観察記録 2009年7月12日
 柑橘類の新顔
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観察記録− 2009年7月12日 柑橘類の新顔


今年も穂木を頂いたり苗を購入したりして幾つかの新顔が仲間に加わりました。色々な時期に接木した穂木の芽が一応出揃いましたので、新しいメンバーの様子を披露することにしました。メイン台木の方は、少し勢力が出て接木も出来る様になって着ましたが、今年はメイン台木への接木は行わず、主に若木のハッサク台に接木しました。樹が若い事もありますが、ハッサク台は細枝があまりなく、新鞘は太めに育つので、台木としては有望と思います。これとは逆に、ポンカンの様に細い枝が沢山出てあまり接木の台木としては適さない品種もあり、多品種接ぎを予定するなら、台木を選んだ方が良さそうです。 

はるか − 2009年7月11日撮影
5月5日に接いだはるかです。日向夏の偶発実生との事で鮮やかな黄色、酸味の少ない上品な甘さのある品種という事です。デコポンより小さいが少し突起があるようです。
はるみ − 2009年7月11日撮影
5月5日に接いだはるみです。ぽんかんと清見オレンジの交配種という事です。デコポンの兄弟種という事で甘みが強く美味しい品種で、みかんの様に皮を簡単にむいて食べられる品種という事です。

紀州小ミカン − 2009年7月11日撮影
2月8日に接いだ紀州小ミカンです。小型の甘いミカンとのことです。既に保有している紀州ミカンと同じかもしれません。
興津早生 − 2009年7月11日撮影
2月8日に接いだ興津(オキツ)早生です。宮川早生より5日ほど熟期が早く。酸味、甘みとも濃厚な味とのことです。広く栽培されている品種。

レモン − 2009年7月11日撮影
左は5月5日に接いだリスボン、右は5月6日に接いだポンテローザです。
三宝柑 − 2009年7月11日撮影
左は2月14日に接いだ三宝柑です。江戸時代から和歌山県で門外不出の柑橘として栽培されていた品種のようです。上品で美味しい品種との事ですが皮が厚く種が多いと言う事です。

白柳ネーブル − 2009年7月11日撮影
3月16日に接木しましたが、樹勢が強い様で、既に台木より接穂の方が太くなりました。ネーブルの中では晩生の品種です。
スイートスプリング − 2009年7月11日撮影
5月16日に接木しました。ハッサクと温州ミカンを掛け合わせた品種とのことで、緑色でも酸味が少なく甘い品種という事です。

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