観察記録 2010年6月2日
 病気の状況と対応
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観察記録− 2010年6月2日〜 病気の状況と対応

果物は概ね病気に弱い品種が多く、害虫と違い病原菌は目に見えないので、なかなか物理的に駆除を行う事は難しいので、発生すると対応に苦慮する事がおおくなります。
なるべくなら消毒しないで対策を行う様にしていますが、状況によっては消毒が必要な場合も有ります。ここでは発生した病気ほ様子と対応のご紹介を行っています。
尚、病気かどうか判らないが生育不良になった例や、高温・乾燥障害と思われる生育不良の例も記載しています。

モモの縮葉病 − 2010年4月29日撮影
春先に、モモの葉が火ぶくれの様になる症状です。ひどい場合は、木全体の葉がこのような症状になっている例も見かけます。被害の発生した部分の葉、又は新鞘ごと取り省いて棄却しています。早めに被害部を処理していると、多発はしないようです。

モミジイチゴ高温障害? − 2010年9月4日撮影
順調に生育していたもみじイチゴですが、写真の様に急に葉が茶色になり枯れてしまいました。高温・乾燥による障害と思いますが、本当にそれが理由かどうかは判りません。
正常なモミジイチゴ − 2010年9月4日撮影
同じ様な条件で育てているはずなのに、他のモミジイチゴは順調に生育しています。

プルーン高温・乾燥障害 − 2010年9月4日撮影
3週間程雨が降らず、35℃程度以上の日が続いていますので、暑さに弱いプルーンの苗木(別館に植付けたもの)がほぼ枯れた状態になってしまいました。慌てて潅水したのですが、時既に遅しかも知れません。
プルーン復活? − 2010年9月26日撮影
雨が降り、温度が下がってきたら根元付近から新芽が出てきました。何とか接木部より上で芽が出て来たので、冬前に成長し生き残って欲しいと思っています。

キウイの高温障害 − 2010年9月4日撮影
3週間程雨が降らず、35℃程度以上の日が続いていますので、別館に植付けたキウイの実が全滅状態で、枝も一部品種の接木した枝が枯れた状態になってしまいました。これはきりがなさそうなので潅水は行っていません。何とか潅水無しで育ってくれる事を期待し、枯れた品種は接ぎ直し覚悟です。
キウイ復活? − 2010年9月26日撮影
雨が降り、温度が下がってきたらところどころ新芽が出てきました。接いだ枝ごと枯れてしまった品種もある感じです。

ビワの高温・乾燥障害? − 2010年9月12日撮影
実生苗に接いだ大五星が急に枯れて来ました。高温・乾燥が関係していると思いますが、それだけかどうかは不明です。

ハスカップ高温・乾燥障害 − 2010年9月18日撮影
35℃程度以上の日が続いていますので、暑さに弱いハスカップ苗木の葉が一旦全部落ちてしまいました。慌てて潅水し、新芽が出て来た状態です。

ミカン高温・乾燥障害 − 2010年11月23日撮影
35℃程度以上の日が続き雨が殆ど降らなかった為と思われますが、写真の様に日の当たる方向が黒く変色してしまいました。ミカンも一部同様になっていますが、特に写真のデコポンがひどい状態になってしましました。乾燥気味にに植えた台木の、一部の木種で被害が発生しました。散水すれば防げたと思いますが、時既に遅しですね。

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