ウメエダシャク − 2009年6月22日撮影
今年はこの蛾が例年より多く見られたので、タモを振り回して10匹位捕捉・駆除しました。ネットで調べたらウメエダシャクという尺取虫の一種の様です。そういえば、スモモやサクランボの木で何匹か見つけました。ただ、あまり葉の被害は多くない様でした。 |
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ヒメシンクイムシの成虫 − 2009年6月22日撮影
ナシヒメシンクイムシか又はその近隣種の様です。葡萄の葉のところでちょくちょく見かけたので、手やタモで捕捉・駆除しました。多分10匹以上は駆除したと思います。モモの新鞘の先端がだいぶ食害されていましたが、葡萄スカシバと異なり幹に食い入って春先に枝を枯らすような事は無いようです。 |
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ヒメシンクイムシの被害 − 2009年6月22日撮影
モモの新鞘の先端が食われてしまっています。おそら写真左のシンクイムシの幼虫による被害と思われます。
7月4日現在、まだまだ桃の新鞘先端が被害に有っています。 |
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グンバイの被害の様子 − 2009年6月22日撮影
今年も梨、リンゴ、サクランボ等の葉がところどころ白くなる症状が見られるようになりました。 |
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グンバイの群生 − 2009年6月22日撮影
白っぽくなった葉の裏を見ると写真の様にグンバイがびっしりとついています。手で丹念にすりつぶしたり、葉ごと取り除きビニールの袋などに入れておきます。 |
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グンバイの群生 − 2009年6月22日撮影
少しだけ白っぽくなった葉も要注意です。よく見るとグンバイの子供たちがびっしり付いている事があります。 |
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イラガの食害痕 − 2009年6月22日撮影
イラガの食害された葉の様子です。写真では黒っぽいですが、下からみると少し白っぽく見えることもあります(特に葉の肉厚が少ないスモモ等)。日ごろから観察し、葉の異変をなるべく早く発見する必要があります。 |
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イラガの集団 − 2009年6月22日撮影
イラガの食害痕の近くには小さな幼虫が集団で食害しています。この時点で葉ごと切り取り駆除します。手でつぶしても良いですが、異常を発見しやすくする為、葉ごと切り取っておくほうが良い。 |
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イラガの移動 − 2009年6月22日撮影
ある程度葉を食べたところで次の葉を求めて集団で移動します。このように移動中のイラガを見つけたらつぶして駆除しておきます。
手の甲や腕に触ると痛いので気をつけてください。つぶすなら手のひらの皮の厚い方で行います。 |
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イラガの移動2 − 2009年6月28日撮影
もうすこしで新たな葉の位置に到着です。葉に到着すると左下の写真の様に新たな小集団としてまとまった後に葉の食害を始めます。 |
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イラガの小集団 − 2009年6月22日撮影
食害された葉のイラガを発見して駆除したからと言って安心は出来ません。大集団から分離した小集団が別の葉に移動している事があります。被害のある葉が見つかったら、念のため近くの葉も確認が必要です。 |
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葡萄のクルマスズメ − 2009年6月28日撮影
クルマスズメが葡萄の葉を食べているところです。数も少ないし通常はあまり被害は大きくないのですが、接木部や幼苗が食害されると被害が大きいので、見つけ次第捕殺します。茶色の幼虫は比較的見つけ易いのですが、このように緑色のものはよく見ないと発見出来ません。 |
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クルマスズメの糞 − 2009年6月28日撮影
クルマスズメは見つけにくいので、写真の様に葉や地面に落とされている糞の観察も大切ですし、葉が変形しているような場合も注意が必要です。このような異常を見つけたら、近くの葉を捜してみると幼虫が見つかる事が多いです。 |
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無花果のテッポウムシ − 2009年6月28日撮影
無花果の害虫と言えば表皮や幹を食害するテッポウムシ、シンクイムシ(親は概ねカミキリ虫の様です)が唯一、最悪のものです。春先には表皮の付近を食害するので比較的被害を発見し易く駆除も容易なのですが、この時期になると幹の中心部に食い入り容易に駆除出来なくなります。このように葉などに糞が貯まっていたら要注意です。 |
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テッポウムシの出入口 − 2009年6月28日撮影
テッポウムシの糞を見つけたらまず幹中心部への出入り口を捜す必要があります。 |
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テッポウムシ駆除剤 − 2009年6月28日撮影
穴を発見したら、長めのノズルが付いた駆除剤を用意します。有効害虫としてテッポウムシ、シンクイムシ等と表示してあるものが良いと思います。 |
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駆除剤のノズル挿入 − 2009年6月28日撮影
ノズルを穴に挿入します。 |
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ノズルの周りを密封 − 2009年6月28日撮影
ノズルの周りをチュウインガム等で覆い、薬剤噴射時によく中に入り込むようにします。薬剤注入後には、葉や幹に残っているテッポウムシの糞を取り除いておきます。一週間ほどして糞が貯まっていなければ駆除成功と考えて良いでしょう。尚、日ごろからカミキリムシの駆除や被害部を発見したら速やかに駆除し、虫の生息密度が増えないようにする事が大切です。 |
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7月4日に観察したところ、糞が見当たりませんでしたので、どうやら駆除に成功したようです。 |
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アゲハの食害 − 2009年7月4日撮影
接木を行い、せっかく成長した葉が芯だけに・・・。 |
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アゲハの食害 − 2009年7月4日撮影
こちらは接木部の葉の根元まで食べられていました。またすぐ芽が出てくるので致命的では無いのですが、一寸憎い。と言ってもしばらく見回らなかった自分が悪いのですが。 |
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アゲハの老齢幼虫 − 2009年7月4日撮影
葉を食べつくしてこんなところをうろついていました。 |
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アゲハの幼齢幼虫 − 2009年7月4日撮影
これくらいの小さなうち、又はタマゴのうちに駆除するようこまめに見回らないとだめですね。特に苗木が小さいうちは。 |
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アゲハの老齢幼虫の糞 − 2009年7月4日撮影
葉が沢山有るところは食害が目立ちにくいのですが、このような糞を見つけたら近くにアゲハの大きな幼虫がいると思ってほぼ間違いありません。 |
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アゲハの老齢幼虫 − 2009年7月4日撮影
いましたよ、葉の陰に。 |
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アゲハのタマゴ − 2009年7月26日撮影
真ん中の葉の上の方に着いている丸い黄緑のものがアゲハのタマゴです。今回確認したら接穂の新芽に30個以上のタマゴが産み付けられていました。放っておくと接穂の新芽が丸坊主にされそうなので、タマゴを取り除くと同時に、新芽の部分にオルトランを散布しておきました。今後又タマゴを産み付けられても一ヶ月位は食害を防げる予定です。 |
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アブラムシとハモグリバエ − 2009年7月26日撮影
こちらの接穂の若芽にはアブラムシが着き、さらにハモグリバエに食害されていました。このような接穂部分もオルトランを散布しました。 |
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アメシロ − 2009年7月19日撮影
葉がこのように白っぽくなっていたら、毛虫の被害の可能性が大ききので、早めの駆除が必要です。尚、これは柿の葉です。 |
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アメシロ − 2009年7月19日撮影
葉の裏を見ると孵化したばかりのアメシロの幼虫がびっしり付いています。1ヶ所に数百匹いますので、広がらないうちに駆除することが大切です。 |
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カナブン − 2009年7月19日撮影
主に実を食べる品種、葉を食べる品種、小さい品種大きい品種等色々ですが、今年はどうも発生が異常に多い様です。本種は何時も見るカナブンと異なり緑色なのですが、ナカブンの一種と思っています。 |
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カナブン − 2009年7月19日撮影
本画像はキウイの葉を食外された様子ですが、キウイの他、葡萄、スモモの葉も好む様です。 |
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イラガ − 2009年8月30日撮影
タマゴから孵化したばかりのイラガです。これくらいなら、葉を取らないで手でつぶしておくだけでも良いのですが、綺麗な葉だけにしておくと、発生するとすぐ判るので、なるべく葉ごと取り除いています。 |
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イラガ − 2009年8月30日撮影
食害された葉の表側は白っぽくなっています。 |
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イラガ − 2009年8月30日撮影
少し大きくなったイラガです。これ位になると、別の葉に移動しているグループもありますので、食害痕の無い近くの葉も要チェックです。 |
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イラガ − 2009年8月30日撮影
食害された葉の表側は白っぽい部分のほか、茶色っぽくなっている部分もあります。 |
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イラガ − 2009年8月30日撮影
イラガが成長してくると、葉の端の方から食べますので、写真の様に葉の原型がなくなります。このような葉を見つけたら、イラガも大分大きくなっていますので、丹念に近くの葉を調べ駆除します。 |
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イラガ − 2009年8月30日撮影
イラガの幼虫を見つけたら、丹念に取りこぼしの無い様つぶしてしまうか、このように葉ごとビニール袋に入れて密封しておくようにしています。 |
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クルマスズメ − 2009年8月30日撮影
このところあまり見かけないと思っていたら、一匹緑色の大き目の幼虫がいました。 |
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ヘタムシの糞 − 2009年9月5日撮影
柿のヘタムシが食い入っている実のヘタの部分の糞です。ヘタムシに食害されると、熟期前に実が赤くなり落果します。 |
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ヘタムシの幼虫 − 2009年9月5日撮影
ヘタの部分の幼虫です。実が落果する前には別の実に移動し、落葉前に表皮の間などに入り込み繭を作ります。 |
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カミキリムシの成虫 − 2009年10月4日撮影
無花果の幹にへばり付いているカミキリムシです。多分タマゴを産み付けているのだと思います。この日は2匹捕殺しました。 |
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カミキリムシの幼虫 − 2009年10月4日撮影
そこらじゅう虫糞だらけでした(大きさは2mm〜1cm位でまちまち)。とりあえず、20匹ほど駆除しましたが、続けて駆除が必要です。
カミキリムシが寄り付かない薬でもあればよいのですが・・・。 |
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