能を使用するためにソフトが追加・変更され、デジカメに付属する新しいソフトが古いOSで使用出来ないのはそれなりに理解出来るとしても、基本的なフォルダーやファイル形式が変っていないなかで、データの移動すら出来ないのは、メーカーの自分勝手な考えとしか思えません。
こんな事があると、購入する際、自己防衛のため色々販売員に聞かないと安心出来ないくなるのですが、先日こんな事もありました。
ADSLから光フレッツに変更を勧める勧誘があり、容量が10倍以上になり確実に早くなると言います。それは、光の理想的な回線速度で、実際に使うのは処理速度のはずだが、実際使っている現状はどのような状態になっているか、この地区のテストデータはあるのかの聞いても、そのようなデータは勿論用意してないし、申し込んだ人はキャンセルしてないので満足してるはずという解答と、2年以内に解約すると支払う解約料は、お客様の処理速度に対する感覚の問題もあるので、一切解約の原因は聞く耳を持たず有料という回答でした。ま、販売員が現状のテストデータを持っているとは思わないし、処理速度も保証出来ないのは判るのですが、最初から客の言う事をクレーマーみたいに考えてかかるのはどうでしょうか? メーカーも販売員もあまり信用しないで、最初から疑ってかかるようにしないと、後で後悔することも多いようです。
やはり、知人やネットの聞き込み情報を吟味するのが、今後ますます重要になってくるのでしょうか。

母の死亡 − 2009年8月24日
去る8月14日に母が亡くなりました。ここ数年足が悪くて全く歩けない状態であり、介護可能な老人ホームに入っていましたが、食事中に異物がのどに詰まったのが引き金となったようです、突然の逝去でしたので、最後を看取るという事はできませんでした。87歳で寝たきりでしたので、何時亡くなってもおかしくは無い状態でしたが、やはり残念です。
49日まで、まだしばらくは色々な届けや法事等があり、菜園の世話やHPの更新は合間をみて実施という事になりそうです。


2009年春の模様替え終了 − 2009年5月11日

まだ少し(もしかすると大分)リンク間違いや書式の乱れがあるかもしれませんが、一旦2009年春の模様替えは完了と致しました。新しい記録の追加情報等もあり、このまま続けていくと春の模様替えではなく、夏の模様替えになってしまいそうです。各ページの不具合や乱れは、都度各ページの更新時に確認・修正していきたいと考えています。

2009年春の模様替え − 2009年3月3日

約2年間の実績を踏まえ、新たな書式でのページ構成に変更を開始することにしました。今回はフレームを廃止し各ページが画面いっぱいまで使用出来る様にしたいと思っています。フレームを廃止する事により、各個別ページ間の移動は少し不便になりますが、各ページには移動の為の判り安いポインタ表示を追加しスムーズに移動出来る様にする予定です。しばらくは旧来の形式との併用部分が残り、又時にはリンク切れなどでご迷惑をおかけする事もあるかと思いますが、しばらくの間ご容赦願います。
  
置き引き - 2008年3月15日

先日勤務先から自宅に帰る途中の電車で置き引きに遭ってしまいました。4人がけのボックス座席に2人位ずつしか乗客がいなかった為、かばんを網棚に乗っけて本を読んでいたのですが、いざ行田駅に駅に着いて降りようとしたらかばんが見当たりません。えー、という感じで取あえず行田駅で降りるのを止め、念の為座席の周りを見たりしていたのですが、見つかるわけがありません。仕方なく一旦行田駅に戻り、駅で紛失届を出し、それから又熊谷駅に行き警察に盗難届を出してと、散々な1日となってしまいました。でももっと大変なのはその後で、印鑑やメガネ、手帳等が入っていたので、銀行や市役所に行って印鑑の変更届を出したり、新らしくメガネを作ったり大変面倒なことになりました。尚、手帳には20年以上かけて記載していた、こまごまとしたメモが記録されており、これが一番痛かったです。
他人からみると金目のものは殆ど無いのですが、個人的には大切なものが多く、けっこうがっくりきました。
いつも電車に乗るとき、かばんは足元に置き足で挟んだり、ひざの上に置くのですが、たまたまこの日は網棚に置いたのが失敗の元でした。しっかりと抱えている必要があるようです。全く、油断のならない世相になったものです。

超多忙 - 2007年11月3日
今年は8月ころから多忙になり、休日も菜園の手入れが出来ない日が結構ありました。以前なら2週間程手入れをしないと油虫やら毛虫やらで、木はかなり悲惨な状態になっていましたが、このところ多少さぼってもあまり被害は出ない様になりました。農薬を皆無にし、テントウムシやカマキリを大切にしているおかげと思っています。
ただ、グンバイやヨコバイ、柿のヘタムシの被害等まだ懸案事項も残っており、超多忙の時に安心して放置するというところまでは行ってません。何とか良い方法が無いかどうか超多忙のなかでも考える様にしています。


菜園の5代目野良猫 - (2004年12月18日)
いつのまにか又猫が3匹の子供を産んでしまいました。本当は3代目と4代目は同じ三毛猫でありどちらの子供か区別がつかないので4.5代目かもしれないのですが、とりあえず4代目の子供とみなすことにしました。
子供は大部大きくなっていたので捕まえるのに苦労しましたが、堆肥所で餌さ漁りをしているところに巨鯉用のタモ網をかぶせ何とか2匹捕獲し、遠くの方に放してきました。3代目と4代目は同じ三毛猫で区別がつきませんでしたが、5代目は白混じりの綺麗な虎ですので、親になっても母親と明確に区別が付きます。

カマキリの羽化 - (2004年11月9日)
カマキリタマゴカツオブシムシというカマキリのタマゴを食べてしまう虫から守るため、カマキリのタマゴを採種し部屋に保存していたのですが、そのうちの一個が羽化してしまいました。今日気がついたら保管していた食器棚とその周りはカマキリの子供がうじゃうじゃと歩きまわっているではありませんか。
保管している部屋が温かすぎた様で大失敗の巻です。可哀想なので50匹ほどなんとか捕獲し温室に放しましたが(その後も見つけ次第捕獲しています)、多分今の季節では育つことは出来ないですね。でも現在のところ元気に鉢植えの樹木の葉っぱを移動していますので、とりあえず少しでも長く生きられる様、菜園で必死に油虫や青虫を探しては与えています。何時まで生きていてくれるか判りませんが、罪滅ぼしに出来るだけの事はしたいと思っています。でも青虫はともかく、いまどき油虫は殆どいないのが悩みです。
尚、タマゴ塊は10個程ありますので、早速残りは外の物置に保管しました

菜園の4代目野良猫 - (2004年10月24日)
「菜園概要−菜園小動物」のページでご紹介している初代の野良猫から始まり、ついに4代目の猫が成人(成猫)になった様です。初代の虎模様の不細工な猫の時代が長く続いていましたが、その後その息子(?)らしい虎模様の猫と初代の不細工な猫との同居がしばらく続き、そのうちこの息子が三毛猫の嫁さんを見つけて来たようです。菜園には殆どこの三毛猫が住み着く様になり、息子の虎猫はたまに訪問する程度になりました。その後、今年の春三毛猫が菜園の片隅の物置の中で子供を6匹も産んでしまいました。
6匹も居付いては困るので、母親に1番似ている三毛猫を一匹だけ残し、その他5匹は比較的遠い場所にある小学校の近くに放して来ました。誰か子供が拾ってくれることを期待したのですが、多分5匹とも野良猫になってると思います。
最近は大きくなり母親と殆ど見分けがつかなくなったこの子猫と母猫2匹が住みついています。
今後オスかメスか判らないこの子猫が我が家の菜園の主として住みつく事になりそうです。親は子供に小さな縄張りを与え何処かで暮らしていると思いますが、初代や2代目の虎は元気で暮らしているのか、元気ならたまには顔を見せてくれれば良いのにと思いながらこのページを記載しています。

油虫とテントウムシの大量発生 -  (2004年8月1日)
今年はカボチャを植えツルを大量に繁らせましたが、そのカボチャと同じブロックに植えたキュウリに黄色で小型の油虫が大量に発生しています。この油虫は梅雨が過ぎ暑くなってくると毎年きゅうりに発生するのですが、今年は空梅雨で早くから暑くなった為例年より発生が盛んな様です。この油虫の大量発生を追いかける様にテントウムシも大量に発生しており、油虫が発生してるカボチャの葉っぱの裏側をみると数種類のテントウムシの成虫、幼虫がさかんに油虫を食べており、テントウムシの卵もあちこちに産みつけられています。
こんなに沢山のテントウムシがいるのに油虫の数が減らないのは不思議な位ですが、どうやらテントウムシが油虫を食べる量は1日数匹であるのに対し、この油虫の繁殖力はすさまじくネズミ算式に増えておりとても食べ切れないというのが実情のようです。
そこで今日は油虫の数を減らし、テントウムシが食べる量に近づけてあげることとしました。
油虫が多く発生しているカボチャの葉を切り取り、成虫や幼虫は残った葉の植えに払い落とし、油虫の付いた葉を大きなビニール袋に入れ密閉しておくのです。ビニール袋に入れておくのは2つの意味があります。一つは、切り取った葉っぱをそのまま棄てると油虫は移動し別の新しい葉っぱに移るため、それを防ぎ完全に駆除する為です。2つ目は葉っぱに産みつけられたテントウムシの卵をなるべく保護するためです。大きなビニール袋に入れたカボチャの葉はしばらく枯れないで残っており油虫もしばらく生きています。そのため卵から孵ったテントウムシの幼虫はしばらくビニール袋の中で油虫を食べて生きています。大切なテントウムシですから、ビニール袋の中で育ったテントウムシの幼虫は畑に返してあげます。
このようにすると油虫の量が制限されるのに対しテントウムシは増えますので、油虫の発生は急激に減り殆ど目立たない状態にすることも可能です。というような事は果樹では概ね成功しているのですが、今回のカボチャにおける大量発生はどうかなー・・・・、完全駆除の前にカボチャの成長は終わってしまいそうですね。ま、増えたテントウムシはカボチャ以外の油虫を食べてくれるので無駄にはならないですね。

蛇 - (2004年6月25日)
今日ブロック塀に沿って育てつつあるバラの枝を誘引していたら目の前に蛇がいるのでびっくりしてしまいました。バラの枝を誘引しようと銅線を巻き付けひょいと前を見たら、丁度頭の位置と高さが同じ位で目の前50cm位先で大きな蛇(多分青大将)がこちらを見ているではありませんか。思わず固まって見詰め合ってしまいました。びっくりして後ずさりしましたが、蛇のほうも驚いたようでするすると菜園の中に入っていきました。
この辺は近くに田んぼや畑も無い住宅街で、ところどころ草の生えた空き地があるだけなので最近蛇なんか10数年も見かけた事が無かったので、久しぶりの蛇に本当にびっくりしました。
蛇のいたところは暇があれば短パン姿で果樹等の手入れをしていた場所ですが、このところワラビやウルイに加え、野菜エリアの方に植えたカボチャが繁っており、足元の土は殆ど見えない状態になっています。もしかすると、果物の木の手入れを行っている最中足元にいたかと思うとあまり気持ちの良いものではありませんね。今度は長靴を履いて菜園に入るようにしようと思っています。
でもこんなところで蛇は何を食べているのかな? やはり蛙やミミズなのかな?

油虫とテントウムシの大量発生 -  (2004年8月1日)
今年はカボチャを植えツルを大量に繁らせましたが、そのカボチャと同じブロックに植えたキュウリに黄色で小型の油虫が大量に発生しています。この油虫は梅雨が過ぎ暑くなってくると毎年きゅうりに発生するのですが、今年は空梅雨で早くから暑くなった為例年より発生が盛んな様です。この油虫の大量発生を追いかける様にテントウムシも大量に発生しており、油虫が発生してるカボチャの葉っぱの裏側をみると数種類のテントウムシの成虫、幼虫がさかんに油虫を食べており、テントウムシの卵もあちこちに産みつけられています。
こんなに沢山のテントウムシがいるのに油虫の数が減らないのは不思議な位ですが、どうやらテントウムシが油虫を食べる量は1日数匹であるのに対し、この油虫の繁殖力はすさまじくネズミ算式に増えておりとても食べ切れないというのが実情のようです。
そこで今日は油虫の数を減らし、テントウムシが食べる量に近づけてあげることとしました。
油虫が多く発生しているカボチャの葉を切り取り、成虫や幼虫は残った葉の植えに払い落とし、油虫の付いた葉を大きなビニール袋に入れ密閉しておくのです。ビニール袋に入れておくのは2つの意味があります。一つは、切り取った葉っぱをそのまま棄てると油虫は移動し別の新しい葉っぱに移るため、それを防ぎ完全に駆除する為です。2つ目は葉っぱに産みつけられたテントウムシの卵をなるべく保護するためです。大きなビニール袋に入れたカボチャの葉はしばらく枯れないで残っており油虫もしばらく生きています。そのため卵から孵ったテントウムシの幼虫はしばらくビニール袋の中で油虫を食べて生きています。大切なテントウムシですから、ビニール袋の中で育ったテントウムシの幼虫は畑に返してあげます。
このようにすると油虫の量が制限されるのに対しテントウムシは増えますので、油虫の発生は急激に減り殆ど目立たない状態にすることも可能です。というような事は果樹では概ね成功しているのですが、今回のカボチャにおける大量発生はどうかなー・・・・、完全駆除の前にカボチャの成長は終わってしまいそうですね。ま、増えたテントウムシはカボチャ以外の油虫を食べてくれるので無駄にはならないですね。

蛇 - (2004年6月25日)
今日ブロック塀に沿って育てつつあるバラの枝を誘引していたら目の前に蛇がいるのでびっくりしてしまいました。バラの枝を誘引しようと銅線を巻き付けひょいと前を見たら、丁度頭の位置と高さが同じ位で目の前50cm位先で大きな蛇(多分青大将)がこちらを見ているではありませんか。思わず固まって見詰め合ってしまいました。びっくりして後ずさりしましたが、蛇のほうも驚いたようでするすると菜園の中に入っていきました。
この辺は近くに田んぼや畑も無い住宅街で、ところどころ草の生えた空き地があるだけなので最近蛇なんか10数年も見かけた事が無かったので、久しぶりの蛇に本当にびっくりしました。
蛇のいたところは暇があれば短パン姿で果樹等の手入れをしていた場所ですが、このところワラビやウルイに加え、野菜エリアの方に植えたカボチャが繁っており、足元の土は殆ど見えない状態になっています。もしかすると、果物の木の手入れを行っている最中足元にいたかと思うとあまり気持ちの良いものではありませんね。今度は長靴を履いて菜園に入るようにしようと思っています。
でもこんなところで蛇は何を食べているのかな? やはり蛙やミミズなのかな?

チンゲン菜花の兄弟 - (2004年1月9日)
下の写真は我が家のミニ菜園で出来た新種の野菜です。チンゲンサイと菜花を近くに植えておいたら交配して出来たもので、交配後3年目になります。面白そうなので続けて育ててみましたが、同じものから出来た種なのにまだ色々違う形のものが育ってしまいます。
写真左端は茎の形が平たく少しチンゲンサイの性質が強い種類です。
真中は丁度チンゲン采と菜花の中間のような種類で、茎は少しだけ平べったく、葉に菜花特有のぎざぎざがあります。
右端は菜花に限りなく近い種類です。11月頃から花が咲き出しています。
チンゲン菜花が偶然出来たとき、チンゲン采のように茎が柔らかく、しかももっと大きな野菜でも出来てくれないかという気まぐれの期待で育ててみたのですが、なかなか思ったような性質にはなってくれないですね。
ま、どうなるか判りませんが、気長に今年も育ててみようと思っているところです。他には無い種類という自己満足だけのようです。

廃物有効利用 - (2003年10月19日)
菜園の世話をしていると、私の色々節操無く育てている果物や野菜に興味を持ってくれるのでしょうか、近所の庭の剪定を行っている庭師の方と時々話をする機会があります。たわいない話が多いのですが、私が時々秋になると近くの公園などに落ち葉を拾いに行く事から、剪定した葉っぱはどうするのか聞いた事があります。以前は剪定した葉っぱは自宅に持ちかえり乾燥してから自宅の焼却炉で燃やしていたが、最近はダイオキシンの問題から自宅での焼却は行えなくなり、都度市の焼却炉に持ち込んで焼却してもらっているとの事で、焼却炉の休みの問題が有ったり、トラックを保有していない庭師の方は移動が大変ということで、けっこう面倒な思いをしているようでした。
この話を聞いて私の秋の落ち葉拾いの面倒なことを思いだしました。そうだ!この剪定した葉っぱを貰えば、私の落ち葉拾いの手間はなくなるし、庭師の方もわざわざ市の焼却炉に持ち込む必要が無くなり1石2鳥ではないか。
知り合いの2人の庭師に話したら喜んで剪定した枝を持って来てくれる様になりました。以前から拾って来た落ち葉を菜園のそこら中に広げていたので葉っぱだらけでしたが、最近はそれに輪をかけた形の菜園となり、葉っぱの中に菜園があるといっても過言で無いような状態になっています。下の写真はイチゴを植えた風景です。一見平らな様に見えますが、実は畝の高さは20cmから30cmくらいあります。畝の間にはびっしりと剪定した葉っぱが押しこんであるのです。剪定のついでにやらされたらしい芝刈りの芝はイネ藁マルチの代りに利用させて頂きました。芝は腐りにくいのでイチゴの草マルチには最適です。

この状態を見ていただくとお分かりの様に畑は有り余る腐葉土でいっぱいです。土は有機質肥料でいっぱいの状態となり、化成肥料は不用ですので、余分な市の償却費を節約し、化成肥料を作るために必要な資源の消費削減にも役だっていると自負しています。
ただ、庭師の方が忙しい時は少々大変です。毎日の様に剪定したものが持ちこまれますので、野菜の畝の間に置くくらいでは間に合いません。果物の木の下など広い範囲に置いて行きますが、落ち葉でどんどん土地が高くなっているような気がします。
そのうち、隣の土地より50cmくらい高くなり苦情が出るかも知れません(冗談ですが)。
それでも、際限無く葉っぱが貯まっても困りますので、とりあえず、菜園の一角に持ち込み場所を決め、そこが空きになっていたら庭師の方が持ち込んで頂くが、満杯になっていたら処理が間に合わないということで市の方に持ち込んで頂くようなルールとしています。現在は、持ちこまれていれば大体は夕方菜園の何処かに移動し、概全量有効利用させて頂いてます。
以前は落ち葉拾いの他に、園芸店で10袋単位で腐葉土や堆肥を買い込んでいたのですが、最近は購入することは殆どなくなった事を考えると、せっせと処理し定期的に持ちこんでもらえるのは大変有りがたいと思っています。


油虫をたずねて3000m? - (2003年5月10日)
一口に油虫と言いますが、油虫の種類は実に多彩です。
アケビの新芽の幹の部分に多く発生するのは緑や赤っぽい動きの油虫で、手近づけると素早く移動したり、新芽から落ちたりして逃げます。しばらくすると又自力で戻ってきますので、油虫の中では数少ない機動力に富んだ種類と言えるでしょう。この種類は自力で素早く移動するだけにすぐ広い範囲に広がってしまいますが、密度は低く葉が縮れたりする被害はあまり目立ちません。
アンズ、梅、スモモ、モモ等の若葉に発生しやすいのは薄緑色の最も一般的なタイプです。動きはそれほど速くなく、主にアリさんにより葉から葉へ移動し、繁殖を補助してもらう見かえりとして樹木から吸収した栄養を与えています。ただし、動きは速く無いですが、大きくなるにつれて歩く速度も速くなるようで、これが沢山付いた葉を地面に落としておくと何時の間には葉から離れ木のほうに登って行きますので、退治したい場合潰すとかビニールの袋に入れて棄てるとかの注意が必要です。
以上の様な自力移動する種類の他に、羽化して飛ぶとき以外殆ど移動せず、拡散はもっぱらアリさんに頼っている種類もあります。梅やアンズの新鞘に付く灰色のタイプやネギ、ニラ等に付く真っ黒なタイプ、モモやスモモの葉に着く白っぽいタイプです。
以上の他にも大小、色さまざまあり、好みの植物も異なる多彩な種類があるのが油虫ですが、概ね初期の繁殖は羽化した生虫が飛び回って卵を産み付け、幼虫はアリさんの手助けにより拡散・大繁殖し、葉が硬くなり栄養が取れなくなるとまた成虫となって別のところに飛んでいきます。
野菜や果物を栽培する上で問題となるのは新芽が育つ大繁殖の頃です。油虫が栄養を吸収し吸収し野菜や果物の木を弱らせたり、ウイルス等の病気を持ちこむ為期待していた収穫が思う様に出来ない事が少なくありません。
油虫を駆除する為通常農薬を散布する訳ですが、私の菜園では不耕起栽培の主役であるミミズ等への悪影響を避けるため、農薬は接木部分の芽など極限られた部分以外農薬を散布しない事にしています。しかし、これで野菜や果物が上手く育つのか?何度か野菜等を育てた経験をお持ちの方はそう言う疑問を持つはずです。疑問は正しいのです。油虫の発生比較的少なく、まずまずの収穫を得られる年もありますが、放任では概ね悲惨な結果になります。野菜や果物の新鞘や葉が油虫だらけになり、薬が付いていないから安全とは言っても、べっとりとついた油虫を見ると食べるどころか触るのも嫌になるのが落ちです。
そこで我が家の菜園ではテントウムシに油虫退治をゆだねていますが、テントウムシも都合よく油虫の発生と同時に沢山来てくれるわけではありません。放任状態では、油虫が大発生しかなり悲惨な状態になってからおもむろに親が飛んできて、少し油虫を食べてから卵を産み付けます。産み付けられた卵が孵るのは結構早いのですが、幼虫が油虫を食べ始める頃には木全体が油虫で一杯という状態になりがちです。これはテントウムシにとっては最高の環境ですので、自然は上手く出来ているものです。
とはいうもののこれは菜園管理者に取っては嬉しい話ではありません。私はテントウムシさんには悪いですが少し自然に手を加え、人間に少し都合の良い様に誘導しています。
先ずは、アリさんの制限です。菜園の所々に置いてある直径20cmから30cm位(厚さは5cm位)の石をひっくり返してみると5割方の石の下には小さなアリがうじゃうじゃといて卵を育てています。これにアリ退治用粉末農薬を振り掛けます。これで直接薬のかかったアリは勿論、ほぼ巣全体のアリが駆除出来ます。 
次に、木の新鞘や葉に付いた油虫の削減です。初夏を迎えるにあたっての徒長した新鞘の選定を兼ね、油虫の付いている葉から先の部分を切り取ります。ここで切り取った部分を不用意に木の下に放置しないのが肝要です。切り取った油虫付きの新鞘はビニール袋などに入れておき焼却するか油虫が死滅するまでしばらく袋に入れっぱなしにしておきます。
今年も4月末から5月初めにかけて2回ほどこの処置を行いました。ところが今になって今年は例年にない異変に気付きました。
5月10日現在梅、アンズ、スモモ、モモ等油虫の好みの果樹を見ても油虫が殆ど見当たりません。そろそろテントウムシが大きくなり動き回っていても良い時期なのに、2mm位の小さなテントウムシの幼虫が元気無く葉の所々に見かけるのみです。
10日週間程前に油虫付きの葉を入れたビニール袋をそろそろ処分しようかと思い開けて見てびっくり、10mm位に大きく育ったテントウムシの幼虫が10数匹動き回っているではありませんか。たまたま、卵または孵化した直後のテントウムシのの幼虫が油虫の付きの葉に混じっていたようです。そこで原因がわかりました。木に付いている油虫を削除し過ぎたのです。その為、せっかく油虫が沢山いるところ産みつけられたテントウムシの幼虫は、孵化しても食料不足で大きくなれなかったのにたいし、油虫の塊の中に放置された駆除用ビニール袋の幼虫は豊富な食料でたちまち大きくなってしまったのでした。
さて果樹の油虫が殆どいなくなったのは良いとして、このままでは素直に喜べません。幼虫が育たないと来年のテントウムシが減る可能性があるからです。あせって菜園中を探しました。ところがいないのです。いるのはやせ細ったテントウムシの幼虫だけ。まだまだ葉っぱには卵の状態のテントウムシもいるのに、このままでは餓死するテントウムシも出てしまいます。
そこで今回のタイトルである油虫をたずねて3000里(ではない3000m)の決心となった訳です。ビニールの袋を用意し、3000mくらいは探す覚悟で自転車で出かけましたよ。ところが、居るもんですね。3000mどころか100mも行かない空き地の雑草に黒い油虫がびっしり付いているのが見つかりました。近所の若者が不審そうな目で見ている中で油虫付きの葉っぱを急いでビニール袋に詰め、急いで家に帰っり、孵化した直後の油虫の幼虫30匹くらいを同居させました。
大きくなったところで油虫のいる木に放してやろうと思っています(幼虫は木の幹に放してやると結構木の端の方まで油虫を探して動き回ります)。 でも木の方には既に幼虫が沢山いますので、もしかすると成虫になり飛び立つところまで育てるはめになるかも知れません。

ミイラ男のその後 - (2002年9月5日記)
2月に接木したミカン類の芽が順調に生育し、以下の様にミイラ男状態は解除されつつあります。まだ接木部のテープはそのままですが、新たに接木したポンカン、ユズ、花ユズ、金柑、八朔、早生ミカン、それに昨年接木した夏ミカンの新芽が生長し、早くも今年50cm程度の若枝になりました。今後種から育てているグレープやイヨカン等新規の接木を予定していますが、接木部の傷も癒え、包帯も取り外しつつありますので、どうやらミイラ男状態は解除されつつあります。今年は傷の痛みに耐えて良く頑張ったね。感動した!(一寸古いか?)

神社のお札? - (2002年3月21日記)
先日菜園の様子を見ていたら、隣の奥さんがミカンの木の方を指差し、「あれは何ですか?」と聞いてきました。最初なんのことか判らずよく聞いて見るとミカンの木にぶら下がっている品種名の名札や巻きつけてあるテープについて疑問を持った様です。どうやら神社なんかの木に沢山巻いてある占いとか、お祈りのお札と勘違いした様です。木の下にお地蔵様でも置いてお祈りしていると勘違いしたのかも。
なんの事は無い、今年はミカンに接木を沢山行った為、品種名の名札やテープが沢山付けてあっただけなのですが、しかし他人から見ると結構不思議であり少し不気味な感じがするのかも知れません。以下のようにミイラ男状態になっていますから、確かに知らない人から見るととても通常のミカンの木とは思えません。お隣さんとはしょっちゅう話しをするので気軽に聞いてきたのでしょうが、あまり話しをしない人なら隣は気味の悪い新興宗教でも始めたと思われかねませんね。ちょこっとコミニュケーションの大切さを再認識しました。
因みに今年は近所や行き付けの床屋さんから枝分けしてもらい、ユズ、ミカン、花ユズ、八朔、金柑、ポンカンを各3〜5箇所位ずつ一気に接木したのでこのようなおぞましい姿になってしまいました。来年あたりは八方美人にしてやるからねー。 意味が少し違うか?

枝のお裾分け - (2002年2月17日記)
今日近くの床屋さんに行きましたが、世間話や釣の話、菜園の話をするうちに、床屋さんで庭に色々なミカン類やスモモを植えているという話しになりました。その中で私の菜園にはないポンカンとモモの様に大きくなるスモモがあると言う事で、散髪終了時に他の客がいなかったので、両方の枝を少しわけていただきました。家に帰って早速接木しましたが、上手く行けば3月頃には芽が出て2,3年後には試食出来そうです。苗木屋さんに取っては迷惑でしょうが、近所や知り合いから枝を少し分けて頂くのはとても便利です。私も時々新しい種類の苗木を購入しますが、通販などで珍しい種類を購入すると結構値段が高く、購入した物はなかなか捨てがたい為、狭い菜園がジャングルの様になりがちです。枝を少し頂き既存の木の枝の一部に接木する事により、狭いスペースで色々な種類のものが楽しめます。

ひょうたんの栽培 - (9月19日記)
野菜、果物、花とその時々の気分に応じて手を広げてきましたが、今年は一寸したきっかけで知り合いからひょうたんの苗を貰い育てることになりました。苗を2本頂き葡萄棚の端に植えたのですが、一本は虫に食われてしまい育ったのは一本だけでした。苗を頂いた時期が遅かったためツルを這わせる場所がなく、葡萄と同居させることになり、決して条件は良くなかったとト思いますがそれでも下の写真のような立派なジャンボ瓢箪が実をつけました。計ってみたら長さ52cm、胴回り63cmあり堂々とした瓢箪になりました。これをどうするのと聞く人もいますが、いまどき瓢箪など実用価値があるわけがありません。もう少ししたら、なかを腐らせ種を抜き飾りでも作ってみようと思っています。今度小さな瓢箪を育て千成瓢箪でも作ってみようかな。豊臣秀吉の様に偉くなれるかも知れません?・・・それは無いですね。

イラガの大量発生 - (7月16日記)

果樹には毎年定期的に毛虫が発生するのですが、今年はこれまで経験した事が無いほどイラガが大量発生しました。6月中旬からスモモ、アンズ、柿、アケビの葉にイラガが次々に発生し、7月中旬を過ぎて下火にはなりましたが、まだ新規発生もあります。毎年発生が多いアメシロは今年の春から初夏は殆ど発生しませんでした。近所のお爺さんはこんなに発生したのは見たことが無いと言いながら、イラガの駆除を行っていましたが、我が家だけでなく大量に発生しているようで、たまたま私の菜園だけ蛾が多く生まれたわけでもなさそうです。多分今年の猛暑かなんかが関係しているのだと思いますが、理由は良くわかりません。行田の他の地域や県内外の状況も知りたいと思うのですが、イラガ発生情報などというのは見かけたことがありませんので、他の地域については残念ながら知るすべがありません。毛虫は概ね好きではありませんが、特にこのイラガは単に気持ちが悪いと言うほかに、触ると非常に痛みを感じる為特に警戒しています。孵化した後しばらくは集団で活動しており、食害された葉は白っぽい筋だけになるので一見して判りますので駆除が容易ですが、単独行動を取り始めると少々駆除が厄介になります。当菜園でも、集団で活動しているあいだに殆どは駆除しましたが、取りこぼしたぶんは単独行動を始めていました。半分位食べられた葉がところどころに見かけられ、その近くの葉に大部大きくなったイラガが散見されます。イラガを駆除すると同時に食害された葉も取り省くようにしています。そうすると、新たに食害された葉を見つけることにより、イラガの存在を確認することが出来ます。 
ごみ捨て場漁り - (6月24日記)
町内の燃えるゴミを出す場所の前を通る機会が多いのですが、初夏になると時々ゴミの中に庭木の選定枝が捨てられています。当然通常の家庭ではこの様な剪定枝は邪魔者でありゴミ以外の何物でもないわけですが、私の菜園にとっては貴重な資源です。あまり太い枝は望ましくないのですが、今年又は昨年延びた枝は菜園の野菜の回りや通路に敷いておくことによりマルチや肥料の役割を果してくれます。ゴミとして捨てると市の焼却炉でお金を使って燃やすわけです。というような感覚がありますので、ゴミ捨て場に選定枝が捨ててあると持ちかえる事が多いですが、一寸ゴミ箱漁りみたいで気後れする場合もあります。ささやかですが市の税金の支出削減、地球環境の悪化の減少に役立っていると思いながらも、心の片隅で感じるこの感覚は何なんだろう?理屈とは違った直感のような感じだと思いますが、多分日本人の悪い癖ですね。
バーベキューと灰作り - (4月22日記)
久しぶりに炭火で焼いた肉を食べたくなり庭でバーベキューを行った。魚に比べると肉類は好みではないのですが、焼きながら食べる肉は格別で、これは魚にも劣らず美味しいと思います。冷め気味の肉はあまり食べる気がしませんし、暖かくても鉄板の上で煮たような状態になるのはどうも好きになりません。脂身の多い肉を直接火で焼くのが最高の様に思います。というようなわけで、肉を美味しく食べる為のバーベキューですが、実はもう一つ目的がありました。それは山菜のアク出しに用いる灰の作成です。5時頃〜バーベキューを始め、食べるのは1時間位で終わり灰の作成を始めたのですが、灰の完成迄2時間位かかりました。大きな炭は次回の使用のため水をかけて保存し、小さな炭だけにしたのですが、それでも燃え尽きるまでには結構かかります。ビールを飲みながら、炭が灰になるまで掻き回すという暇なことをしたのですが、頭を空にしてじっくり火が消えていくの見るという無駄なことも、たまには良い時間の過ごし方ではないかとしみじみ感じました。単なる呑平のたわごとですね、これは。でも忙しい方もたまにはこのような無意味な時間を持つのも良いかもしんないですよ。
動物の超能力 - (4月9日記)
このところ暖かくなり、菜園に来る動物たちの数が増えてきました。これらの動物の行動を見ていると人間の能力からは想像も出来ない超能力のようなものを感じます。

普段殆ど見ることの無かった野鳩が枝豆の種を播いて2時間後くらいには早速姿を見せました。どうやって豆の存在を嗅ぎ分けるのか本当に不思議です。やはりにおいかな?

菜園に花が咲くと蜂が沢山来ます。どうやって見つけるのだろう? 偵察担当の蜂がいて、花を見つけると仲間に知らせるのかな?
ヒヨドリ等
花が咲いた頃必ず鳥が来て花を食べていますし、果物の実がなるとこれまた普段見かけない鳥たちが一斉に集まって来て実を食べます。毎年実のなる時期とかを覚えているのかな? 結構頭が良いですね。

隣の隣の家の犬 - (3月4日記)
私の家の隣の隣に何時も鎖につながれっぱなしの犬がいます。散歩に連れて行っいる気配は無く何時もその家の門のところ道に寝そべっています。日本古来の柴犬のようですが、少し大きいので秋田犬かなんかの雑種かも知れません。 門の中に犬小屋があり、雨の日や夜はその犬小屋の中に入っていますが、日中はほとんど道路脇のアスファルトに寝そべり通る人を横目で睨んで、時々変わった人が通ると吠えています。たまに来た売込みや郵便配達の人には大体吠えているようです。
私は時々近くを通るせいかちゃんと犬に危険人物で無いことが認識されているようです。通常はそばを通る時上目で見ていますが、たまに機嫌が良さそうな時は片足を上げて私のほうによってきます。何も上げたことが無いのですが、時々家族と間違え食べ物を催促しているのかも知れません。 通常の犬は散歩に連れていかないと欲求不満になり吠えまくるものと思っていましたが、この犬は性格が良いのかあきらめているのかそのようなチンピラじみたところが無く私としてはよその犬ながら愛着を感じています。
ところが一つ困ったことがあります。その犬はなんと道路をトイレ代りにしているのです。私が通るたびに15cmくらいの大きいのを5個くらい道路上で披露しているのです。
この為、私の家族、特にこのような事に神経質な者は時々この犬のことをけなし、嫌な犬だと言って文句を言っています。 私は通る時片足を上げられたりするのでどうも憎めません。そもそも、これは犬の責任ではないですね。やはり門の中につないで、トイレも門の中とするように飼い主が責任をもつべきものですね。私の様に農家で馬や豚や鶏の糞に囲まれて育った人間としては、道路上の○○もそれほど気にならないですが、市街地しか知らない人にとってはあまり気分の良い光景では無いと思いますので、やはり買主が配慮するしかありません。


菜園にも春の息吹が - (2001年2月記)
まだまだ寒い日が続いていますが、我が家のミニ菜園には春が忍び足で近づいている様です。微かな春の足音をご紹介したいと思います。
落ち葉の下になって良く判らなかったのですが、フキノトウが小さな蕾となって黄緑の顔を出しつつあります。チューリップほど勢い良く伸びませんが、着実に土から顔を持ち上げ大きくなりつつあります。
(2月25日記)
小梅の花が2,3個咲きました。我が家では小梅の白い小さな花が最初に咲き、次に少し白っぽさが残るピンクの限りなく梅に近いアンズの花が咲き、最後にピンクのアンズの花が咲きます。来週は満開の小梅の花を肴に花見酒でもしようかな・・・。
(2月24日)
フキ/ミョウガ、ワラビの間からチューリップの芽がいっせいに顔を出し始めました。大きな球根の芽は竹の子の様に先がとがった円錐計ですが、小さな球根の芽は早くも小さな葉が開いています。小さな球根は今年は花を咲かせず、来年のために球根に栄養を蓄えることになります。お店で粒の揃った球根を購入した場合の様にいっせいに同じようなきれいな花が咲くわけではないですが、色々な形の芽が出るのも自然で良いですね。
(2月23日)
菜園の縁取りに植えたクロッカスが落ち葉を持ち上げて来ました。まだ気の早いお兄さんたちだけですが、緑の小さな芽を1cm程伸ばしています。その中の1株だけ早くも黄色い小さな花を披露していました。頑張っていち早く菜園に彩りをお願いしますね。
(2月10日)

農閑期と雪かき(2001年1月記)

今年は例年より雪が多いらしく、1月に入ってからここ埼玉でも3回も雪が降りその都度結構積もりました。いつもの年なら、葉もの野菜を2,3畝作りビニールをかけて育てる事が多いのですが、今年は土、日になると雪が降りしかも数日凍ったまま残っているので、どうも畑に出る気がしません。 半分凍った雪を見ていると岩手の冬を思い出します。私の産まれ育ったところは、マイナス15℃位になるくらい寒いのですが、雪はあまり降らず畑の土が見えていたり、降ってもガチガチに凍り、雪面が凍りの上の様になります。 
当然、農作業等は出来ませんから、以前は冬になるとほとんどの農家の人はこちらの方に出稼ぎに来ていました。 そんな訳で人手がいないせいもあるでしょうが、少しくらいの雪が降ったくらいでは雪かきなどしたことがありません。 それに比べ現在私の住んでいる地域は随分雪かきが好きの様です。
27日から雪が降り始めた訳ですが、27日の朝は降り続いている中で朝7時頃から早くも行っていました。 一人が行うと回りの家でも行う様です。 我が家の前を残してきれいになっていました。 でも土曜日はあいにく1日中雪です。夕方まで降り続き夜みぞれになったわけですが、なんと隣はみぞれの降る夜に再度積もった雪の掃除を行っていました。 そして次の朝早く、さらに積もり今度は凍ったところでの雪かきです。 一体何がこのように絶え間ない雪かきにかりたてるか不思議に思い、色々考えてみました。 
これはどうも狭い地域の隣近所を気にする、又細かい事を気にする、典型的な日本人の性格からきているのではないかと・・・。誰かが始めると自分の家の前も雪かきしないではいられない、そんな気持ちになるのでしょうか? すっかり雪が上がって少し解けてからでも十分ではないかと思うのですが、これはものぐさなせいでしょうか? それとも北国育ちで多少の雪には慣れているせいでしょうか ? 
と、まーこんな意味のない暇な事を考える方が少しおかしいのかもしれませんね。 雪かき雪かき、隣に負けないよう雪かきしましょ、朝昼晩と一生懸命雪かきしましょ・・・ 

宮菜園を棲家とする猫(2000年12月記)
現在我が家の菜園には黒と白2色の猫が住みついています。住みついていると言ってもわりと毛並みが良いので野良猫では無い様です。ただそばによると直ぐ逃げますので、もしかすると野良猫かもしれません。
菜園の中の材木を少々積んだ屋根の有る場所や車のトランクの上(エンジンの上は温かいからでしょう)、又晴れた日は菜園に敷き詰めた落ち葉の上を休憩場所としているようです。
食事は堆肥場の生ごみです。堆肥場は廻りをブロックで囲い、1平米位の木のふたをしているのですが、そのふたをこじ開けて食事を確保しています。
家族はこの猫を毛嫌いしています。というのは、台所の生ごみを捨てに行くと当初はふたを開けた途端にこの猫が飛び出してきたり、車のトランクは猫の足跡だらけになったりしますし、時には屋根の有る材木置き場で子供を産んだりするからです。
以前私も菜園に出没する猫が嫌いで、2匹ほど捕まえて車で遠くに運んで(帰って来れない様)置いてきました。ところが猫がいなくなってほっとしていると今度は堆肥場にねずみが住みついてしまったのです。数匹住みついたらしく堆肥場にはねずみの穴が掘られ、捨てた生ごみは直ぐに食いつくされ堆肥の出来る余裕なんかありません。 おまけに、畑に植えたサツマイモを掘り出してみると穴だらけの状態です。畑もねずみの穴だらけになっており、困った状態になってしまいました。
そこで、今度はねずみ退治に精を出す羽目になってしまいました。網式のねずみ取りで3匹、鳥もちのような粘着式で2匹、猫いらずの薬で2匹(死骸を発見した分)計7匹を退治したらようやくねずみの姿が見えなくなりました。 その後1年位猫もねずみもいない平和な日々が続きましたが、1年位前から又猫が住みついています。
家族は相変わらず猫を嫌っていますが、私はどちらかというと猫様も捨てたものではないと思うようになり、ある意味で歓迎しながら住みついた猫に永住を認めています。
なぜなら生ごみを食べると言っても肥料としては邪魔な魚の骨などを食べるだけで野菜屑は食べないので、堆肥を作る邪魔にはならないし、何よりねずみが住みつかなくなったのは有りがたいと思っているからです。
車のトランクは相変わらず猫の足跡だらけでこれには少々閉口していますが、これくらいは大目に見なくてはという事で許すことにしました。 
車のトランクに登らなくなり、ついでに野菜を食べにくる鳥を追っ払ってくれるようになれば、我が家のミミズさん、カエルさん、蜘蛛さんに加え大切な益虫・益獣(?)になるのですが・・・。 特に今ごろの時期は後植えのブロッコリは3分の1位鳥に食われ無残な状態になっています。

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