ヨトウムシ? − 2010年4月29日撮影
桑の若芽を食害しているのは、早春に発生するヨトウムシの様です。昼はあまり見かけないのですが、何時の間にかフキやウルイの葉を穴だらけにしたり、木に登って新芽を食害しているようです。見つけ次第捕殺していますが、なかなか完全駆除出来ないでいます。
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ウメエダシャク − 2009年6月22日撮影
今年はこの蛾が例年より多く見られたので、タモを振り回して10匹位捕捉・駆除しました。ネットで調べたらウメエダシャクという尺取虫の一種の様です。そういえば、スモモやサクランボの木で何匹か見つけました。ただ、あまり葉の被害は多くない様でした。 |
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ウメエダシャク幼虫 − 2010年5月5日撮影
ウメエダシャクの幼虫です。数が少ないので葉の食害はあまり目立ちませんが、分散しているので、一気に駆除は難しい様です。
見つけ次第、手で駆除しています。
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ヒメシンクイムシの成虫 − 2009年6月22日撮影
ナシヒメシンクイムシか又はその近隣種の様です。葡萄の葉のところでちょくちょく見かけたので、手やタモで捕捉・駆除しました。多分10匹以上は駆除したと思います。モモの新鞘の先端がだいぶ食害されていましたが、葡萄スカシバと異なり幹に食い入って春先に枝を枯らすような事は無いようです。 |
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ヒメシンクイムシの被害 − 2009年6月22日撮影
モモの新鞘の先端が食われてしまっています。おそら写真左のシンクイムシの幼虫による被害と思われます。
7月4日現在、まだまだ桃の新鞘先端が被害に有っています。 |
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ヒメシンクイムシの被害 − 2010年5月22日撮影
今年も被害が出始めました。2010年 NEW |
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アブラムシ被害(牛乳散布前) − 2010年5月4日撮影
バラの蕾の付近にアブラムシが付いていたので、試しに朝方牛乳を散布して見ました。2010年 NEW |
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アブラムシ被害〔牛乳散布後) − 2010年5月4日撮影
夕方確認したら、アブラムシの数は少なくなっていましたが、完全には取りきれていません。2010年 NEW |
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アブラムシ被害 − 2010年5月15日撮影
10日ほどしてから確認したらまだアブラムシの姿がちらほら見えます。牛乳散布では一時的に減っても、またすぐ増えてしまうようです。
結局、テントウムシの方が有効の様なので、別館で20匹ほど捕獲し、バラに放しました。
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テントウムシ − 2010年5月15日撮影
この2匹は、ここでアブラムシを食べた親が産卵したものの幼虫です。数が少ないので、全部のアブラムシを食べきることは出来なかった様です。アブラムシが全く着いていない枝や蕾も多かったので、食べていることは間違いないのですが、アブラムシの量が多すぎた様です。2010年 NEW |
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ヨコバイ − 2010年5月22日撮影
まだ小さいですが、今年もキウイにヨコバイが発生してきました。2回ほど木酢を散布して見ましたが、効果は見られません。
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ヨコバイ − 2010年7月4日撮影
相変わらずヨコバイが大量に発生しています。日当たりのあまり良くない、古い葉を好む様で、下の方の葉が食害され黄色っぽくなっています。取り敢えず、発生が多い葉を選び、オルトランをスプレーで散発的に散布しました。
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ヨコバイの被害 − 2010年5月22日撮影
一寸醜いですが、葉が少し黄色か茶色っぽくなっているのがヨコバイによる食害です。
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不明毛虫 − 2010年6月12日撮影
アシタバに名称不明の毛虫が発生していました。毎年、ウドに発生する2,3cmの緑っぽい毛虫になる種類の様でした。取り敢えず名前は不明です。2010年 NEW |
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不明毛虫 − 2010年7月3日撮影
アシタバに発生した名称不明の毛虫が少し成長した状態です。これくらいの大きさになるとどこかに行ってしまう様で、被害の葉だけが残っています。多分土にでももぐって、そのうち成長して悪さをしているのだと思っています。2010年 NEW |
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グンバイの被害の様子 − 2009年6月22日撮影
今年も梨、リンゴ、サクランボ等の葉がところどころ白くなる症状が見られるようになりました。 |
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グンバイの群生 − 2009年6月22日撮影
白っぽくなった葉の裏を見ると写真の様にグンバイがびっしりとついています。手で丹念にすりつぶしたり、葉ごと取り除きビニールの袋などに入れておきます。 |
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グンバイの群生 − 2009年6月22日撮影
少しだけ白っぽくなった葉も要注意です。よく見るとグンバイの子供たちがびっしり付いている事があります。 |
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イラガの食害痕 − 2009年6月22日撮影
イラガの食害された葉の様子です。写真では黒っぽいですが、下からみると少し白っぽく見えることもあります(特に葉の肉厚が少ないスモモ等)。日ごろから観察し、葉の異変をなるべく早く発見する必要があります。 |
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イラガの集団 − 2009年6月22日撮影
イラガの食害痕の近くには小さな幼虫が集団で食害しています。この時点で葉ごと切り取り駆除します。手でつぶしても良いですが、異常を発見しやすくする為、葉ごと切り取っておくほうが良い。 |
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イラガの移動 − 2009年6月22日撮影
ある程度葉を食べたところで次の葉を求めて集団で移動します。このように移動中のイラガを見つけたらつぶして駆除しておきます。
手の甲や腕に触ると痛いので気をつけてください。つぶすなら手のひらの皮の厚い方で行います。 |
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イラガの移動2 − 2009年6月28日撮影
もうすこしで新たな葉の位置に到着です。葉に到着すると左下の写真の様に新たな小集団としてまとまった後に葉の食害を始めます。 |
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イラガの小集団 − 2009年6月22日撮影
食害された葉のイラガを発見して駆除したからと言って安心は出来ません。大集団から分離した小集団が別の葉に移動している事があります。被害のある葉が見つかったら、念のため近くの葉も確認が必要です。 |
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イラガの集団 − 2010年7月3日撮影
今年も柿やスモモ、梨等にイラガが発生しています。食害された葉の近くの葉に移動し、新しい葉を食べようとしているところの様です。
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葡萄のクルマスズメ − 2009年6月28日撮影
クルマスズメが葡萄の葉を食べているところです。数も少ないし通常はあまり被害は大きくないのですが、接木部や幼苗が食害されると被害が大きいので、見つけ次第捕殺します。茶色の幼虫は比較的見つけ易いのですが、このように緑色のものはよく見ないと発見出来ません。 |
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クルマスズメの糞 − 2009年6月28日撮影
クルマスズメは見つけにくいので、写真の様に葉や地面に落とされている糞の観察も大切ですし、葉が変形しているような場合も注意が必要です。このような異常を見つけたら、近くの葉を捜してみると幼虫が見つかる事が多いです。 |
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葡萄のクルマスズメ − 2010年9月29日撮影
そろそろ蛹になる茶色のクルマスズメです。 |
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無花果のテッポウムシ − 2009年6月28日撮影
無花果の害虫と言えば表皮や幹を食害するテッポウムシ、シンクイムシ(親は概ねカミキリ虫の様です)が唯一、最悪のものです。春先には表皮の付近を食害するので比較的被害を発見し易く駆除も容易なのですが、この時期になると幹の中心部に食い入り容易に駆除出来なくなります。このように葉などに糞が貯まっていたら要注意です。 |
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テッポウムシの出入口 − 2009年6月28日撮影
テッポウムシの糞を見つけたらまず幹中心部への出入り口を捜す必要があります。 |
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テッポウムシ駆除剤 − 2009年6月28日撮影
穴を発見したら、長めのノズルが付いた駆除剤を用意します。有効害虫としてテッポウムシ、シンクイムシ等と表示してあるものが良いと思います。 |
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駆除剤のノズル挿入 − 2009年6月28日撮影
ノズルを穴に挿入します。 |
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ノズルの周りを密封 − 2009年6月28日撮影
ノズルの周りをチュウインガム等で覆い、薬剤噴射時によく中に入り込むようにします。薬剤注入後には、葉や幹に残っているテッポウムシの糞を取り除いておきます。一週間ほどして糞が貯まっていなければ駆除成功と考えて良いでしょう。尚、日ごろからカミキリムシの駆除や被害部を発見したら速やかに駆除し、虫の生息密度が増えないようにする事が大切です。 |
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7月4日に観察したところ、糞が見当たりませんでしたので、どうやら駆除に成功したようです。 |
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カミキリムシ − 2010年8月15日撮影
カミキリ虫の成虫が大量発生しています。昨年は駆除をいいかげんにしていた為か、特に目に付く感じです。枝を削っているのはなんかの合図でしょうか? 削った枝の付近に集まっている事が多いようです。 |
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カミキリムシ − 2010年8月15日撮影
捕獲したカミキリ虫です。2,3匹かたまっているときは、下側にポリ袋の口をあけておいて追い落とすと比較的スムーズに捕獲出来ます。手で取ろうとすると、逃げられて、そのまま飛んで行ってしまったり,土にもぐってしまったりするようです。 |
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ブドウスカシバ − 2010年7月11日撮影
ブドウの新鞘の葉が枯れたり、急に枯れた場合、ブドウスカシバ等の芯食い虫に要注意です。枝の途中が変色していたら、概ね其処に幼虫がいます。 |
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ブドウスカシバ − 2010年7月11日撮影
変色した枝の部分を割って見ると、ブドウスカシバ等の幼虫が新鞘を食い進んでいます。このような枝は早めに切り取り処分します。こまめに枝を確認し駆除する事により、徐々に発生が少なくなります。 |
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ザクロの芯食い虫 − 2010年8月1日撮影
ザクロの新鞘の先端部分が枯れています。良く見ると途中に小さな穴があいています。 |
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ザクロの芯食い虫 − 2010年8月1日撮影
枯れた枝を切ってみると中心に穴が開いています。 |
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ザクロの芯食い虫 − 2010年8月1日撮影
枯れた小枝を割ってみると小さな幼虫がいます。 |
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ザクロの芯食い虫 − 2010年8月1日撮影
これは新鞘から昨年成長した枝にまでシンクイムシが幹を食い進んでいる例です。8月頃から来年の春にかけてさらに太い幹まで食い進んでいくので、7月下旬までのまだ概ね新鞘を食い進んでいるうちに駆除するのが望ましいと言えます。 |
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アゲハの食害 − 2009年7月4日撮影
接木を行い、せっかく成長した葉が芯だけに・・・。 |
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アゲハの食害 − 2009年7月4日撮影
こちらは接木部の葉の根元まで食べられていました。またすぐ芽が出てくるので致命的では無いのですが、一寸憎い。と言ってもしばらく見回らなかった自分が悪いのですが。 |
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アゲハの老齢幼虫 − 2009年7月4日撮影
葉を食べつくしてこんなところをうろついていました。 |
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アゲハの幼齢幼虫 − 2009年7月4日撮影
これくらいの小さなうち、又はタマゴのうちに駆除するようこまめに見回らないとだめですね。特に苗木が小さいうちは。 |
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アゲハの老齢幼虫の糞 − 2009年7月4日撮影
葉が沢山有るところは食害が目立ちにくいのですが、このような糞を見つけたら近くにアゲハの大きな幼虫がいると思ってほぼ間違いありません。 |
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アゲハの老齢幼虫 − 2009年7月4日撮影
いましたよ、葉の陰に。 |
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アゲハのタマゴ − 2009年7月26日撮影
真ん中の葉の上の方に着いている丸い黄緑のものがアゲハのタマゴです。今回確認したら接穂の新芽に30個以上のタマゴが産み付けられていました。放っておくと接穂の新芽が丸坊主にされそうなので、タマゴを取り除くと同時に、新芽の部分にオルトランを散布しておきました。今後又タマゴを産み付けられても一ヶ月位は食害を防げる予定です。 |
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山椒のアゲハ − 2009年7月26日撮影
アゲハの被害は柑橘類が一番多いのですが、この写真の様に、山椒の葉に着くこともあります。2010年 NEW |
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アブラムシとハモグリバエ − 2009年7月26日撮影
こちらの接穂の若芽にはアブラムシが着き、さらにハモグリバエに食害されていました。このような接穂部分もオルトランを散布しました。 |
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アメシロ − 2009年7月19日撮影
葉がこのように白っぽくなっていたら、毛虫の被害の可能性が大ききので、早めの駆除が必要です。尚、これは柿の葉です。 |
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アメシロ − 2009年7月19日撮影
葉の裏を見ると孵化したばかりのアメシロの幼虫がびっしり付いています。1ヶ所に数百匹いますので、広がらないうちに駆除することが大切です。 |
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アメシロ − 2010年8月1日撮影
桑の木に発生したアメシロを見落として、少し大きくなった例です。まだ集団で行動しているので、駆除は比較的簡単です。 |
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アメシロ − 2010年8月1日撮影
まとめて大き目のビニール袋に入れ密封しておきます。数日すれば死滅します。 |
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カナブン − 2009年7月19日撮影
主に実を食べる品種、葉を食べる品種、小さい品種大きい品種等色々ですが、今年はどうも発生が異常に多い様です。本種は何時も見るカナブンと異なり緑色なのですが、ナカブンの一種と思っています。 |
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カナブン − 2010年8月13日撮影
今年初めて植えた宇宙芋の葉も食べています。カナブンは長芋の葉も好きな様ですが、宇宙芋の葉より好きな様です。 |
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不明毛虫 − 2010年8月7日撮影
ヤブガラシに大きな毛虫が付いていました。ヤブガラシを沢山食べてくれるのは良いのですが、無くブドウの苗にでも発生するとひとたまりもない感じですので、注意の為撮影・駆除を行いました。 |
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イラガ − 2009年8月30日撮影
タマゴから孵化したばかりのイラガです。これくらいなら、葉を取らないで手でつぶしておくだけでも良いのですが、綺麗な葉だけにしておくと、発生するとすぐ判るので、なるべく葉ごと取り除いています。 |
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イラガ − 2009年8月30日撮影
食害された葉の表側は白っぽくなっています。 |
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イラガ − 2009年8月30日撮影
少し大きくなったイラガです。これ位になると、別の葉に移動しているグループもありますので、食害痕の無い近くの葉も要チェックです。 |
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イラガ − 2009年8月30日撮影
食害された葉の表側は白っぽい部分のほか、茶色っぽくなっている部分もあります。 |
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イラガ − 2009年8月30日撮影
イラガが成長してくると、葉の端の方から食べますので、写真の様に葉の原型がなくなります。このような葉を見つけたら、イラガも大分大きくなっていますので、丹念に近くの葉を調べ駆除します。 |
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イラガ − 2009年8月30日撮影
イラガの幼虫を見つけたら、丹念に取りこぼしの無い様つぶしてしまうか、このように葉ごとビニール袋に入れて密封しておくようにしています。 |
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クルマスズメ − 2009年8月30日撮影
このところあまり見かけないと思っていたら、一匹緑色の大き目の幼虫がいました。 |
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ヘタムシの糞 − 2009年9月5日撮影
柿のヘタムシが食い入っている実のヘタの部分の糞です。ヘタムシに食害されると、熟期前に実が赤くなり落果します。 |
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ヘタムシの幼虫 − 2009年9月5日撮影
ヘタの部分の幼虫です。実が落果する前には別の実に移動し、落葉前に表皮の間などに入り込み繭を作ります。 |
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カミキリムシの成虫 − 2009年10月4日撮影
無花果の幹にへばり付いているカミキリムシです。多分タマゴを産み付けているのだと思います。この日は2匹捕殺しました。 |
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カミキリムシの幼虫 − 2009年10月4日撮影
そこらじゅう虫糞だらけでした(大きさは2mm〜1cm位でまちまち)。とりあえず、20匹ほど駆除しましたが、続けて駆除が必要です。
カミキリムシが寄り付かない薬でもあればよいのですが・・・。 |
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